【スタッフの愛用品】洋食、和食、なんでもこい!のおおらかな器
編集スタッフ 松田
この一年半、外食できる機会が減ってしまった分、自宅で自分でつくって食べる、それがより当たり前のことになって、日々繰り返してきました。
食べることが好き。美味しいものが食べたい。料理すること自体は嫌いじゃない。でも、365日ずっと続くとなると、自分のつくる料理に飽き飽きしてきたのが本音です。
代わり映えしない食卓に、なにか変化がほしい……。
ささやかな気分転換を求めて、お皿を一枚、迎えることにしました。
北欧の器といえば。憧れのブラックパラティッシ
▲左が26cm、右上が16.5cm。そういえばここ数年、娘用に器を買い足すことはあっても、自分の好きを優先にした器を迎えるのはかなり久しぶりだと思い出しました
選んだのは、北欧食器の代表格といわれているブラックパラティッシのプレート。
当店でもロングセラーの器で、愛用しているスタッフもたくさん。シックなモノトーンの絵柄が美しくて、撮影のスタイリングで使うたびに、ステキだなぁと惚れ惚れしていました。
もともと小さい16.5cmプレートは使っていて、お菓子をのせてもおつまみをのせても取り皿にしても可愛くてとても気に入っていましたが、今回選んだのは一番大きな26cmサイズ。
我が家の食卓は、おかずは大皿にのせて、それぞれ自分で食べる分を取り分けるスタイルにしているので、26cmプレートはメイン料理をどどんと盛り付けるのに活躍してくれそうだなぁと。
届いてさっそく16.5cmと並べてみると、26cmは結構な存在感があり、もしかして主張が強すぎて食卓の中で浮いてしまう?と思ったのですが、いざ使ってみるとそんな心配は無用でした。
洋食、和食、なんでも来い!のおおらかさ
▲この日のメインはアジフライ。蛸とトマトのパスタ、キャベツラペと一緒に。なんだかフライがいつもより美味しそうに見えてうれしい
「この器は揚げ物が似合いそう」と感じていたのですが、まさに予想通り。ごく普通のアジフライが、ちょっとビストロ風に見えるような……(といったら、すこし言いすぎでしょうか)
大きく描かれた絵柄は浮くどころか絶妙な存在感で、食卓を一段、いや三段くらい華やかにしてくれて、とてもうれしくなったのでした。
▲左は週末に娘とつくったピザ、直径20cmのピザ生地がぴったりリムの内側に収まりました。右は、我が家で人気のにんにく醤油の手羽先がメインだった日の夕食
この頃は気づくとこのプレートばかり手にとっている私。
平日だって休日だって、洋食でも和食でも、買ってきたお惣菜も、ぜーんぶおおらかに受け止めて、盛り付けるだけで「なんだかいい感じ」にしてくれるので、ついつい頼りたくなってしまうのです。(写真を撮り忘れてしまったのですが、ケンタッキーのフライドチキンをのせても、いい感じでした……!)
▲平日の夜、作り置きしていた鶏むねソテーとトマトソースをブラパラにのせて、即席のおかずやお味噌汁と。モノトーンの色合いだからか、和の食器との合わせもとっても馴染むなぁと思いました
▲出番待ちの鍋の具材たちをのせても◎
キレイに見える理由は、かたちにあった
使い続けていて、このお皿のよさは、絵柄そのものの魅力もありますが、プレートのつくりそのものにあると気づきました。
リムが立ち上がっていることで、難しく考えなくても、盛りつけが自然とお皿の中心になり、絵柄が隠れすぎず、美しく食卓を華やかにしてくれるのです。
深さがあるので、パスタや汁気のあるおかずなんかも、受け止めくれるのもいいところ。
▲果物やパンもやはり似合うなぁと思った朝の食卓。ギフトにもよく選ばれるプレートで、近々友人の引っ越し祝いにも贈りたいと思っています
「あの料理も似合いそう。ちょっと作ってみよう」と、最近また少し料理が楽しくなってきたのが何より嬉しいこの頃。
たかがお皿、ではありますが、でもこの一枚がくれるパワーは、日々をやりくりしていく上で、かけがえのないもののように感じました。
ここ数日は、揚げたてのフィッシュ&チップスもこのお皿に似合いそうだなと妄想が止まらないので、近々週末にチャレンジしてみたいなと思っているところです。ギネスビールも買ってこよう。
今回ご紹介したアイテム
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