【店長コラム】ライフスタイルの変化に、本能は備えようとする?

大げさな言い方かもしれないけれど、取り憑かれたようにして、なにかに向かってしまうということはないだろうか。
自分の意思のチカラでそうしているというよりは、もっと深いレイヤーのなにかに突き動かされるように、そうしてしまうイメージ。
年末年始の休みのあいだ、わたしはまさにそういう経験をしていました。
つくりたかったのは扉の向こう側の「余白」

年末年始の休暇のあいだ、わたしがなにかに突き動かされるようにして向かっていたのは「家のなかに余白をつくる」ということ。
特に押し入れの中身など「表からは見えない部分」についての余白です。
具体的には以下の3段階でした。
◎引き出しや本棚、あらゆる収納ケースの中身を見直して、実はもう手放してもいいものはないか探す
◎そうして余白が生まれたら、いま一度、モノの定位置を決め直したり、収納のあり方を変えてみたりする
◎さらに残った余白は、当面は、埋めてしまわずにそのままとする
どうして、こんなにも「いま」余白をつくりたいと思ったのだろう?と考えてみると、たしかに思い当たることがあります。
それは、この春から息子が小学生になることで我が家が経験するであろう、ちょっとしたライフスタイルの変化についてです。
きっと朝起きる時間も変わる。朝の出勤前にやらなきゃいけないこと、夜、会社から帰ってきてからやらなきゃいけないことも変わるかもしれない。
家族3人ともが、慣れない新しいことに向かう日々で疲れてしまうことだってあるかも……。
そんなとき、できることなら「身動きがとれない」ような感覚に支配されてしまわないように、せめて家のなかに「大丈夫、いかようにも変えられる」「工夫すればどうにかできる」と思える余白や自由度をつくっておこうと本能が備えているのかもしれません。
目に見て感じとれる余白が、多少でも心の余白を生んでくれるかもしれないという、勝手な仮説です。いや、けっこう個人的には切実な希望なのです。
まだ残っている課題も……
数日かけて、家のなかの気になっていたところを整理して、不要なものは手放してといった過程を経て多少の余白ができた翌日。
ここ最近の自分ではおそらくぶっちぎりナンバーワンの、高揚感と充実感とを感じました。
「備えあれば憂えなし」という言葉がありますが、いま、本能的に備えているこれらが、なんらか春からの我が家に「憂え」より「喜び」のほうを多めに運んでくれるものとなればいいのですが……。
とはいえ、ちょっとまだ困っている課題が残っています。

それはランドセルや学用品、教科書などを、どうやって収納しようかなということ。
当面、専用の勉強机は買わないことにしたのですが、それでも子供が自分自身で翌日の持ち物を準備できるように、なんらか収納で工夫ができたらなあと。
ネットで「ランドセル収納 家具」と検索をしてみたり、Instagramのハッシュタグで「#ランドセル収納」「#ランドセルラック」を見てみたりと、困ってるなんて言いながらも、案外たのしく残る課題とも向き合っているところです。
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