【週末は世界旅行!】第5回:かわいくて、おいしくて、キレイにもなれちゃう? 良いことづくしのモロッコへ
編集スタッフ 奥村
この国に行ってみたい、あの国も気になる。毎年ちょっと長めのお休みには、海外旅行への夢が膨らむわたし奥村。
けれど、お金も休みにも限りがあるもの。行きたい国リストは溜まる一方で、なかなかチャンスをつかめないのが現実です。
人生であと何度行けるかわからない海外旅行。でもせめて食文化だけなら、この週末にだって楽しめるはず⁉︎
この連載「週末は、世界旅行!」ではわたし奥村が気になるあの国の料理店へ、スタッフを連れ立って旅行気分でおじゃまします。
モロッコは、女性なら絶対好きになっちゃう国だとか……
今回旅したのは「モロッコ」。実は最近、憧れの女性がモロッコへ行ったという話を聞いて、どんな国なんだろう?と気になっていたのです。
お客さま係の今野の友人も、以前モロッコを旅して、「女の人ならきっとみんな好きな国だ」と話していたそう。
いったいどんなところが、女性のストライクゾーンにヒットするのでしょう? その理由を探るべく、ふたりでいざモロッコへ飛びました。
東京の「モロッコ」にやってきました!
▲スタッフ今野(右)とわたし奥村(左)
今回おじゃましたのは、東京・飯田橋にあるモロッコ料理店「タジンや」。都内でも数少ない、本場さながらのモロッコ料理が味わえるお店です。
ドアを開けると、そこはもう外国。ムーディーなランプがずらりと並んだエキゾチックな雰囲気に、わたしも今野も一気に旅行モードが高まります。
お皿も、店主さんも、鮮やかなブルーがステキ!
テーブルにつくと、並んでいる食器がとってもかわいい! 鮮やかなブルーのモロッコ陶器は、眺めているだけで飽きません。
今野の席にあるお皿がどうしても気になって、大人げなくも交換してもらうわたし。
▲苦笑しつつも交換してくれる、大人な今野
キャーキャー騒ぐわたしたちを見かねてか、厨房から顔を出したのは店主のハミさん。
まぶしいくらいに鮮やかなブルーの衣装と、まぶしいくらいにステキな笑顔です。お皿もブルー、服もブルー。どうやらモロッコは、涼しげなブルーがシンボルカラーみたいです。
クンクンクン。匂いまでおいしい料理が目白押しです
はじめに出てきたのは「ミントティー」。熱々のポットに鼻を近づけると、スーッと爽やかな香りがします。
ここに大きな角砂糖を入れて、甘〜くして飲むのがおいしいよとハミさん。試しに飲んでみたら、この味どこかで出合った気がします……
そう、ミントガムの味! 甘いけどスッキリしていて、食後の口直しにも良い感じ。モロッコでは定番の飲み物なんだそうで、わたしはこれがかなり気に入っちゃいました。
続いてきたのは、タジン鍋で作った煮込み料理。モロッコでは「一家に1台タジン鍋」というほどこの鍋を使った料理がたくさんあるのだそう。
▲ふたをあけるとたまらない香り〜♡
すごくスパイシーな香りがするので「辛いかな?」と思いきや、一口食べたらとってもまろやか。例えるなら親子丼みたいな優しい味がします。
これ、一体どんなスパイスが入ってるんですか?と尋ねてみたら、持ってきてくれたのがこちら、その名も「44スパイス」。
一体どんな味がするのでしょう、そのまま食べてみたい! 「フツウはそのままは食べないよ〜」とハミさんに苦笑されながら、ひと口パクリ。
カレー風味ですが辛くはなくて、なのに食べたとたん汗がじわじわ出てくる! なんだかとっても身体にいい味がしました。
ハミさんいわく、名前の通り44種類のスパイスが調合された、モロッコ料理に欠かせないものなのだとか。
ここから、匂いに敏感になったわたしたち。続いて登場したピタパンの匂いをかいだ今野が、「これ、なんだかハムみたいな匂いがします!」と大興奮。
▲「このパン、絶対にハムが入ってますよ!!」と今野
▲どれどれ? 確かに入ってる気がする……!
と、ひと騒ぎしたのですが、店主さんに聞いたところ、どうやら気のせい(笑)。
小麦粉、水、塩だけで作られたシンプルなピタパンですが、今野がハム入りかと勘違いするくらい、塩気のきいた香ばしい風味でとってもおいしかったです。
「美人になれる料理」ってホントに??
▲ホントに〜?と半信半疑なわたし
続いてメニューを眺めていたら、「パーフェクトビューティーの秘けつ」「あのクレオパトラが食していた」と何やらすごそうな説明の料理が。
「これ頼みましょう!」今まで優しく微笑んでいた今野が、ここで珍しく前のめりになりました。
運ばれてきたのは、黄金色がきれいな「アルガンオイル」。ハミさんいわく、女性の美肌やアンチエイジングにもとっても効果的なのだとか。
ここから始まりました、わたし奥村 VS. 今野のアルガンオイルバトル。われ先にとオイルを食べ進めます。
わたし奥村は、タジンとパンにかけてせっせと口の中へ。うーむ、これが「キレイ」の味か……少しクセのあるごま油のような風味です。
一方の今野は、このオイルがよほど気に入ったようで、「わたしは飲んじゃいます」とそのままゴクリ。
さすがにそこまではできず、見守るわたし(さっきスパイスはそのまま食べましたが……)。悔しいけどこの勝負は、今野に軍配があがりました。
それにしても、この旅でいちばん熱心な今野を見たのがこの瞬間。「キレイになれる」という言葉って、本当にあらがいがたい誘惑ですね。
お腹はいっぱいでも、やっぱり頼めずにいられないのがデザート。運ばれてきたのはちっちゃくてかわいい揚げ菓子です。
▲「この端っこのからいきましょうか」と今野
ひとつひとつ律儀に半分こしてくれようとする今野ですが、いやいや無理でしょう、ぜったい粉が飛び散るよ〜とガードするわたし。
案の定、分散したカケラたちを集めて回ったのでした(笑)
▲食後のコーヒーもスパイスたっぷり。カップもかわいい!
こうしてモロッコをたっぷり堪能したわたしたち。
おいしい料理はもちろん、かわいい器をたっぷり眺め、なんだかキレイになった気もして……体も心も満足感でいっぱいに。
これは確かに、女性なら絶対好きになっちゃう! すっかりモロッコの虜になったのでした。
まだまだ続く世界旅行。さあ、次はどこの国へ行きましょう? お楽しみに。
(つづく)
モロッコ タジンや
住所:東京都千代田区富士見2-4-13 NOAAビル2F
TEL:03-6272-3779
定休日:日曜
営業時間:11:30〜15:00/17:00〜24:00(ラストオーダー23:30)
【写真】木村文平
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