【掃除機がない暮らし】第1話:もうそうじは面倒じゃない⁉︎ 毎日やるのも苦にならない理由

編集スタッフ 寿山

はじめて掃除機を買ったのは、実家を出たとき。あれからもう15年以上経つのに、自分に合ったアイテム選び、ちょうどいい置き場や使い方など、まだまだ腑に落ちないことが多いまま使っています。

賃貸マンションに住んでいるので「隣や下の入居者の方にうるさいかも?」と、使うタイミングを制限したり。

子どものお昼寝どきは絶好の家事タイムなのに、掃除機の音で起こすかもと、一番使いたいときに使えなかったり。未解決の問題も山積み。

いっそ手放したらラクになるのでは?と、処分したことも。心機一転、ホウキを買ってあたらしいそうじ法を模索したもののうまく行かず、掃除機を買いなおすことに……

そんな私が憧れる “掃除機を使わない暮らし” をしている東京・谷中の「暮らしの道具 松野屋」店主、松野きぬ子さんを訪ねた今回の特集。掃除機がない暮らしの快適さについてインタビューします。

 

掃除機を出すのもしまうのも億劫で、埃を見て見ぬフリなんて日も……

松野家には、掃除機はあります。それなのに使わなくなったのは、仕事でホウキを仕入れる機会があり、積極的に使い始めたことがきっかけ。使うほどにホウキの便利さが身にしみて、気がついたら掃除機の出番がなくなっていたのだそう。

松野さん:
「掃除機を使っていた頃は、わざわざ納戸から出すのもしまうのも面倒で。埃を見てみないフリをするなんて日もありました(笑)。

でもホウキを使うようになって、ゴミや埃が目についたときに、その都度ササっとそうじするようになったんです。

いつでも手に取れるところに吊り下げてあって、思い立ったらすぐ出来るからでしょうか。とても気軽で、掃除機に頼っていたときよりも、ずっと気分がいいです」

 

家具を動かさなくていいから、気楽に、身軽にそうじができる

掃除機を使っていたときは、椅子を机の上にあげたり、隙間の埃を吸うために家具を動かしたり。面倒に感じる場面がたくさんあったそう。

いまは、そういった手間から解放された身軽さもあるといいます。

松野さん:
「ホウキだと椅子の足元や家具の隙間など、狭いところにスッと入り込んで埃を掃き出せるので、いちいち家具を動かす必要がないんです。見えない埃まで排除できているかわかりませんが、平日は一定のきれいさを保てればいいと思っているので十分。

気になるところは、週末に拭きそうじするようにしています」

掃除機を使っていたときは、忙しいと後回しにしてしまい、週末にまとめて一気にかけることもあったそう。ホウキでサッと掃く程度なら数分で済むため、平日もまめにそうじするように。

結果的に週末のそうじも短時間で終わるようになったといいます。

 

お手入れも付属品も必要ない! めんどくさがりな私にぴったり

以前は、掃除機のフィルターを交換したり、内部のパーツをそうじしたりといったお手入れも面倒に感じていたのだとか。その手間から解放されたのも嬉しいポイントだと松野さんは話します。

松野さん:
「ホウキは何の手入れをしなくても使えます。それに扱いに気を遣う必要もないから、ずっとラクです。穂先についた埃が気になったら、振り落とせばいいだけ。

そんなところも、機械音痴なわたしの性分に合っているのかもしれません。

もちろん、使っていくうちに穂先が折れたり、抜けたりすることはあります。それでも問題なく使えていますから」

 

とはいえ、冬だけ出番がやってくる?

ふだんは納戸にしまったままの掃除機も、冬だけは出番がやって来るのだとか。

松野さん:
「うちは冬場にこたつとホットカーペットを使うのですが、こたつ布団やカーペットのそうじには、掃除機を使っています。

ほかのそうじ道具でやるより、ラクにできるので。

掃除機は必要なときは使えばいいし、使わないときは仕舞っておけばいい。それくらいに考えています」

▲やかんの代わりに鉄瓶でお湯をわかす。少々重さはあるが、磨かなくても汚れが気にならないうえに丈夫で気に入っているそう

毎日のそうじや家事に使うものほど、手入れのいらない、気楽で丈夫なものがいいと話す松野さん。掃除機を使わないと決めたというより、無理なく家事をしていた結果、自然と使わなくなったようでした。

松野さんのお話を聞いていたら、早まって掃除機を捨てて「掃除機はもう使わない」と気張るのも、新しい掃除機を買って「めいっぱい有効活用するぞ」と意気込むのも、なんだか違う気がしてきました。

つづく2話では、なぜ掃除機を使わない日常が無理なく続いているのか、その理由を紐ときます。

(つづく)

【写真】村山玄子


もくじ

松野きぬ子

1956年、京都生まれ。「暮らしの道具 松野屋」店主。雑貨の卸と販売を手がけつつ、 “手のぬくもりを伝えたい” をコンセプトに、「羊雲」の名前で糸紡ぎや編み物の制作活動をしている。


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