【夏のお守り万能タレ】03:海のうまみが集合。お店気分の「しらすと海苔のオイルだれ」
編集スタッフ 吉野
暑くて食欲がない……。そんな日にも、美味しくするするっと食べられるレシピを知っていたら、心強いです。
そんな時のお助け万能タレを、料理家のまきあやこさんに教えていただきました。
第3話では、ふつふつ煮たオイルに食材のうまみがぎゅっと詰まった「しらすと海苔のオイルだれ」で作る、和え麺レシピをご紹介。ちょっぴりアジアンな雰囲気の、そうめんのようなパスタのような、不思議でおいしい和え麺です。
そうめんにも、パンにも。
手軽にお店気分が味わえる、オイルだれ
材料(3〜4人分)
しらす…40g
海苔…2〜3枚(厚めのものは2枚、薄いものは3枚が目安)
にんにく…2片
お好みの油…200g(今回は米油を使用)
ナンプラー…小さじ1(醤油でも代用可)
A
レモン汁…小さじ1
ブラックペッパー…お好みの量
お好みの具、薬味…お好みの量(アボカド、茗荷、オクラなど生の野菜がおすすめです)
※具や薬味がなくてもおいしく召し上がれます
作り方
1. フライパンにしらす、海苔、にんにく、ナンプラーを入れ、油を注ぐ
▲にんにくは芽を取り、半割りに
まきさん:
「油は、熱に強い米油か太白ごま油がおすすめ。
コクを出したい方は、オリーブオイルを使うのも良いですよ」
▲海苔は一口大にちぎって
2. フライパンに火をつけ、ごく弱火で15〜20分煮る
まきさん:
「油でじっくり『煮る』料理なので、温度が上がりすぎて『揚がる』ことのないように、ふつふつしている状態を常にキープしましょう。
じっくりと熱を加えることで、具材のうまみが油にしみ出て、濃厚な美味しさが詰まったオイルダレになるんです」
3. 最後にレモン汁、ブラックペッパーを入れ、火を止めたら完成。
酸味と香りが飛ばないよう、Aのレモン汁とブラックペッパーは最後に。
こちらのオイルダレは、冷蔵保存で2週間持ちます。
まきさん:
「ナンプラーを加えることで、深みのある味わいに。南の国の調味料なので夏にぴったりの味で、塩気も取れていいですね。
温かいパスタに同じように和えても、アヒージョのようにパンにつけて食べても相性抜群です。
夏は油を避けがちですが、適度に接種するとビタミンCの吸収が良くなるので、一緒に食べる野菜などの栄養素も吸収しやすくなるんですよ」
▲そうめんの水を切ったら、オイルだれをお好みの量和えて。今回はその後に、アボカドと茗荷をのせました
ふつふつし始めて10分ほど経つと、部屋中にナンプラーの爽やかな香りが広がり、なんだかお店にいるような気持ちに。
私は夏のお昼によくそうめんに助けてもらうのですが、このタレがあるといつものそうめんがちょっぴり特別になるような気がして、楽しみが増えました。
次回は、このタレを使ったチャーハンをご紹介します。どうぞお楽しみに。
【写真】木村文平
もくじ
まき あやこ
料理家 Food producer / stylist、Perch. 主宰。テーマ性のあるオーダーメイドのケータリングやお弁当、イベントでのフードコーディネーションを手がける他、フードスタイリング・レシピ開発などを中心に活動中。
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