【今日のクラシコム】2020年入社組、日々奮闘中!スタッフ3名にインタビューしました。

スタッフ 金

こんにちは。人事の金です。

現在、2020年秋のスタッフ採用を実施中です。

実は、私自身も4月に転職をして、初めて定期採用の担当をすることになりました。

どんなことを皆さんにお伝えできたら、クラシコムのことをより知っていただけるかなとあれこれ想像する中で、ふと、同じ2020年に入社したスタッフにインタビューをしてみたくなりました。

クラシコムでは、2月下旬からリモートワークでの勤務がスタートしました。

入社時期と新しいワークスタイルが重なったメンバーは、どんなことを感じながら、仕事を進めてきたのでしょう。

今の新鮮な気持ちを探ってみたいと思います。

▲zoomでのインタビューに参加してくれたスタッフです

写真右上から時計まわりに、

アドミニストレーションG 原田
3月入社。前職は教育のスタートアップ企業でコーポレート全般を担当。最近、料理にはまっているのだとか。現在は、財務経理や法務を主に担当しています。

エディトリアルG 石川
2月入社。学生時代はバンドサークルに所属、前職はレコード会社に勤務していました。現在は、商品ページの作成・編集を主に担当しています。

コミュニケーションG 江草
2月入社。前職は文具メーカー勤務。入社前は当店のコラムやお買い物を楽しんでいたそう。現在はお客さま係としてお問い合わせや受発注業務を主に担当しています。

 

リモートワークの鍵は、こまめなコミュニケーション?

リモートワークでは、どのようにコミュニケーションを取ってきたのでしょう。先輩に教えてもらいながら仕事を進める場面が多い新入社員だからこそ、感じたことを聞いてみました。

江草:
「私は、入社して半月ぐらい経った時に『明日からリモートワークになります』と決まって。一人慌てたのですが、他のメンバーは意外にも冷静で。『じゃあ、また明日!』と帰っていく後ろ姿をみて驚きました。

翌日からリモートで、いつもと同じようにスムーズに仕事が始まって。みんな、勇ましいです……!」

その後のコミュニケーションはどうやって進めていったんですか?

江草:
「主にはチャットツールの “Slack” やWEB会議システムの “zoom” を使っています。皆さん、レスが早いんです。可愛いスタンプで『みてるよ』って反応を返してくれたり、いつも心強く感じています」

▲自宅のPC周りにはお気に入りのものを集めて気分をあげています(江草)

石川:
「私も同じです。商品ページの作成は確認しながら進めることが多いのですが、Slack上で『いついつまでにお返事しますね』と返してくれるので、やきもきする時間が減りました。

あと、なんと質問したらいいのかよく分からない時もあって。そんなときは『ちょっといいですか?』と5分、10分ほどzoomで相談していました。

周りの先輩同士も、よく短い質問や相談のやりとりをしているのが見えていたので、小さなことでも気軽に聞いていいという雰囲気を感じていたのかもしれません」

江草:
「最初は話しかけるのに躊躇したときもありましたが、えい!と聞いてみると『合ってるよ』とか『聞いてくれてよかったよ!』と言ってもらえたので、少しずつ抵抗がなくなっていきましたね」

 

もともとユーザーではなかったけれど……

原田:
「僕は入社初日だけ出勤して、2日目からはリモートワークだったんですよ」

2日目から!困りませんでしたか?

原田:
「みなさん、親切だしレスも速いので、業務上であまり困ることはなかったのですが……。僕はもともと北欧、暮らしの道具店のユーザーではなかったので、自分が会社にフィットするのかなという不安と、加えて、働き方も前職とは大きく違うので、その変化に興味もありつつ、ドキドキしながらのスタートでしたね」

実際、働いてみてどうだったのか気になります。

原田:
「半年経って、すっかり北欧、暮らしの道具店のファンになりました!最近、スタッフコラムが心に染みるんですよ……」

ほっ。

環境が変化すると、誰しも不安や戸惑いを感じる瞬間があると思います。

コミュニケーションを重ねていく勇気と、それを受け入れてくれる雰囲気が、リモートワークの日々を支えているように感じました。

 

「仕事を吸収する道筋」は、多岐にわたる?

自分なりに、会社や仕事に慣れるために工夫したことも聞いてみました。

原田:
「僕のいるコーポレート部門は、社内のみんなをサポートする役割なので、みんなから頼ってもらうためにも、自分をまずは知ってもらいたいと思っていました。Slackに自分のつぶやきを投稿するチャンネルを作ったり、違うチームの人も交えたオンラインの飲み会を企画してみたりも」


▲原田は、スタッフのみんなに気軽に使ってもらえるよう、入社後Slackのスタンプを25個作ったのだとか。今では気軽なコミュニケーションに欠かせません

江草:
「私は、業務の合間に、過去にお客さまとやりとりしたメールを見るようにしていました。すると、北欧、暮らしの道具店のお客さま対応は、一律で『こうする』と決まっていない部分があることが分かって。

その時々で状況が違うので、担当するスタッフがその場面に合った対応をしようと心がけているんですよね。それらのメールを読んでいると、その姿勢に背筋が伸びました」

石川:
「私も、過去の商品ページをとにかく沢山見ていきました。まさに100本ノック。どんな角度やスタイリングだったらお客さまの目に留まる写真になるのだろう?と。

あとは、チームmtgの時に、最近いいと思ったものを話題に出したり。お互いの興味を知ることが、センスやアンテナのすり合わせになるかなと感じていました」

3人の部署は違いますが、少しでも早く仕事を通じて貢献したい気持ちは同じ。

そのために、過去の仕事から学んだり、積極的に周囲とコミュニケーションを重ねているようにみえます。知りたい、学びたいと思った時に、吸収できる方法がたくさんあることもクラシコムの特徴かもしれません。

 

クラシコムらしさってなんだろう

約半年間、先輩スタッフたちと仕事をする中で、どんなところにクラシコムらしさを感じたのかも、言葉にしてもらいました。

江草:
「お客さま対応の例のように、仕組み化されているところと考える余地を残しているところです。対応が決まっていないことは、みんなでこういう方法はどう?こっちもあるねって話し合いながら決めていきます」

原田:
「クラシコムって、働くみなさんはとても優しいけれど、判断は合理的でそのバランスが面白いというか。優しさと、率直さを持っているというか」

石川:
「けっこう、ヒートアップすることもありますね。例えば私の業務だと、MDやPBチームと編集チームの担当者間で商品の見せ方を巡って、ページに掲載する写真や文章について議論することがあります。伝え方は相手への敬意を持ちつつも、真剣ですね」

どうやって落としどころを見つけるんですか?

石川:
「話し合いに尽きます。この写真がいいと思ったのは、涼しげに見せたいからだよね、だとしたら、この方法はどうだろう?と。ひとつのアイテムをお客さまに『欲しい』『すてきだな』と思ってもらいたいというゴールは同じだからこそ、お互いが見えているあらゆる方向から意見を出し合って、最終的にベストなところに落とし込む、という感じです」

私も入社後同じような感想を持っていたので、3人の話にとても共感しました。入社前は「可愛い!欲しいな!」と思って見ていた商品ページも、その背景にあるクラシコムらしい試行錯誤を知って、つい今まで以上に愛おしい気持ちで眺めてしまうのは……入社後の変化です。

 

これからも奮闘は続きます

最後に、これからの抱負についても聞いてみました。

石川:
「自分のなりの視点や信念を持てるように磨いていきたいです。周囲から学びながら『自分はどう思うか?』を大事にしたいですね。一通り業務は覚えたのですが、自分なりのセンスや視点を磨いていくことが次のステップなのかなと思っています」

江草:
「お客さまの気持ちや状況に寄り添えるお客さま係になりたいです。あとは、まだ先輩に頼ってばかりなので、逆に頼られるようになりたいです。Slackで『江草さん、助けて!』が溢れるようにしていきたい(笑)」

原田:
「財務経理や法務など、いろんなプロジェクトに関わっているので、引き続き、社内のスタッフに頼ってもらえるように自己開示しながら、みんなが気持ちよく仕事が進められるようにサポートしたいです」

2020年入社組。

みんなの話を聞いていくうちに、リモートワークであってもなくても、奮闘する日々は変わらないのかもしれない……と気がつきました。

私自身は、早く会社に慣れたいと焦る瞬間もあったのですが、自分の役割や目の前の仕事に一つずつ向き合うことが、結局は慣れる近道になっていくのかな、ということも。

また笑顔でみんなと振り返りができる日を楽しみにしながら、一歩一歩、試行錯誤を重ねていきたいです。

 

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