【寝る前15分の初級おやつ】材料は片栗粉・牛乳・砂糖だけ。みずみずしい「癒しのミルクもち」
編集スタッフ 小林
甘いおやつで、ほっと一息。毎日慌ただしくとも、この至福のときがあるから頑張れるんだなと、しみじみ思います。
とはいえ忙しい日におやつを買いに行くのは、ちょっぴり大変。だけどもしも15分くらいで、大好きなおやつが簡単に作れるとしたら……。
そこでこの特集では、OYATSUYA SUNの梅澤さんに「スキマ時間でも、さっと作れる簡単おやつレシピ」を全3話にわたって教えていただきます。
どのレシピも材料を用意してしまえば、だいたい作業時間は15分ほど。寝る前の疲れているからだでも、おやつ初心者でも、気楽に作れます。
第1話では「紅茶のパンナコッタ」をご紹介しました。第2話は、片栗粉があればできる「ぷるぷるなミルクもち」のレシピをお届けします。
つるつるでプルプルな、癒しのおやつ
片栗粉でつくる「ミルクもち」
梅澤さん:
「ミルクもちは、わらびもちと白玉のあいだのような、ぷるぷるとした食感が楽しいおやつ。疲れを癒してくれるような、優しい味わいです。
材料がとてもシンプルで、片栗粉・牛乳・砂糖があれば、すぐに作れるところもお気に入り。最近の僕のイチオシおやつです」
材料(2〜3人分)
片栗粉…35g
グラニュー糖…25g
牛乳…250ml
お好みで、黒蜜・きなこ・黒ごまやメープルシロップなどをかけて食べると美味しいです。
<スムーズにするための下準備>
・あらかじめ氷水をいれたボールを準備しておくと、スムーズにできます。
作り方
1. 材料を小鍋に入れてよく混ぜる
片栗粉・グラニュー糖を小鍋に入れ、牛乳を注ぐ。ダマがなくなるまで、よく混ぜ合わせる。
2. 鍋を火にかけ、絶えず混ぜ続ける
ダマがなくなったら、鍋を火にかける。最初は中火で、とろみが出てきたら弱火にし、焦げないようにゴムベラで絶えず混ぜ続ける。
とろみが出てくると一気に固まりはじめるので、混ぜる手を止めないようにするのがポイント。
もちもちとしたひと塊りになったら、さらに1分ほどよく混ぜて火を止める。
▲このくらい、もちもちになったらOK!
3. 氷水をはったボウルに落とし入れ、冷やす。
おもちをスプーンですくいとり、氷水をはったボウルの中に落とす。
このときスプーンごと氷水の中に入れ、ボウルの中でおもちをこそげ落とすと、上手にできます。
よく冷えたらザルにあげ、水気をきって器に盛り、お好みで黒蜜やきなこ、ごまなどをかけて完成です。
白玉のようにフルーツポンチに入れてみたり、アイスクリームやあんこと一緒に食べたりしても美味しいですよ。ぜひいろいろアレンジしてみてくださいね。
梅澤さん:
「コツはきちんと火を通すこと。粉っぽくならず、美味しく仕上がります。
スプーンですくうので、僕がつくっても絶対にきれいな丸には仕上がりません(笑)。けれどそれは、おうちで作るからこそ味わえる魅力でもあると思います。
決してお店では出てこない、そんな不恰好さも愛嬌があって、どこか愛おしいおやつです。
できたてが一番美味しいのですが、水と一緒にタッパーに入れて冷蔵庫で保管すれば、翌日食べることもできますよ」
おやつ初心者、平日夜につくってみました
このタプタプの牛乳が本当におもちになるの・・?と最初は思っていたのですが、しばらく火にかけていたら、みるみる変化しはじめ、急速におもちに。
あまりの変わりっぷりに「すごい、おもちだ〜!」なんて、ひとりキッチンで大はしゃぎ。つい夢中になってしまい、その日のモヤモヤも忘れ、童心にかえりながら作りました。
出来上がったものをスプーンでつついてみると、確かにおもちのような感じ。だけど口に入れてみると、つるんとさっぱりで、白玉よりみずみずしい食感。
ミルクの甘さがほんのり感じられる、なんとも言えない優しい味わいで、思わずペロリ。我が家ではこの夏、リピート確定です。
最終話である第3話は、大人もつい伸ばした手が止まらない罪なおやつ、「禁断のチョコレートサラミ」のレシピをお届けします。
【写真】OYATSUYA SUN(10枚目以外)
もくじ
OYATSUYA SUN
なくても困らない、必需品ではないものこそが人生を楽しくしてくれる。そんな想いで、パウンドケーキやクッキー、グラノーラ、マフィンやスコーンなどの、焼き菓子を中心としたおやつをつくるお店。おやつづくりを通して「いなくても困らないけど、いるとちょっと楽しいよね」と感じもらえる、社会にとってのおやつのような存在としてOYATSUYA SUNを運営している。「北欧、暮らしの道具店」などのインターネットでの通信販売のほか、工房を開けての店頭販売を行っています。
〒186-0001
東京都国立市北2-12-13
※4月から店頭販売は一時おやすみしています。
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