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【スタッフコラム】楽しみたいなら、前のめりに。

【スタッフコラム】楽しみたいなら、前のめりに。

お客様係 石井

週末に、クラシコムのスタッフ総勢9名で、日帰りバスツアーに行ってきました。

私たちが選んだのは、その名も「ミステリーツアー」。

ミステリーというだけあって、出発前に知らされていたのは、
「いちご狩りをする」
「お寺へ行く」
「工場見学をする」
といったざっくりしたことだけ。

具体的にどこへ、どの順番で行くのかもわからないままでした。

そして、注意事項にはなぜか「スカート禁止」の文字。

ワクワクと、ちょっとの不安と一緒に、バスへと乗り込んだ朝の8時でした。

▲残念ながら天気はだんだん下り坂に。そして寒かった!

あっという間に時は過ぎて、夜7時。ツアーは無事終了。

笑い転げて、驚いて、食べまくった一日でした。

あまりの量のおしゃべりと笑顔で、日が暮れる頃には声がかれ、ほっぺの筋肉がヒクヒクしていたほど。

そして、すっかり軽くなったお財布と、両手にはたっぷりのお土産。肉・野菜・こんにゃく・スイーツ。

楽しかったことすべてを書こうとすると長期連載になってしまいそうなので割愛しますが、なんだかとってもいいなぁ、と思えたことがあったので、ひとつだけ。

 

楽しみ上手な人たちが、ここにいた

「ミステリーツアー」とはいえ、バスツアーなので座っていれば目的地へは順番に連れて行ってくれます。

それでも。

まずは添乗員さんに関東広域の地図をもらう。
バスがどの方向に進んでいるのかを確認。
そこから知識を総動員して、
「あっちへ行くんじゃない?」
「いや、こっちにはこういうのもあるよ」
「ここ左に曲がるかどうかで、たぶん決まるね」

いつの間にかスマホ検索禁止令まで出るほどに白熱していたみんなの予想合戦を見ていて、なんて楽しみ上手なんだろう、とちょっとびっくりしてしまいました。

単に座って移動しているだけの時間でも、自分から面白がろうとすれば、こんなに心躍る時間になるんだ、と。

同じようなことは、きっと日常にもたくさんあふれているのでしょう。

目の前のものごとに対して、よってたかって面白がっちゃう、この「前のめり感」。忘れずにいたいと思いました。

ちなみに。
ツアーの注意事項にあった「スカート禁止」に、前のめりな私たちはこんな予想をして楽しんでいました。

いちごを狩るとき、山を登るのかも。
お寺で滝行させられるんじゃない?
風邪ひかないように、っていう配慮かな。
添乗員さんの単なる好みだったらどうしよう。

ひとしきり笑った後にわかった正解は、「坐禅を組むから」でした。

これから「坐禅」と聞くたびに、ちょっとヌケた会話まで一緒に思い出してしまいそうです。

 

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