【趣味は、洗濯です。】ワンピースに、スカートに……今日は、おしゃれ着の洗濯日和。
編集スタッフ 糸井
初夏の香りと、風の心地よいこと。これは、洗濯日和が続きそうですね。
もし、「趣味は、洗濯なんです」という人がいたならば、その人はどんな風に、洗濯時間を楽しんでいるのでしょう。
たとえば、こんな風?と、空想してみたら、マンネリしていた家事・洗濯が、なんだかキラキラしてきます。
今回の特集は、そんな空想洗濯ストーリーを巡ったもの。1話目は、大切にしたい「おしゃれ着」の洗濯がテーマ。写真集をめくるように、お楽しみください。
旅に行けなかったGWには、衣替えをした。
クローゼットから出てきた、お気に入りの春ワンピース。どうせなら、家のなかでとびっきりのおしゃれをして過ごした。
5/2 ピンクベージュのワンピース
5/3 イエローロングスカート&ブラウス
5/4……etc.
今日はこれら、おしゃれ着たちを洗う日。
まずは、リビングにあるスピーカーへ。洗濯したくなる曲を集めたプレイリストをスイッチ・オン。洗濯時間を楽しむには、これが必須でして(来週には、こちらのプレイリストをみなさまにもお届けしたいなと思っています)。
おしゃれ着の洗濯日和は、紫外線の弱い「くもりの日」。
燦々と紫外線に当たると、大切な服たちの、色あせが進みやすいんですって(なんでしたら、部屋干しがベストなくらいだとか)。
洗う前のポイント1
洗いあがりのシワや縮みを少なくするために、綺麗にたたんでネットに入れること。
たたみかたは、縮みやすい袖をなかに入れ込むのがコツだそう。
そうそう、洗う前に、ぜんぶの服を裏返しておくのも忘れずに。洗濯機内の水流にザブザブ洗われている最中も、表の生地が色あせにくくなりますから。
洗う前のポイント2
襟元に、うっかり付けたファンデーションは、洗う前にプレウォッシュ。
シミ取り用の洗剤がないときは、中性洗剤を水で割った液をシュシュっと吹き付け。それで15分ほど置けばOK。
今日はどれにしよう。
パンにジャムを選ぶように、洗剤も、気分に合わせて使いたく。お気に入りのバスケットに、2、3種類は陳列中。
洗う前のポイント3
型くずれ予防のための鉄則、脱水時間は1分以内に設定。
洗濯機
Switch on.
洗濯機が働くあいだ、こちらは読書でも。
いくつか雑誌を引っ張り出して、空想旅行。少しばかり、旅欲を満たしたくて。
北欧の、小さな街の写真が目についた。
(30 minutes late.)
ピーッピーッピー!
干す前のポイント
アイロンがけを少なくするには、干す前にシワを伸ばしておくこと。襟や袖は、重点的に。
やさしくパンッと、縫い目に沿って伸ばしたら、白色で統一したハンガーにかけて。
ロングスカートは、ピンチで留めて、空気の流れを作っておく。こうすると、乾きが早いのです。
「お日さまが出ている日は、色あせないよう、日傘でカバーしてみてくださいな」と、この間お会いした洗濯のプロは言っていた。こうかしら。
イエロー、グレーに、ピンクベージュ。色とりどりに、風に揺られて。
これにて、洗濯終了。
カラカラになったカゴの、気持ちいいこと。
と、浸っていても、机の上のハンカチのように、うっかり洗濯し忘れたものが出てくることもしばしばだったり。
それはまた、次回の洗濯に回すということで。しばらくは、ベランダの風にあたって、過ごすのです。
(つづく)
photo : mitsugu uehara
superviser : yasuyuki mogi(著書「日本一の洗濯屋が教える 間違いだらけの洗濯術」)
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