【夏のくらしを整える】旬の「枝豆」、きほんの茹で方
夏の6月から9月くらいまで旬なのが「枝豆(えだまめ)」。一番シンプルな食べ方の塩茹での基本の作り方をプロに教わってご紹介します。フライパンでも、少ない水で手軽においしくなるレシピをお届けします。栄養価の高い枝豆をとって、夏のコンデションを整えましょう。
編集スタッフ 田中
「枝豆」きほんの茹で方が知りたい!
6月から9月にかけて旬の枝豆。旬の食べ物を摂ることも、土用の時期には大切な食い養生のひとつなのだそう。季節の変わり目でくずしがちな体調を整えてくれます。
けれど、意外とシンプルな基本の調理法ほど、今更きけないな〜というのが私の本音です。そこで、vol.2に引き続き、料理家の松本かなみさんに枝豆のきほんの茹で方を教わりました。
材料(作りやすい分量)
枝豆…250g
水…適量
塩…小さじ1、適量
※枝つきの場合は、枝豆の片端を5mmほどハサミできり、枝から外しておく。
作り方
[1] 枝豆はさっと水洗いし、土を落としておく。ボウルに枝豆、塩小さじ1を加え、こすりあわせるように揉む。
[2] フライパンで水を沸騰させ、塩がついたまま枝豆を加えてふたをして、2分加熱する。
[3] ざるにあげて、熱いうちにお好みで塩をまぶしておく。
2分の茹で時間はすこし固めにできあがるため、お好みで加熱時間は変えてもいいそうです。
手軽にフライパンで少ない水でもできるのがいいですね!
また、この方法なら茹でたあとに塩加減を調節することもできるので、ご家族のなかで好みが分かれても安心です。
疲れをとってくれる「枝豆」
枝豆は手軽に食べられて、栄養価も高いことから、夏の暑い時期に食べるのはおすすめだそう。
松本さん:
「ビタミンB1を多く含むので、疲労回復の効果も期待できます。
また、ビタミンB1は糖質をエネルギーにかえる働きがあるため、糖質を含むアルコール類とあわせて摂ると、アルコールの代謝効率があがるのに役立ちますよ。新鮮だと栄養価も高いため、購入した日のうちに茹でて食べることをおすすめします」
枝豆といえば、ビール!とおつまみのイメージがありましたが、理にかなっていたのですね。茹でるだけで一品できて手軽です。この夏のおかずの定番にしようと思います。
次の記事は、
vol.4 暑中見舞い・残暑見舞いの期間や書き方
「夏のくらしを整える」の記事は、
vol.1夏のカラダを整える時期「土用」とは?
vol.2 丑の日は「うなぎ」!スーパーのうなぎをおいしく仕上げるコツ
vol.5 土用に行うと良い「虫干し」って?
【写真】松元絵里子
松本かなみ
管理栄養士の資格を持ち、料理の道へ。現在は、料理家きじまりゅうた氏に師事。その他に、ケータリングやフードイベントの開催などを手がける家庭料理フー
監修・三浦康子
和文化研究家、ライフコーディネーター。わかりやすい解説と洒落た提案が支持され、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、ウェブ、講演、商品企画などで活躍中。様々な文化プロジェクトに携わり、子育て世代に「行事育」を提唱している。著書、監修書多数。http://wa-bunka.com/
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