【料理家さんの定番おやつ】旬の果物を楽しむ、ビスケット生地の「フルーツデザート」レシピ
編集スタッフ 塩川
秋の味覚を満喫できる「フルーツコブラー」
料理家・熊崎朋子(くまざきともこ)さんに教わる、発酵いらずのクイックブレッドをご紹介しています。
本日は「フルーツコブラー」のレシピをお届けします。コブラーとはアメリカの伝統的なおやつで、各家庭によってレシピや見た目が異なる、まさにアメリカのお母さんの味と呼べるスイーツ!
お好きな果物の上にビスケット生地をのせて、オーブンで焼くだけ。サクサクホロリとした生地の食感に、フルーツの甘みや果汁がじゅわっと広がり、秋の味覚を満喫できるおやつですよ。
材料(15cm×15cmの耐熱皿、1枚分)
[A]
薄力粉 … 100g
ベーキングパウダー … 小さじ 1
砂糖 … 大さじ2
塩 … ひとつまみ
生クリーム … 70g
バター(冷やしたままで) … 40g
りんご … 200g
グラニュー糖 … 大さじ1
バター … 15g
レモン汁 … 大さじ1
ぶどう … 6個
くるみ(ローストしたもの) … 5粒
下準備
・りんごは5mm厚のいちょう切りにする。バターを溶かしたフライパンに、りんごとグラニュー糖とレモン汁を入れてソテーし、火が通ったら耐熱皿に並べる。
・ぶどうは半分に切って種を取り、りんごの上に並べる。さらに砕いたくるみを散らす。
▲お皿はティーマのスクエアプレートを使用しています(イエローは熊崎さん私物になります)。
・オーブンを200度に予熱しておく(※)。
・オーブンの天板に、クッキングシートを敷いておく。
※オーブンの温度は電子オーブンを使用した場合の温度です。ガスオーブンの場合は20度程低く設定し、焼き加減を調整してください。なお、オーブンの性質により焼成時間は異なる場合がございます。
作り方
[1]ボウルに[A]の材料(粉類)を合わせて泡立器でよく混ぜる(ふるってもよい)。バターをボウルに入れ、粉をまぶしながら小さくちぎる。さらに粉とすり合わせるようにし、さらさらの状態にする。
[2]生クリームをほんの少し残して加え、ゴムベラで切るように合わせる。だいたい合わさったところで残りの生クリームを加えて混ぜ、手にかえて生地をまとめる。冷蔵庫で5分ほど生地を冷やして落ち着かせる。
[3]生地の両面に薄力粉(分量外)を少量まぶし、手で2cmほどの厚さに伸ばす。
[4]丸い型で生地をくり抜き(型を使わずに包丁で四角や三角に切ってもよい)、耐熱皿の上に並べる。残った生地は手で数個にまとめて、クッキングシートの上に並べて一緒に焼く。オーブンの上段に入れ、30分焼く。
洋梨やいちご、好きな果物でアレンジOK!
熊崎さん:
「アツアツのうちにお皿に取り分け、アイスクリームや生クリームを添えていただきましょう。
りんごとぶどう以外にも、家にある果物や、お好きな果物でアレンジが楽しめるおやつです。洋梨とりんご、いちごと金柑、いちじくとぶどうなどの組み合わせもおすすめですよ」
※今回、登場した器など:熊崎さん私物
料理家 熊崎朋子(くまざきともこ)
横浜市でパン教室「kona salon」を主宰。今年で10周年になる。気負わず作れて飽きない味わいを持つ、ホームメイドならではの素朴で愛らしいパン作りと、パンを楽しむ家庭料理を提案している。 http://konasalon.jp
▽熊崎朋子さんの著書はこちら
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