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【スタッフコラム】オーベルジュという選択。

【スタッフコラム】オーベルジュという選択。

お客様係 中川

どこかに出かける時、一番の楽しみなのが「食」。

旅行のときは、宿でいただく夜ご飯と朝ご飯がハイライトのひとつです。

今年の年始に夫と二人で岐阜にいくことを決めた時も、宿泊先を考えることが楽しみのひとつでした。

しかし繁忙期シーズンであることもあり、食事が評判の旅館やホテルはやはり高価なところが多く、何度お財布と相談しても泊まれそうにありません。

食事は妥協したくない、でも……と宿泊予約サイトとにらめっこの日が続きました。

オーベルジュって?

そんな中、あるオーベルジュに出会いました。

オーベルジュは宿泊型のレストランとも呼ばれるそうで価格帯も様々ですが、私が見つけたところは、部屋はシンプルな設備でお風呂や洗面台は共用。

一方食事はレストランそのもので、シェフのこだわりコース料理をいただくことができます。

宿泊の充実よりも食事を楽しみにしていた私は、「これだ!」と旅行中の一泊をオーベルジュに泊まることに決めました。

当日は、夕飯の時間より少し前に宿に到着。小さいながら十分くつろげる部屋で一休みをしてから、併設のレストランでお食事です。

地元の食材を使った料理を存分に楽しむ贅沢な時間、そして上の階には今日寝る部屋。

レストランに泊まるというのは、温泉旅館で浴衣にすっぴんで夜ご飯を食べる幸せとはまた違う幸福感がありました。

食後は本を読んだり映画を見るぞと意気込んでいたのですが、おいしい料理とすぐ寝られる安心感にワインが進む進む……

結局、部屋に戻ったらすぐに眠ってしまいました。

リュックに詰めてきた数冊の本も、わざわざ映画をダウンロードして持参したiPadも結局荷物になっただけでしたが、「レストランに泊まる」という新しい経験だけで十分に気持ちをリフレッシュさせてくれました。

旅の選択肢、増えました。

▲翌日は雪の積もる白川郷へ行きました。

ホテルとも旅館ともペンションともちょっと違う、オーベルジュ。これを機にすっかり気になる存在になりました。

他にどんなところがあるのか検索してみると、いろんなところに素敵なオーベルジュがあるんですね。「ここなら車ですぐ行けそう!」とか「家族みんなで行くならこっちかな?」と、調べては想像を膨らませて楽しんでいる今日この頃です。

 

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