【頑張らないおもてなし】後編:シナモンロールの会にジャーマンナイト? おもてなしアイデアをスタッフに聞き取り調査してみました!
編集スタッフ 糸井
テーマを決めれば、おもてなし力いらず?
自宅に人を招くとき。できればひとりで頑張りすぎず、だけどみんなが「楽しかった! 」と思える時間にしたい。
そんな思いからお届けしている、特集『頑張らないおもてなし』。前編では、フードコーディネーターのまきあやこさんに、おもてなしのアイデアを教えていただきました。
後編は、スタッフおすすめのおもてなし術をお届けします。つい気負いがちなおもてなしも、「テーマを決めるだけでグンとハードルが下がる」という情報をキャッチ。早速、実践しているスタッフ2人に聞いてみました!
テーマを決めたらこんなに楽しい!
「スタッフの簡単おもてなし術」
憧れテーマ設定で、持ち寄り負担も半減!
スタッフ二本柳:
「ずっとやってみたい!と憧れていたけど、自分ひとりではできなかったことがありました。
それが、“『かもめ食堂』を見ながらシナモンロールを作る会”! 私はパンを作ったことすらないので、焼き菓子が得意な同僚の奥村と今野に声をかけ、先生として自宅に招くことにしました。
材料はみんなで買い出しへと向かったので、自分の担当は、場所を提供して、家を少し片付けておいたくらい。家に人を招くというハードルがずいぶんと下がった気がします。
『かもめ食堂』のDVDをBGMがわりに流しながら、みんなで生地をこねる時間はとても楽しくて、今でもときどき思い出すくらいです。
パン作りには発酵時間があるので、そのあいだランチタイムにしたり、お酒を飲んだりするのもおすすめですよ!」
スタッフ二本柳:
「ほかに『ピンクの会』と称して、持ち寄る食材や料理の色を指定して集まったこともありました。色が決まっていると、『何を用意しよう? 』という悩みも楽しみに変わるのがおもしろくて。
このときはビーツや桃、ぶどうの色を借りました。思った以上に華やかになって、友人たちと悦に入りました(笑)」
我が家の「頑張らないおもてなし」
✔︎料理やお菓子づくりが得意な人がいたら巻き込む
✔︎リビングは、見えるところだけ掃除をして『綺麗風』に仕上げる
✔︎水まわりや鏡などはピカピカに
✔︎玄関にいい香りのものを置く
スタッフ二本柳:
「私は買い物、料理、掃除を全部ひとりでできるほど段取り上手じゃないので、誰かを招くとき、『料理もぜんぶ用意しよう!』と思うとものすごく疲れてしまうんです。
なので最近は、誰かを招くとしても、料理は一緒に作ってもらうことが多くなりました。
料理上手な人の調理をそばで見られるのも密かな楽しみ。家に来てくれた人みんなで『おいしいね』と褒め合えるのもうれしいです」
主役が「灯り」なら盛り付けも気負わずに
スタッフ栗村:
「ある友人と家で会うときは、毎回テーマを決めて集まるようにしていて。きっかけは『キャンドルナイト』でした。
『焚き火を囲んでみたいね』という提案から始まり、もう少しハードルを下げてキャンドルを囲む会に決定。
ご飯は、それぞれが食べたいものを買ってきて、BGMを流し、火を灯したらスタート。暗がりの部屋になるので、ご飯の盛り付けがおしゃれじゃなくても気になりませんでした。
みんなでぼーっと灯りを囲む時間は、それだけで特別感があって楽しかったのを覚えています」
我が家の「頑張らないおもてなし」
✔︎事前用意はせず、ホストは場所を貸し出すだけ
✔︎買い物は基本的に全員で。店内からは別行動!
✔︎「1人3品」「被らないものを選ぶ」などの買い物ルールを付けて楽しむ
スタッフ栗村:
「最近は、少しおもてなし感を出すために、お花を買っていったりして、少しずつ挑戦しているところです。
キャンドルナイトの他には、燻製を作る会や、食パン食べ比べの会、ドイツがテーマな『ジャーマンナイト』も開催。こちらはソーセージ、ビール、ポテト、マスタードなど、ドイツを彷彿とさせるものを持ち寄るのがルールでした」
2話に渡り、頑張りすぎなくても楽しい時間を過ごせるおもてなしについてご紹介してきました。
おもてなしに奮闘するのは、我が家に集まってくれた全員が「今日は本当にいい時間だった」と思ってもらいたいから。そんな、おもてなしのゴールを思い直すきっかけになりました。
次また、大切な人を招く機会があったら。そこには「不安」に勝る「楽しみ」が生まれてくる気がしています。
(おわり)
もくじ
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