【あそびに行きたい家】時代も国もバラバラ。好きなもので溢れた心地よい部屋(フラワーデザイナー・市村美佳子さん宅)
編集スタッフ 青木
気付いたらヴィンテージだらけ!?
アンバランスな楽しい部屋
ルームツアー動画番組「あそびに行きたい家」。今回お邪魔したのは、フラワーデザイナーの市村美佳子(いちむら みかこ)さん宅。
一人暮らしをしているヴィンテージマンションは、自宅としてだけでなく、不定期で開催しているお花教室の会場や自身のアトリエでもあります。
年季の入った家具やアイテムが多い市村さんのお部屋。テーマやこだわりというものは特に意識はしたことはなく、自分が好きだと思えるものを選んだり迎えたりしているそう。
お花を生ける時間が楽しいと語る市村さん。おうちでのお花の楽しみ方も伺いました。ぜひYouTubeでお楽しみください。
お花が楽しくなる “魔法の壁” と “力のある花瓶”
賃貸ながらリフォームが可能な物件で、市村さんは部屋の一面を山吹色に近い黄色に塗装しました。
市村さん:
「黄色って魔法の色なんです。お花が映えるんですよね。お花がどんな色でもこの壁の前に置けば、まとまります」
リビングの棚一面にしまってあるたくさんの個性豊かな花瓶はお花を引き立ててくれる“力のある花瓶” なのだそう。
▲花瓶は骨董市やアンティークショップで集めている
市村さん:
「この部屋にある花瓶は、テイストとかもバラバラなんですけど、どれも絶対に生けやすい花瓶です。お皿でも何を盛っても美味しく見えるお皿があるじゃないですか。花瓶も一緒で、何を入れてもお花を生かしてくれる花瓶があるんです」
好きなものを集めて。古いものに囲まれた部屋
小さな頃から古いものが好きだったという市村さん。今でも惹かれるものはアンティークやヴィンテージのものが多いそう。
しかし、古いものを意識して集めているわけではなく、年代やテイストを問わず、ただただ自分の感性が喜ぶものを選んでいます。
市村さん:
「作られた国も時代も、買った時期も違うけど、部屋のサイズにさえ合えば買います。自分の好きなものだったら部屋に合うって思ってるし、ピッタリ合わなくても違和感が好きなので」
部屋にお花がないと嫌だというほど、市村さんの生活にはお花が溶け込んでいます。
市村さん:
「急いで生けるのではなく、座ってお茶を飲みながら、『この花瓶も可愛いけど、あっちの花瓶も可愛いかも』のように、生け直してみたり。そういう時間が楽しいです」
インテリアもお花も、アンバランスで混ざり合っているものが気持ち良いと感じている市村さんの、心地よいと思える暮らしを見せてもらいました。
本編はYouTubeでお楽しみください。
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【密着!】大好きな花を仕事に。スタイルは1つだけじゃなくてもいい?フラワーデザイナー・市村美佳子さん
市村美佳子
フラワーデザイナー。(株)緑の居場所 代表取締役。株式会社ロイヤルコペンハーゲン、フラワーアレンジメント教室の講師を経て、あんりゆき氏のイギリス暮らしと花に憧れて渡英、現地でフラワーアレンジメントを学ぶ。帰国後、あんりゆき氏に師事し、1994年独立。
東京・南青山のアトリエで花教室を主宰するほか、ファッション&ライフスタイルブランドのイベント花装飾を手がける。https://www.midorinoibasho.jp/
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