【23時の、僕とおやつ】車の教習で教わった、運転技術だけじゃない、思わぬ考え方。
OYATSUYA SUN 梅澤
こんにちは、OYATSUYA SUNの梅澤です。
先日、大学時代の友人が始めたコーヒーショップ兼ギャラリーに行ってきました。
彼は、僕と同じ経済学部にいたはずなんですが、気付いたら20代の半ばに突然絵を描き始め、あれよあれよと言う間に色々な人から仕事をもらい、最近では壁画まで描くようになっていました。
在学中には全く想像していなかった姿で(お前もだよ!と言われそうですが…)、すごいな、何が起こるかわからないな、と会うたびに思います。
帰りの車中で、「自分は、もしあの時お店をはじめるという選択をしていなかったら、今どんな人生を歩んでいただろうか」と考えました。何になってたかなぁ……。なかなか想像できなくて答えは出ませんでした。
昔、車の免許を取るために教習所に通っていた時、「運転中は手前を見ないで、ちょっと先の、行きたい方向に視線を合わせるといい。そうすると自然にそっちに進むから」 と教わったことがありました。
以来、このやり方は車の運転以外にも応用できるぞ、と思って心に留めています。
自分自身のこととして、実際には、具体的に絶対にたどり着きたい場所!みたいなものはあまりないような気もしていますが、なるべく明るい方を向いていよう、と思っています。
「明るい方を向いていると明るい方に行ける」
迷った時や道の半ばで暗雲が立ち込めるような時に思い出すようにしています。単純ですが、今のところいい感じです。
最近のことでは、お相撲を見ていて同じかもしれないと思うことがありました。お相撲は好きで、よく見ているのですが、先日、大関・稀勢の里関 (きせのさと) が念願の初優勝を手にしました。
▲両国駅に掲げられている武蔵丸関(左)と白鵬関(右)の優勝額。
期待を背負いながらも、なかなか思うようにいかない時もあって、きっと大変な苦労をされていたと思いますが、いつも 「一日一番、やってきたことを信じて自分の相撲を取るだけです」 と仰っていて、そのことがとても強く印象に残っていました。
優勝した後でも全く同じことを仰っていて、きっと稀勢の里関にしか見えていない、先の景色があるのだろうなぁ、とハッとする思いでした。
そんなOYATSUYA SUNの今週のおやつは、久しぶりに…
今週は、秋頃販売して大変ご好評いただいた「クランベリーとホワイトチョコのケーキ」を作りました。
”しっとり”、”ふんわり”した食感を目指して、生地に蜂蜜を混ぜ込んでいます。
ホワイトラムに浅く漬けた酸味の効いたクランベリーと、優しい甘さのホワイトチョコをバランスよく混ぜ込み、最後にシロップを染み込ませました。
日が経つごとにしっとりと馴染んでいくので少しずつスライスしながら食べてみてください。
おやつにおいては、「明るい方」より「おいしい方」を向いています。
▼香り豊かな「クランベリーとホワイとチョコのケーキ」今日から販売スタートです!
▼OYATSUYA SUNの公式インスタグラムでは、コラムには書かなかった裏話や工房の様子などを毎日更新しています。こちらもぜひご覧ください!
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