【大人のためのスイーツ】第3話:チーズ好きにおすすめ。甘さと塩気がほどよい「チーズケーキ」

寒い夜には、スイーツが恋しくなります。
甘さはごく控えめに。けれど濃厚で、コーヒーはもちろんお酒にも合う「大人好みのスイーツ」3皿を、料理家・中川たまさんに教わりました。
3皿目は、まるでチーズそのものみたいな、甘さ控えめで塩気のきいた「チーズケーキ」です。
どっしり濃厚、口溶けはまろやか
チーズ好きのための「チーズケーキ」

材料(直径15cmの丸型1台分)
・クリームチーズ…200g
・パルミジャーノチーズ(※1)…40g
・砂糖…50g
・卵…2個
・プレーンヨーグルト…100g
・生クリーム…100g
・レモン汁…大さじ1
・コーンスターチ(または片栗粉)…大さじ1
・ローズマリーの葉(※2)…刻んだものを小さじ1
※1 カルディなどで購入可能。なければ市販の粉チーズ同量で代用可です
※2 フレッシュ、ドライどちらでもOK

土台用
・クラッカー…30g
・溶かしたバター…15g

下準備
・クリームチーズ、卵は室温に戻しておく。パルミジャーノチーズは、おろし金で粉状に削る。
・ローズマリーの葉は、枝から外し細かく刻む。
・ポットなどでお湯を多めに沸かしておく(湯煎焼き※の際に使用します)
※オーブンの天板に型をのせた状態でお湯をはり、蒸し焼きにすること。チーズケーキやプリンをしっとり焼き上げたい時に行います
作り方
①土台を作る
▽袋に入れたクラッカーを麺棒などで潰し、溶かしバターを加えてなじませる


▽型に敷き詰める

②材料を順に混ぜていく
▽ボウルにクリームチーズ、パルミジャーノチーズを入れてよく混ぜる

▽砂糖、卵、ヨーグルト、生クリームの順に加えて混ぜ合わせ

▽レモン汁、コーンスターチ、ローズマリーを加えて混ぜる


③オーブンで湯煎焼きにする
▽湯煎焼きの際に水が入らないよう、アルミホイルで型を覆って生地を流し込み
▽160度に予熱したオーブンへ。天板にたっぷり熱湯を注ぎ、40分ほど湯煎焼きをする。竹串をさして、液がついてこなければ焼き上がり
④冷蔵庫でしっかり冷やしてから、切り分ける
▲仕上げに、好みでレモンの皮やパルミジャーノ、ローズマリーを飾っても
中川さん:
「焼いた当日は食感もふんわりしていて、レモンの風味が際立ちます。
翌日以降はよりしっとりし、チーズの塩気やコクが感じられていきます。味の変化も楽しんでみてくださいね。
冷蔵の場合は3日、切り分けてラップをすれば冷凍庫で1ヶ月ほど保存できます」
辛口の白ワインと合わせて、休日のごほうびに

湯煎焼きにすることで、中はとってもしっとり。口に入れるとほどけるようにチーズの旨味が広がりました。
お酒と合わせるなら、辛口の白ワインを。チーズケーキのあとに白ワインを口に含むと、ローズマリーがより一層ふわっと香りたち、おいしさが広がりました。
休日のごほうびに、まだ少し明るいうちからお酒を片手に楽しみたいひと皿です。

全3話でお届けしてきた大人のスイーツ。甘さを最小限におさえた3皿は、不思議とお腹にもたれないこと。そしてお酒と合わせることで、新たなおいしさが広がることにも驚かされました。
市販ではなかなか見つからない、手作りならではの「大人の味」。週末にぜひお試しいただけたら嬉しいです。
【写真】濱津和貴
もくじ


中川 たま
料理研究家。神奈川・逗子で、夫と娘と暮らす。季節の食材や果実を生かした、家庭でも作りやすいシンプルな料理を手掛ける。近著に『ふわふわカステラの本』(主婦と生活社)、『器は自由に おおらかに おいしく見える器の選び方、使い方』(家の光協会)、『少ない材料で、簡単に作れる たまさんちのおおらかなおやつ』(家の光協会)。Instagram:@tamanakagawa
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