【料理家さんの定番レシピ】第1話:秋の味覚を大満喫!かんたん絶品「さんまご飯」
編集スタッフ 塩川
秋刀魚に根菜、きのこや柿など、秋に旬を迎える食材は、どうしてこんなに美味しいのでしょう。
シンプルな味付けで「秋の味覚」を満喫できるレシピを、料理家フルタヨウコさんに教わりました。全8回の連載でお届けします。
本日ご紹介するのは、今が旬の「秋刀魚」を使った、炊き込みごはんのレシピです。
少ない材料で手間いらず!新米で作れば、より贅沢な絶品ごはんになりますよ。
材料は6つだけ!新米で絶品「秋刀魚ご飯」
材料(4人分)
秋刀魚:2尾
生姜:ふたかけ
米:2合
酒:大さじ2
しょうゆ:小さじ2
塩:小さじ2
下準備
フルタさん:
「生姜は皮をむき、千切りにします。
米を研いで水切りしてから、360ccの水にひたしておきます。新米の場合は、水を少なめに」
1. 秋刀魚の下ごしらえ
フルタさん:
「秋刀魚にはウロコがほとんどないのですが、念のため包丁をやさしく沿わせて、ウロコを取ります」
フルタさん:
「お好みで内臓を取り除いてください。お尻から包丁の先をいれ、内臓をとりだしたら流水で洗って水気をふきとり、半分に切って塩をまぶします」
フルタさん:
「このときまぶす塩は、さんまにうっすら付くくらいが目安。焼いているあいだに流れ落ちたりするので、厳密でなくても大丈夫です」
2. 秋刀魚をフライパンで焼く
フルタさん:
「中火で焼いていきます。秋刀魚の片面に焼き目がついたらひっくりかえし、フタをして蒸し焼きにして2分ほどで手早く火を通します。多少なま焼けでも、米と一緒に炊くので大丈夫。
フライパン用ホイルを敷いてから焼くと、ニオイうつりもなく、後かたづけも楽ちんです」
3. 調味料を加え、秋刀魚をのせて米を炊く
フルタさん:
「炊飯釜に下準備していた米を水ごと一緒にいれ、酒、しょうゆ、残りの塩を加えて軽くまぜてから、しょうがを加えます。
最後に秋刀魚をのせて、白米を炊くときと同じ炊飯時間で、米を炊いていきます」
4. 米が炊けたら10分ほど蒸らし、秋刀魚をほぐす
フルタさん:
「米が炊き上がり10分ほど蒸らしたら、秋刀魚の身をほぐし、頭や骨を取り除きます。
仕上げに、米と秋刀魚をさっくり混ぜます」
5. お茶碗に盛り付けて、できあがり♪
フルタさん:
「秋刀魚は骨からも出汁がでるので、身が痩せていても美味しく仕上がります。
お好みで、すだちや山椒を添えてもいいですね。
鮭にもアレンジができるレシピなので、ぜひこちらもを楽しんでみてください」
もくじ
フルタヨウコ(料理家)
デザイン関係の企画編集、執筆、写真を手がける一方で、ケータリングを開始。オリジナルジャムブランド「HOME.」の製造や、KURASHI&Trips JAM LABORATORYでのプロデュース。そのほかにも、料理やイベント出店なども行う。また2012年から現在まで、クラシコムの社員食堂を担当している。 http://home-home.jp
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