【夏のお守り万能タレ】04:お皿の上で炒り卵と混ぜるだけ。オイルだれで作る、簡単チャーハン

編集スタッフ 吉野

8月も終わり、あっという間に9月。

とはいえ、まだまだ暑い日が続くから、火を使うのは最小限にしたいですよね。

そんな時のお助け万能タレを、料理家のまきあやこさんに教えていただきました。

今回は、第3話で作った「しらすと海苔のオイルだれ」を使った、チャーハンレシピをご紹介。ご飯を炒める工程がないので、暑い日でもぐんと作りやすいレシピです◎

「しらすと海苔のオイルだれ」のレシピはこちらから

その他のレシピはこちらから

 


炒める工程はゼロ。

卵がふわん、つるん「楽ちんチャーハン」


材料(1人前)

しらすと海苔のオイルだれ…小さじ2
卵…1個
白ごま…小さじ1
紫蘇…5枚
万能ねぎ…お好みの量

ご飯…200g

 

作り方

1. 温かいご飯とオイルだれ、白ごまを混ぜる

まきさん:
「白ごまのカリカリ食感がおいしさのカギ。

味はタレで十分なので、薬味なしでも。このままおむすびにしてもおいしいですよ」

 

2. 炒り卵を焼き、ご飯の上に乗せる

▲卵に味付けはなしでOKです

強火でフライパンを温めてから油を適量入れ、中火にしてから卵を入れる。

まきさん:
「卵を入れる前に、フライパンを十分に温めておくのがポイント。

目安は、箸の先につけた卵を少し落として、ほわ〜と膨らむくらい。卵を流し入れたら10〜15秒でほどよい半熟具合になるので、そのままご飯に乗せてください」

 

3. 刻んだ薬味を乗せて完成。

まきさん:
「薬味はたっぷり乗せるのがおすすめ。他には、かいわれ大根などもいいですね。

食べるときは卵を崩しながら召し上がれ。個人的には完全に混ぜきらないのが好み。食べ進めるうちに、いろんな味や食感を感じられて楽しいですよ」

混ぜている間もいい香り。温かいご飯にオイルも加わっているけれど、どこかさっぱりとした食べ心地なのは、タレに入っているレモンのおかげ。

酢飯のような雰囲気で、夏でもご飯をもりもり食べられそうです。

カリカリしたごまや、ふんわりした炒り卵があとを引く、大人も子供も、大好きな味ですよ。

 

副菜にも使えます「レタスのサラダ」

このオイルだれは、レタスやきゅうりなどお好みの野菜に和えるだけで、あっという間に本格サラダにも。

きゅうりは、しましまに剥いてあると、皮があるところとないところで食感が違ってリズムがついて楽しいですよ◎

***

この特集でご紹介した2種類のタレ。暑い夏には特に、キッチンに立つのが億劫と感じてしまう私なのですが、こちらのタレはすでに2周目に突入しています。

その訳は、やっぱり工程が少ないという手軽さと、メニューに迷っても「冷蔵庫にあのタレがあるから、大丈夫」と思える、お守りのような心強さにあるのだと思います。この夏は万能タレとともに、内側から元気に過ごせそうです。

主食に、おかずに、おつまみに。

ぜひ今の気分に合うものから、気軽に作ってみてくださいね。

 

【写真】木村文平


もくじ

まき あやこ

料理家 Food producer / stylist、Perch. 主宰。テーマ性のあるオーダーメイドのケータリングやお弁当、イベントでのフードコーディネーションを手がける他、フードスタイリング・レシピ開発などを中心に活動中。


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