【一皿よくばりレシピ】03:カニカマでうまみをプラス。フライパンで簡単「ふわふわ卵焼きの甘酢あんかけ」
編集スタッフ 吉野
ごはんのおいしい季節。
いろんなおかずと一緒にごはんを楽しみたいけれど、毎日あれこれ作るのは大変です。調理器具ひとつで、主菜も副菜もいっぺんに作れたら、お腹も心も満たせる食事の助けになりそう。
そこでこの特集では、メインとなるお魚やお肉などと一緒に、お野菜もしっかり摂れる一品を、お米料理研究家・しらい のりこさんに教えていただきました。
第3話では、「ふわふわ卵焼きの甘酢あんかけ」のレシピをご紹介。やさしい味の卵と、とろりと絡む甘酢あんとの組み合わせが、食欲をそそります。
たっぷりの野菜と、カニカマのうまみ。
「ふわふわ卵焼きの甘酢あんかけ」
材料(2人分)
長ねぎ…1/2本
にら…2本(20g)
しいたけ…2枚(20g)
ごま油…大さじ1
◎卵液
卵…3個
カニカマ…4本(40g)
塩、こしょう…少々
◎甘酢あん
水…1/2カップ
しょうゆ、砂糖、酢…各大さじ1/2
片栗粉…小さじ1
※直径20cmほどのフライパンが、作りやすいサイズでおすすめです
作り方
1. 野菜を切る
長ネギは斜め薄切りにする。にらは3cmの長さに切る。
しいたけは軸をおとし、薄切りにする。
しらいさん:
「にらは、買ってきたらすぐにタッパーのサイズに合わせて切り、水に入れておくと冷蔵庫で4〜5日ほどもちます。もやしや、しょうがにも使える方法ですよ」
2. 卵液、甘酢あんの材料を混ぜておく
▲カニカマは粗めに割きます
しらいさん:
「卵は白身を切るように。焼いたあとの食感がパサついてしまうので、混ぜすぎないくらいがおすすめです」
3. フライパンにごま油を入れて中火で熱し、野菜を炒める
しらいさん:
「にらは味が強く出やすいので、しっかり炒めてくださいね」
4. 全体がしんなりしたら卵液を混ぜて流し入れ、大きく混ぜる
▲ゴムベラなどを使い、大きく混ぜるのがポイントです
しらいさん:
「卵は半熟でも完熟でもおいしいので、混ぜながらお好みのかたさに火を通していただいてOKです」
5. 中火のまま蓋をして1分ほどおいたら、器にのせる
▲置いている間は焦げつかないよう、たまにフライパンを振りながら
6. 甘酢あんの材料をフライパンに入れ、とろみが出て沸騰させたら卵にかけて完成
▲「片栗粉はとろみが出てきてもすぐに火を止めず、必ず一度沸騰させてくださいね」としらいさん
しらいさん:
「舞茸やしめじなどのきのこを入れてもおいしくなりますよ。
カニカマはうまみをプラスしてくれる食材。他にはかまぼこやちくわなど、魚介系のうまみを足してくれる食材であれば、どれを入れてもおいしくなるはずです」
具材のおいしさがぎゅっと詰まった、ふわふわの卵。
その上にとろっとかかった甘酢あんは、程よい甘酸っぱさで卵の味を引き立てていました。
次回は意外な隠し味を使った、鶏手羽ローストのレシピをご紹介します。どうぞお楽しみに。
【写真】上原 朋也
もくじ
しらい のりこ
お米料理研究家。夫、ジュンイチ氏と二人でごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として活動中。美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案でTV、雑誌などのメディアを中心に活動中。著書に『しらいのりこの絶品!ご飯のおとも101』(NHK出版)『ごきげんな晩酌 家呑みが楽しくなる日本酒のおつまみ65』(山と渓谷社)など。HP:https://gohandoumei.com/
Instagram,X:@shirainoriko
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