【スタッフコラム】どんなに楽しくても。自分を取り戻すルーティンはある?
編集スタッフ 齋藤
今年キャンプデビューした我が家。あれから4ヶ月。順調に回数を重ね、先日6回目のキャンプへ繰り出しました。
夏は夏の良さ、秋には秋の良さがあるもので、毎回違う発見、楽しさ、反省があるのも、全く飽きない理由。(反省は大体、あれ持って来ればよかった、これ全然必要なかった〜みたいなことです)
訪れた山梨県は、紅葉も見頃でキャンプ場へ着くまでの道のりは、歓声をあげながらとなりました。
行き慣れた温泉施設もでき、なんだか我が家の行きつけのようで嬉しい。
「楽しかった〜!また行こうね」と連呼しながら無事に帰宅。車で寝ていた子供たちも、眠そうな目をこすりながらゆるゆると室内へ入ります。
どんなに楽しい時間でも。子供も大人も、自分を取り戻したいもの?
▲息子はここ数年ずーっと好きなブロックを、娘はメルちゃん人形を抱っこしてごろごろ
慌ただしくもホッとした気持ちで、その帰宅風景を見やると、一目散に息子と娘が、お気に入りのアイテムを持って、ベッドで遊びだしたことに気がつきました。
これ、キャンプや帰省から帰宅したときに、よく見る風景だったんです。
そしてわたしも、帰宅後はいつだって同じようなことをしているなぁと思い出したんです。
照明も、片付けも、ルーティンのひとつ
私の場合は、まずリビングの本棚上のIKEAのライトをパチン!とつけることから始まります。帰宅時間は大体午後だから、暗くなってきたリビングにぽっと灯ると、「ああ、帰ってきた〜」とほんとうにホッとするんです。
そして、窓を開け放して空気を入れ替え、洗濯機を回し、荷ほどき。どんどん定位置へ戻していくのが気持ちいいんですね。(わたしは、荷造りよりも荷ほどきが好きな方です……)
最後に、コーヒーを淹れて、おやつ!
その一連を流れ作業でしていくうちに、少しずつ、外で過ごした非日常を、日常のなかにじわじわ染み込ませているように思います。
非日常の大きさに関係なく、外で吸収したことを、自分にとってちょうどいい塩梅・味わいに調理しているような、そんな感覚かもしれません。それは、私にとっては照明や片付けだし、子供にとっては愛着のあるおもちゃなのでしょう。
▲キャンプでも大活躍だった、わたしの冬支度セット(湯たんぽ、ブランケット、もこもこ靴下)
帰宅したその瞬間から、見慣れた好きなものが目に飛び込んでくるのは、想像以上にうれしいことで。外出先や旅先にいるときは気づかないから不思議です……。
やっぱり、家はいいもんだ。
これを実感するのって、なかなかに気持ちがいい。だからこそ、お気に入りのなにかを吟味して選んだり、直感に任せて家に取り入れたりしたいなぁ、と思っています。
《コラムに登場したアイテム》
・じんわり温か、が優しくつづく湯たんぽ
・デザインいろいろ、使えるブランケット
・たまらないもこもこ感!のかわいい靴下
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