【うれしい手土産】第2話:おいしくて、かわいい。気の利いた手土産5選
編集スタッフ 松田
「気に入ってくれるだろうか」と悩んでしまう手土産選び。わたし松田は、あれこれ考えるうちに失敗が怖くなって、結局同じものばかりを選んでいました。もっとオシャレで可愛くて気の利いたお菓子の引き出しを広げて、せっかくなら手土産を選ぶ自分自身も楽しみたい。
そんな想いではじまったこの特集。第1話では、贈りもの上手なミスミノリコさんに、簡単で可愛いラッピングアイデアを教わりました。
つづく第2話では、味の美味しさはもちろん、見た目も可愛くて、選ぶのがうれしくなるお菓子を教えていただきます。
味も見た目もセンスあふれる
かわいい手土産5選
バラの花を贈るような気持ちで手渡せる。愛らしいキャラメル
ひとつめに紹介するのは、お店で丁寧に作られていて味も抜群な「NUMBER SUGAR」のキャラメルです。まるでバラの花を贈るような気持ちで手渡せる、とっても可愛いパッケージ。ひと箱に8種類のフレーバーのキャラメルが入っているので、飽きずに楽しめます。
ミスミさん:
「思わず取っておきたくなる可愛いパッケージは、お店のスタッフの方がひとつひとつお花のスタンプを押しているそうで、よくみると大きさや滲み方が違うんです」
▲8個入り ¥918(税込)
ミスミさん:
「キャラメルも、昔ながらの “キャンディ包み” でシンプルに包まれているのがとっても素敵だなぁと惚れ惚れしちゃいます。今回ご紹介した8個入りのものは、コンパクトな縦長のパッケージだから、持ち歩きもしやすく渡しやすいですよ。
ほかにもリーズナブルなペーパーバッグやしっかりしたリボンつきのギフトボックスに入った詰め合わせ、それから瓶詰めのキャラメルクリームなどもあるので、状況に合わせて選べます。お店のインテリアも可愛いので、お買い物する時間も楽しめます」
【NUMBER SUGAR】
東京都渋谷区神宮前5-11-11 1F 営業/11:00~20:00
TEL/03-6427-3334
http://www.numbersugar.jp/
サクサク、ポリポリやみつきに!味も見ためもおしゃれなスナック
甘いものが得意ではない方への手土産にと、ミスミさんが紹介してくれたのは、フレンチフライ専門店「AND THE FRIET」が数年かけて開発したというポテトスナックの詰め合わせ。顔が描かれたポップなパッケージが魅力的でとってもユニークです。
ミスミさん:
「贈りものなら、いろいろなフレーバーが入ったギフトボックスがおすすめです。1個1個食べきりサイズなのも嬉しいポイント。アンチョビアンドガーリックや、ハーブアンドゴルゴンゾーラなど、ビールのおつまみにもぴったりな大人な味なんです。
お酒の小瓶と一緒に贈るのも喜んでもらえるかもしれません。逆にお酒をメインで贈るときに、1〜2袋添えてもよさそうです」
▲ドライフリット ギフトボックス ミニ 5個入り ¥1,350(税込)
【AND THE FRIET 渋谷】
〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエB2 営業/10:00–21:00
TEL/03-6434-1857
http://andthefriet.com/
※ドライフリット ギフトボックスは、渋谷店およびオンラインショップで販売しています
果実や木の実をやさしい餡でまぁるく包んだ、ひと口サイズの和菓子
▲ひと口果子 9個入 ¥2,916(税込)
年代問わず幅広く喜ばれる和菓子。上品なものを贈りたいシーンで、ミスミさんが選ぶのは、「HIGASHIYA」のひと口果子だそう。いろんな味わいが楽しめ、ころんとまぁるく可愛い餡菓子たち。美しい桐箱に収められた姿にうっとり見とれてしまいます。
ミスミさん:
「季節ごとに少しずつ味わいが変わるのですが、つぶし栗餡+ブランデーや、棗椰子(なつめやし)+発酵バター+胡桃ローストなど、餡と果実や木の実の組み合わせも絶妙に気が利いていて。日本茶はもちろん、お酒にも合わせたくなる大人の味わいです」
【HIGASHIYA GINZA】
〒104-0061 東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル2F 営業/11:00–19:00(茶房L.O. 18:00) 無休
TEL/03-3538-3230
http://www.higashiya.com/shop/
※ひと口果子9個入は、HIGASHIYA GINZAおよびオンラインショップでのみ販売しています
ポップな絵柄に元気をもらえる、made in Japanのチョコレート
▲ウシオチョコレート ¥756(税込)
友人に気軽に渡したい時にとおすすめしてくれたのが、「USHIO CHOCOLATL」のチョコレート。元気がもらえそうなポップなパッケージのチョコレートは、一口食べるとどことなくフルーツを彷彿とさせる華やかな味わいです。
ミスミさん:
「広島県の向島にある店舗兼工場で、カカオ豆の選定からチョコレートに仕上げるまで、一から作られているんです。こだわりのカカオ豆と砂糖だけで作られているので、フルーツやハーブのような、豆がもつ独特の風味を楽しめます。それにジャケ買いしたくなるポップなパッケージは、お洒落な友人に渡すのにぴったりです」
【USHIO CHOCOLATL(ウシオチョコラトル)】
広島県尾道市向島町立花2200 立花自然活用村2階 営業/9:30-17:00
TEL/0848-36-6408
http://ushio-choco.com/
※全国の販売店の詳細は、公式HPに掲載しています
販売店 【call】
東京都港区南青山5-6-23(SPIRAL5階) 営業/11:00-20:00
TEL/03-6825-3733
http://www.mp-call.jp/
懐かしさあふれる、レトロな包装紙がかわいい焼き菓子
最後に教えてくれたのは、帰省するたびに必ず買ってくるという山形にある「鶴岡木村屋」の焼き菓子。ノスタルジックなパッケージが、とっても可愛い一品です。
ミスミさん:
「個装がレトロで、味もやさしい甘さで美味しいです。裏が水玉の包装紙に包んでくれるのですが、それも可愛いので取っておきたくなります。あらゆるお菓子の中でも、わたしが一番手土産で渡すことが多いひと品かもしれません」
▲マロン 9個入り ¥1,836(税込)
【鶴岡木村屋 本店】
山形県鶴岡市山王町9-25 営業/平日9:00-18:30、日曜日 9:00-18:00
TEL/0235-22-4530
https://www.kimuraya-shop.jp/
※オンラインショップでも販売しています
かわいいお菓子で楽しい気持ちをシェアできたら
手土産を贈るのは、ご挨拶やお礼など、ちょっとかしこまったシーンが多いもの。それもあって、失敗したくない気持ちから苦手意識を抱いてました。でも、ミスミさんのお話を伺うなかで、そのお菓子に出会ったときの嬉しさや楽しい気持ちをシェアするように渡せたら、それで十分なのかもしれないと、少し気持ちが軽くなった気がします。
あまり力まず、自分自身が美味しいと思ったもの、可愛いと思ったものに、その気持ちも添えて贈ってみよう。ミスミさんのお話を伺いそんな風に思いました。
(おわり)
【写真】鍵岡龍門(写真6以外)
もくじ
ミスミノリコ
ディスプレイデザイナー/暮らしの装飾家。武蔵野美術大学造形学部工芸工業デザイン学科テキスタイルコース修了後、株式会社サザビーにてウィンドウディスプレイやスタイリングの仕事に携わる。現在はフリーランスとして店舗のディスプレイや雑誌、書籍のスタイリングなど幅広く活躍しながら、ふだんの暮らしに取り入れられるデコレーションアイデアや手作りの楽しさを発信。インスタグラム(@min_msmi)も人気。http://room504.jp
▼ミスミノリコさんの著書はこちらから
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