【疲れた日こそフライパンパスタ】04:週末、お酒と一緒に楽しみたい。胡椒が絡む「チーズソースのパスタ」
編集スタッフ 吉野
パスタの茹で加減に、ソースの作り方。お家でおいしいパスタを作るのって、意外と難しい……。
今回はフライパンひとつで作れて、いつもと一味違うパスタのレシピを、料理家の柚木さとみさんに教えていただきました。パスタの茹で汁をそのまま使うので、濃厚なソースを作りやすいのだそう。
第4話でご紹介するのは、長くなってきた秋の夜をまったり楽しみたい気分にぴったりのパスタ。
シンプルでおいしいチーズソースのパスタは、お酒と一緒にいただくのも、来客時のおもてなしに作るのも良さそうです。
少ない材料で、まるでお店の味。
チーズと胡椒の「カチョ・エ・ペペ」
材料(2人分)
リングイネ…160g
ペコリーノ・ロマーノ…60g ※アレンジで、パルミジャーノ・レッジャーノやブルーチーズでも。
粗挽き黒こしょう…小さじ2
水…2カップ
塩…小さじ1/2
オリーブオイル…大さじ2
作り方
1. パスタを半分に折り、チーズを削る
▲ペコリーノ・ロマーノは、輸入食品を扱うスーパーやネットショップが見つけやすいですよ、と柚木さん
パスタを半分に折る。ペコリーノ・ロマーノはおろし器で削る。
おろし器はチーズ専用でなくても大丈夫です。
2. フライパンに材料を入れて強火にかける
▲この段階でこしょうを入れることで、こしょうのダシが出て香りが広がり、おいしくなります
フライパンに水2カップ、こしょう、塩、オリーブオイル、パスタを入れて強火にかける。
沸騰したらパスタをほぐすように混ぜ、火を弱め蓋をして、ときどき混ぜながら加熱する。
3. 茹で時間の1分前に蓋を外し、火を止めてから水とペコリーノ・ロマーノを加えてよく混ぜる
蓋を外して中火で全体を混ぜながら加熱し、好みの茹で加減になったら火を止めて水を適量加え、茹で汁とよくなじませる。
柚木さん:
「加える水の量は、50〜80ml程度が目安です。フライパンの底に少し溜まるくらいに調整します」
ペコリーノ・ロマーノをトッピング用に大さじ2程度残し、それ以外を鍋に加える。茹で汁となじませながら溶かしてチーズソースに。
柚木さん:
「ペコリーノ・ロマーノは優しくかき混ぜ、しっかり溶かしてくださいね」
4. 器に盛り、チーズをトッピングしこしょう少々をふって完成
柚木さん:
「ペコリーノ・ロマーノは温度が高いと固まってソースにしづらくなってしまうので、火を止めてから水を加え、少し温度を下げて溶かすのがポイントです。
他のチーズと1:1にするなどアレンジしてもおいしいですよ。
4話を通しておすすめなパスタや具材の種類をご紹介していますが、作りやすく、おいしく食べていただくのがいちばん。いろいろお好みで試してみてくださいね」
***
チーズソースとこしょうがしっかりと絡んだパスタは、まるでお店で食べるおしゃれなパスタの味。
シンプルな材料ですが、塩味やこしょうの香りがきいています。確かにこれはおつまみにぴったり。小皿に出して、生ハムなどと一緒にいただくのもおいしそうです。
どれもフライパンひとつで作れるとは思えない、いつもとは一味違うパスタ4皿。
準備や片付けをする元気がないな、でもおいしいパスタが食べたいな。ちょっぴりいつもの味に飽きてきたな……。そんなとき、このレシピの中から「今日はどれにしよう」と選んでいただけたら嬉しいです。
【写真】佐々木 孝憲
もくじ
柚木 さとみ
料理家。古民家をセルフリノベーションしたアトリエで料理教室「さときっちん」を主宰しながら、企業や雑誌、メディア向けのレシピ提供のほか、スタイリングや空間作りなど”食”を含めた暮らし方の提案を行っている。近著に『友だちと、空の下で、ゆるく料理を楽しむ。女子キャンプごはん』(グラフィック社)がある。HP:https://yugisatomi.com/
Instagram:@yugisatomi
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