ブレたり、揺らいだりしながら
言葉に確かめられて
私たちが大好きな「あの人」のいまの生き方に迫る、ドキュメンタリー番組『うんともすんとも日和』、第60弾をお届けします。
今回は、編集者・コピーライターとして活躍されている山村光春(やまむら みつはる)さんにお話を伺いました。東京や大阪、長野などでの生活を経て、現在は東京と福岡での二拠点生活をしながらお仕事をされています。
そんな山村さんがノートに書いた「心と身体と頭を連動させる」という言葉の意味とは。


雑誌『Olive』のライターを経て、フリーランスの編集者として長年言葉を紡いできた山村さんですが、かつては悲観的な自分がずっといて、周囲に強い引け目を感じながら生きてきたのだそう。
山村さん:
「世界中の人たちに嫌われてるっていうようなことをよく思うことが、以前あったんですよね。調子に乗ってると思われるのがすごく怖かった。ライターという職業柄でもあるのか『自分なんか』って話ですよね」
そんな「自分なんか」という思いから常に引き戻し、支えてくれたのが「言葉」でした。
幼い頃から本を読み、文章を書くのが好きだった山村さんは、フレーズや物語の持つ力に心をほだされ、救われてきたのだと振り返ります。


山村さん:
「自分が好きだったものに対して、世の中の空気や時代の流れが変わって『これをするのってダサいよね、イケてないよね』みたいになることもあると思うんです。
だからといって引け目を感じたり、そのことを手放してなかったことにしようとしたりするのは勿体ないなと思っていて。いつか報われる時が来るんじゃないかなって。僕は言葉にそれを確かめられて、救われたところがあるんです」
今でも人の言葉や影響を受けやすく、時に揺らいだりブレたりすることもあるという山村さん。けれど、山村さんはその揺らぎさえも肯定的に受け止めています。
山村さん:
「言葉ってすごいそれもいいんですよ。『人によるよね』『とも限らないよね』みたいなことで自分を矯正しているんです。傷つけられたり辛い気持ちになることもあるけれど、感じやすいということは、この仕事をする上での恩恵でもあるなって。それごと引き受けられる、そんな感じがしています」
様々な場所での暮らしを経て、現在は日々のなかで「身体を動かすこと」と「思考を巡らせること」をとても大切にしているんだとか。
詳しいインタビューや暮らしの様子は、ぜひ動画本編にてお楽しみください。
オリジナルドキュメンタリー、いかがでしたか?
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山村光春
1970年生まれ。東京と福岡での二拠点生活をしながら、編集者・コピーライターとして活動する。雑誌「オリーブ」のライターを経て、広告や書籍、各メディアなどの編集と執筆を手がける「BOOKLUCK」を立ち上げる。




