【バイヤーのコラム】心を許して話せる相手が増えました。
商品プランナー 加藤
私は人見知りな性格で、はじめましての時には自分の存在を消したいタイプ。
でも、心を許した人にはものすごく懐いて、相手が忙しそうでも構わず思い切り話しかけてしまいます。(迷惑なやつ)しおらしい私しか知らない方には、驚かれることも。
クラシコムでも、「入社当時はパソコンの影に隠れてコソコソしていたのに、今じゃ…」と言われるほど。いや人見知りってそういうもんなんですよ、ビフォーアフターで比較しないで〜!
そんな私が最近、饒舌になれる相手が増えまして、それが我が家の家電たちです。家電って人じゃないけどなんか人っぽい。結構仲良くなったと思うんですよね〜。
心の友 その1:ルンバ
はじめは、きれいに掃除できているか仁王立ちで監視した時期もあったのですが、驚くほど家中のホコリをかき集める実力に、今ではすっかり信用しています。
私が心を開いた1番の要因は、テケテケテケ〜と動き回るさまが妙に動物っぽいこと。夫の実家の犬を思い出してキュンとしてしまいます…。
(わたしとルンバの会話例)
ルンバ
「テレテテッテテーン♪(終了の合図)」
わたし
「ねー、ここホコリ落っこちてるよ〜」
ルンバ
「(ゴミ箱マーク点滅)」
わたし
「お腹いっぱいなの?ごめんね〜」
返事がないのに、かまわず話しかけちゃいます。ちょっとヘマしても、可愛らしく感じてすぐ許します。
心の友 その2:ガスコンロ
いまのガスコンロって音声が出るんですね。安全のためにわかりやすく音声機能がついているんだろうな、と頭ではわかってるのですが、つい答えたくなるのはなんででしょう。あの、落ち着いた女性の声がポイントのような気がします。
コンロ
「ブブーッ。タイマー調節できません」
わたし
「え、なんでですかー」
コンロ
「ブブーッ。火力調整できません」
わたし
「なんでですかー!」
だいたいの会話は、コンロ「NG」、わたし「文句」。
心の友 番外編:ウンベラータ
家電ではないので番外編。やっぱり生き物は愛情が増しますね、話しかける頻度が高くなります。育てているウンベラータは、約3年ほどと付き合いが長いので、通じ合っているという自負が一方的にあり、声に出さず心のなかで呼びかけます。
わたし
「今日は気持ちいい天気だね(心の声)」
ウンベラータ
「・・・」
わたし
「お水足りなかったね!ごめんね(心の声)」
ウンベラータ
「・・・(若干しおれている)」
**********
故障かな?と思った機器に話しかけると、調子がよくなる時ってありますよね(笑)人じゃないモノに、なぜか心が通じているのではと思ってしまうあの感覚は、人間の性なのでしょうか。
ただこうしてみると、単純に私が年齢を重ねたが故に独り言が増えただけ、という感じも否めないなとも思うのでした。
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