【わが家の朝支度】朝ごはんがバロメータ、家族と自分の「今日の調子」に向きあう朝じかん(経塚加奈子さん)
編集スタッフ 青木
1日を気持ちよく始めるための朝の支度を、さまざまな方に伺う連載「わが家の朝支度」。その人らしく「朝支度」を進める工夫や、こだわりについてお聞きしています。
今回ご紹介するのは、夫と3人の子供(11歳、10歳、8歳)の5人で福島県に暮らす、専業主婦の経塚加奈子さん。
家族のサポートで忙しいなかでも、みんなが気持ちよく過ごせるよう、部屋を視覚的に片付けることや、散らかったままの状態で出かけないことを心がけているのだそうです。
それでは、経塚さんの朝支度の様子をのぞいてみましょう。
家族と自分のコンディションを整える
経塚さんの朝支度
6:20 起床
6:30 夫のおにぎりをつくる
6:40 朝ごはんの準備
6:55 家族を起こし朝ごはん
7:00 洗濯機のスイッチを入れる
7:20 家族を送り出し、前日の洗濯を畳む
7:40 食器を洗う
8:00 洗濯物を干す
8:15 部屋のリセット
8:30 掃除(出かける予定のない日のみ)
8:40 お茶の時間
朝メニューは
家族のリクエストを取り入れて
経塚さん:
「こちらはある日の朝ごはん。パンは2種類(甘いパン、食事パン)、日によってかわりますが、卵料理、野菜、果物かヨーグルトが定番です」
経塚さん:
「家族の調子は色々で、起きるのが辛そうな日や、夏の朝などは暑くて食べたくなさそうな日もあります。
でも、そんなときこそ大事にしているのが朝ごはん。リクエストを聞いたり、どんなものなら食べやすいのか、家族の様子を見ながら考えています。
目玉焼き、タラコパン、フレンチトーストなどが人気ですが、子供たちそれぞれに好みがあり、娘は白米に納豆など和食を食べることもあります」
「苦手なこと」から取り掛かる
ルーティン家事
経塚さん:
「家族を送り出したら、家事をスタート。
乾いた洗濯物をたたむ→しまう→食器洗い→洗濯物を干す→前日の片づけ、という順番で進めます。
私は洗濯物を干すのと畳むのが苦手なのですが、あえて、苦手なものから始めてみたら、家事が捗るようになりました」
全てのものを定位置に戻す
経塚さん:
「一連の水仕事が終わったら、家全体を整えます。
イヤホン、椅子やクッション、洗って乾かしておいた保存容器などなど、前日に散らかったものを元の位置にどんどん戻していくんです。
掃除機をかける時間がない日でも、これだけはやるようにしています。
一日を気持ちよくスタートできますし、毎日定位置に戻すことで、必要なもの・無くてよいものも見えてくるんですよ」
▲イヤホンにも定位置が。仕切りを使うことでさらにスッキリ。
その日の気分で選ぶ
お茶の種類・ポット・カップ
経塚さん:
「掃除が終わったらお茶で一服。紅茶、そば茶、チャイ、ほうじ茶など、その日その時の気分で淹れています。
ティーポットやカップを選ぶのも、毎日の楽しみのひとつになっています。
片付けてすっきした空間でお茶を飲みながら、ここの家具をこうしようか、今日の晩御飯は何にしようかと考える、静かな時間が大好きです」
変化に向き合い、その日の気分を大事にする朝じかん
▲キッチンの一角には、お茶道具の数々が。経塚さんが、息抜きの時間をとても大切にしていることが伺えます。
日ごとに変わる家族の変化を受け止め、日々のルーティンをテキパキこなす経塚さんの朝じかんをお届けしました。
甘いパンと食事パンの2種が並ぶ朝ごはんに、「そうか、自由でいいんだ」と、目から鱗がポロポロ。
朝の家事が終わったら、自分のコンディションを整える時間もしっかりと確保されている様子に、「そうだ、私自身のことも顧みなくっちゃ」と、思わずお茶を淹れに席を立ちました。
日々のルーティンはこれからも続くものだけど、お茶の道具を変えたり、少しの時間であってもゆっくり過ごすことで、「その日の気分」を大切にできそうな気がします。もしかしたらそれが、経塚さんの健やかさにつながっているのかもしれません。
(つづく)
【写真】経塚加奈子
経塚加奈子
専業主婦。夫と3人の子供(11歳、10歳、8歳)の5人で福島県に暮らす。趣味は古道具探しと花屋さんめぐり。子供が3人とも小学校へ上がったことをきっかけに、語学の勉強、ジム通いをはじめる。instagram:k.mif
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