特集|花と暮らすためのヒント集「出張socuka」第2話
店長 佐藤
昨日から連載を開始させていただいた『出張socuka』。
今日の更新は、本題にはいっていく第2話です。
いよいよ、socukaさんの手によって
まずは我が家のリビングが春色に染まっていきます!
socuka:
お部屋のあちこちをお花で彩っていこうと思ったときは、
まずはシンボル的な位置を作ることから始めるといいですよー。
今日はここをスタートにお部屋を時計回りに飾っていきますよ♪
佐藤家のシンボルには、やっぱり春だから、
迷わず桜の枝モノを選びましたよ!
これは花屋さんでもよく見かける《啓翁桜 – けいおうざくら》という種類です。
さとう:
うひゃー、このダイナミックさは人生初!かもです!
これだけボリュームがあると、やっぱり一気に空間が華やぎますね。
桜の枝モノのパワーすごいっ!
socuka:
枝モノを活けるときは、
「どこを正面とするか」ということを決めてから
正面から見て、中心を一番高くして、
あとは放射線状に広がりが出るように花瓶に挿していくと、
すごく美しいバランスで仕上がりますよ♪
さとう:
なるほどー!!
じゃあ、今回はこのあたりから見た感じが正面と考えていいのかな?
(上の写真でふたりが立っている場所から見たポイント)
たしかに!美しいバランス!
これから自分で大ぶりな枝モノを活けるときは、
早速真似してみようって思いますー。(嬉)
socuka:
さあて次は!この窓辺あたりをターゲットにしようかなー。
窓辺だから奥に見えるベランダの景色にも続くように
花器はガラスのものをチョイスしますねっ。
socuka:
今日はせっかくだから、
佐藤さんが普段ならあまりご自分では買わないだろうなと思うお花も
飾ってみたいと思うんです。
そんなわけで、ここでそんな花たちを使ってみようかと。
まずは《ストック》というピンク色が鮮やかなお花を!
socuka:
そこに同系色のお花を足していきますね。
これも佐藤さん、普段なかなか買わないだろうなと思って。
《アマリリス》ですよー♪
さとう:
たしかに自分では一度も買ったことないなー。
アマリリスって、ユリみたいにぶわーっと開くお花ですかね??
なんか、この蕾な感じがまたいいですねっ
socuka:
そうそう!開くとユリのようなゴージャスさがあるお花です。
アマリリスはね、茎の根元がお水につけてるうちに
タコの足みたいにべろべろっと広がってきやすいので
活ける前にこうやってセロテープを巻いて
留めておいてあげるといいんですよ。
さとう:
そういうお花の扱いに関する知識が
素人の私にはないんですよね。
いやあ、地味に勉強になるなー。
(ぱっと鮮やかなストックに、
淡い色合いのアマリリスが足されて
なんだか魅力的な感じになってきましたねー。)
socuka:
次に使うのは、はい、これ!佐藤さんが大好きなこれですよw
さとう:
うわーい、大好きな《ビバーナム》だー!!
やっぱり、これはいつ見ても好きだなー。
この淡いグリーン、たまらんです。
socuka:
こんなふうに、ストックとアマリリスの間を埋めていく感じで
ビバーナムをたわわに活けてあげると素敵ですよねー。
さとう:
はー、きれい。(ため息)
この窓辺のコーナーもやはり春色ですねー。
(少し離れたところから窓辺のお花を見てみました。
ガラスの花器を使うことで確かに窓辺の景色に
溶け込んでるなって感動ですー。
それでいて、すごく存在感がある!!)
socuka:
次はこのテレビボードの上にしましょうか。
ここはちょっと違う色合いのお花を活けてみましょうかねー。
socuka:
この場所は黄色系のグラデーションカラーでまとめてみますねっ。
まずは、佐藤さんも大好きな《ミモザ》を挿して、
次は《チューリップ》。
socuka:
そしてオレンジ色の《ラナンキュラス》も合わせましょー。
これちょっとしたコツなんですけど、
お花屋さんに行って何を選んでいいか分からないときは
自分のなかでひとつテーマカラーを決めて
そのグラデーションカラーになるようにお花を選んでいくと
素敵なセレクトに仕上がることが多いですよ!
さとう:
たしかに同系色だと活けたときも
すごくまとまりがいいし、ものすごく魅力ありますね!(大興奮)
socuka:
はい、ここはできあがりです!
こんなふうにひとつの空間をパーっと見渡したときに
お花を活けてあるポイントがそこここと目に飛び込んでくると
本当に気分がいいでしょー??
さとう:
うんうん、ほんとうにそうですね。
手前の黄色~オレンジ系のアレンジの奥に
窓辺のピンク系の春色アレンジが見える感じも
すごーーーく素敵です。
あーー、もうかなり興奮しちゃってますが、
これ以上にお花が増えていくなんて、どうなっちゃうんでしょう。
socuka:
今回はね、飾る場所がお家だし、
鉢植えがあるのもすごく自然な風景だと思うし、
佐藤さんの家で長く楽しんでもらえるものもって思って
色々と鉢植えの植物も持ってきたんですよ。
socuka:
佐藤さん、ちょうど良さそうなカゴとかってあります?
さとう:
ありますよ、ありますよー。
(お気に入りのネズの菜園カゴを差し出す)
socuka:
このカゴには《キンレンカ》と《ローズマリー》の2鉢を
一緒に入れちゃいます!
キンレンカは「ナスタチウム」とも呼ばれてますけど、
これ、食べれる花なんですよっ。
さとう:
じゃあローズマリーと合わせて「食べれる」繋がりってこと?(笑)
あー、しかし、いい香り!
ローズマリーの香りって、すんごく元気出るなー。
socuka:
このアレンジはソファーの足元あたりに置いてみましょうかね。
桜の足元にある雰囲気も悪くないでしょ??
さとう:
すごく、いいです!
なんだか、ここにあるべくしてあるっていうくらい
すごくいい眺め!
socuka:
佐藤さん家にもともと飾ってあったこのホーロー製のピッチャーみたいなの、
すんごーく可愛いですね。
こういうの、私も欲しいなー。
このホーローの入れ物、もうちょっと余裕ありそうだから
私が持ってきたハーブの鉢も仲間入りさせちゃってもいいかな?
さとう:
いいですよー、いいですよー、大歓迎!
このホーローの入れ物はスウェーデンのヴィンテージなんですよー。
植物を入れるのにちょうどいいでしょ?
socuka:
うんうん、ほんとに。
ここには《タイム》と《ミント》を仲間入りさせておきますね。
ほらっ、ちっちゃなハーブガーデンみたいになったでしょう?
ハーブってお庭がない人でも、こうやってお家の中で
楽しんだっていいんですよー。
socuka:
そしてハーブを寄せ集めた鉢の後ろには
窓辺のもうひとつのアクセントとして、
真っ赤な《ラナンキュラス》の鉢植えも置いちゃいます!
socuka:
鉢植えのいいところは、
部屋のなかで上のほうばかりではなく足元のほうにも
色を足すことができること!
目線の高い部分にはお花を活けて、
低い部分にこうやってポンポンと鉢植えの植物を置いてあげると
空間にいいリズムができますよねー。
さとう:
ほんとうにそうですね!そのとおりだと思う!(またも興奮)
それにハーブなんかが加わると、部屋じゅうに
フレッシュな香りも漂ってサイコーですね!
今まで切花にばかり目がいってたけど、鉢モノにもはまりそうw
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皆様、今日の更新はいかがでしたか?
「早速お花屋さんに行って、お花や鉢植えを買いたくなりましたー」
なんていう方がいらっしゃったら、本当に嬉しいです。
私も仕事帰りに花屋に寄りたくてウズウズしてきましたよ。
さて、明日の更新では、
今度はリビングの続きでダイニングやキッチンに
お花が飾られていきます。
そしてリビングダイニングのビフォアー⇒アフターの写真も
お見せしたいと思います!
明日の更新も引き続き、どうぞお楽しみに!
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もくじ
◎ (第1話) プロローグ 『socukaさん、おひさしぶりです!』 (4月16日 更新)
◎ (第2話) リビングをお花で春爛漫に。 (4月17日 更新)
◎ (第3話) ダイニング、そしてキッチンに。 (4月18日 更新)
◎ (第4話) 店長佐藤の小さなお願い、叶えてもらいました。 (4月19日 更新)
◎ (第5話) お花のある暮らしって、やっぱりいいですね! (4月20日 更新)
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