私にとって手ぬぐいは、昔からどこか馴染みのある存在でした。
その理由のひとつに、子どもの頃に習っていた剣道の記憶があります。
面をかぶる前に、頭に手ぬぐいを巻く。きゅっと結んで気持ちを整える。その感覚は、今でも手ぬぐいを見るとふっと蘇ります。
一枚の布なのに、私にとって手ぬぐいはちょっと特別なもの。
そんな想いもあり、今では何枚かの手ぬぐいを持っています。柄や色に惹かれて選ぶ時間も楽しく、その日の気分に合わせて使っています。
そして今回新しく迎えたのが、このMustakivi (ムスタキビ) のレモン。
ぱっと目を惹く鮮やかなイエローと、白のバイカラー。なんとも大胆で清々しい……!
手ぬぐいらしい素朴な雰囲気はありながら、すっきりと爽やかな印象で、元気をもらえるような色合いに一目惚れしてしまいました。
とっても頼れる、働きもの
手ぬぐいの良さは、なんといっても薄くて軽く、気軽に持ち歩けるところです。
ハンカチのように持ち歩きやすく、それより少し大きい手ぬぐいは、一枚あるだけでぐっと使い勝手が広がります。
汗を拭いたり、お昼を食べるときの敷物にしたりと、日々のさまざまな場面で活躍してくれます。
私が好んで持っていく場所は、銭湯です。
さあ銭湯に行こ~っとなったときに、こまごました物を準備する中で、手ぬぐいを選ぶ時間はいつも少しうきうきします。
今日はこの色にしようかな、この柄かな、と、そんなふうに選んでいる時間も、銭湯へ向かう楽しみのひとつです。
銭湯では、手ぬぐい一枚がとても頼りになります。
体を洗った後、湯船から上がるときには、手ぬぐいでさっと水滴を拭き取ります。ぎゅっと絞れば、またすぐに乾いてくれるのも嬉しいところ。
薄くて軽いから、バッグに入れてもかさばらない。それなのに、体を拭いたり、髪をまとめたり、少し休憩するときに膝にかけたりと、とっても働きものです。
布一枚なのに、こんなに頼れるなんて。そんなことを思いながら、今日もバックに一枚忍ばせてます。
部屋の中に、小さな彩り
家の中では、目隠しとして使うこともあります。
棚の中の細々したものや、カゴに入れた日常品など、雑多なものにさっとかけるだけ。
布のやさしい表情のおかげで、生活感がやわらぎ、空間がすっきりと整って見えるんです。
だからこそ、色選びも楽しみのひとつ。
今回選んだレモン色は、部屋の中でアクセントになって、明るい空気を運んでくれるような色です。
目隠しとして使うだけでなく、好きな色を取り入れることで、空間を柔らかくしてくれます。
実用的なものだからこそ、好きな色を選ぶことで生活がちょっと楽しくなる。
そんなところも、この手ぬぐいのいいところだな、と感じています。
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一枚の布なのに、そこから広がる小さな楽しみ。
実用的でありながら、暮らしの中に彩りを添えてくれる、そんな存在です。
その日の気分や暮らしに合わせて、好きな一枚を選ぶ。その楽しみをこれからも大切にしていきたいと思っています。