【リネンと暮らす】第2話:リビングにもキッチンにも♪リネンを取り入れた暮らしの風景

編集スタッフ 二本柳

honban_linen__C1A0841写真 木村文平

全3話で、リネン製品の専門店「LINEN&DECOR」店主の菊川博子(きくかわ ひろこ)さんにリネンの魅力をお聞きしています。

第2話では菊川さんのご自宅にお邪魔して、上質で洗練された大人テイストの印象でリネンを取り入れるコツをお聞きすることにしました。

 


第2話
素敵なリネンの取り入れ方


 
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1つの素材に統一するよりも……

コーディネーターの仕事をしながら、これまで100軒以上ものお家を見てきたという菊川さん。世界中のインテリアアイテムに触れるなかで特に惹かれたのが、控えめな光沢感が魅力のリネンという素材でした。

でも一方で、専門店を営むほどの菊川さんでさえ「リネンって難しいな」と思うことがあるのだそう。

というのは、リネンだけを集めてしまうと、ともするとどこか野暮ったくなってしまうから。

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「そこでオススメしているのが、異素材と組み合せるということなんです」

honban_linen__C1A0797柄物のクッションだけはコットン素材

たとえばクッションなら、シルクとリネンを組み合わせてみる。冬はリネンだけだと寒々しいからファーと一緒に。カーテンがリネンならタッセルは真鍮の素材を選ぶ。

何もかもリネンだらけ、としないのがポイントのようですね。

リネンは懐が広く、どんな素材とも組み合せがきくので、異素材をミックスさせると無難にならず洗練された印象を出すことができるそうです。

honban_linen__C1A0833タイシルクとリネンの組み合せ

honban_linen__C1A0837ファーとリネンの組み合せ

 

この素材だから「色」にチャレンジ!

リネンというと生成りや白といった、ナチュラルな色味のイメージが強いですよね。

菊川さん自身も昔はモノトーンを選ぶことが多く、服もほとんど黒か白しか着なかったそうですが、最近は「色」を積極的に取り入れるのが気分に合っているのだとか。

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リネンの素材感と、アンニュイな色味。これがとてもマッチして素敵なので、ふだん色物に抵抗がある人もトライしてもらえたら、と思います」

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「素材がリネンだから派手になりすぎないんですね。爽やかで夏にぴったり!」

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「そうなんです。ちなみにその時の選び方ですが、最初から大きなものを買ってしまうと、家の中に置いてみて『なんだか違ったかな?』となる時もありますよね。だからベッドならピローケースから。タオルならハンドタオルから、といった具合に小さなものから試すことをオススメしたいです」

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和のものと合わせるなら・・・

リネンは洋風のもの?いえいえ、畳の和室でもこの素材は似合うそうなんです。

なかでも和と相性が良いというのが、墨色のリネン

和室に置くインテリア小物にはもちろん、和食器と組み合わせるテーブルアイテムとしても重宝するのだとか。

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「夫は和のテイストが好きで、食卓も和食が多い。だから我が家でも墨色は大活躍です。ほら、なかなかしっくりくるでしょう?」

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「でもね、リネンの凄いところは、どんな雰囲気にも姿を変えること。同じ一枚でフレンチにも、和風にも、どうにも対応するのがリネンなんですね。

たとえば同じ墨色も、合わせるのが洋風のお皿だと・・・」

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「すごい!全然雰囲気がちがって見える」

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「面白いですよね。だから私もイメージをあまり固めたくないと思っていて。

たとえば我が家は我が家のテイストがありますが、それはあくまで一例。本当に自分が心地いいな、と思う雰囲気に合わせていけば良いと思うんです」

 

キッチンのリネン、菊川さんの普段使い。

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次はキッチンまわりのリネンを見せていただきました。

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「双子の妹がパン教室を開いているのですが、彼女がパンをリネンに包んで食卓に出しているのを見て。それを真似しています。

せっかくの焼きたてが冷めないように、というのと、もしかしたら紙よりも布の方がパンの水分を吸収して良いのかもしれませんね」

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「トースターで焼いた直後の食パンで試したいです!」

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「それから大事な食器は、お皿の間に1枚はさんだり・・・」

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「収納棚の下にもリネンを敷いて食器を守っています。見た目も良いですよね」

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「ワイングラスなどの繊細な食器は、洗ったあとの水気をリネンで拭き取ります。リネンなら食器の表面を傷つける心配がないし、水の吸い取りも抜群。グラスを拭きあげた後のクリスタルの輝きを見るのが楽しみです」

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「吸水性もよくて、すぐ乾く。キッチンにぴったりな素材ですね」

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「LINEN&DECOR」店主の菊川博子さんに、ご自宅でリネンをどのように取り入れているかを詳しく見せていただきました。

・異素材と組み合わせて使う。
・積極的に色を楽しんでみる。
・合わせるものを変えて、様々な表情を引きだす。

ナチュラルな魅力は生かしながら、洗練された大人テイストのインテリアに仕上げるコツ。それは上の3点にあったように思います。

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次回の第3話では、気になるお手入れ方法について教えていただきました。

リネンはお手入れも難しくなく、お家での洗濯も簡単。

でもちょっとしたポイントをおさえておくと、それだけで風合いがだいぶ違ってくるようですよ。

(つづく)


もくじ

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菊川博子

「LINEN&DECOR」代表。暮らしの美しさを作る大人のためのホームリネンの他、ガラス・オブジェ、ラタン・ファニチャー、タッセルなど天然素材ならではのテクスチャーを大切にしたアイテムを幅広く展開する。お店のウェブサイト:http://www.linenanddecor.net/


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