【ひと足先に愛用中】どうしてスキンケア? 店長 佐藤に、足掛け4年の思いとおすすめの使い方を聞きました
編集スタッフ 藤波
一日の中で、深呼吸をする時間はどれだけあるでしょう。
仕事や家事、育児、目の前のあれこれに向き合っていたら、気づけば一日が終わってしまった……そんなふうに頑張っていると、自分と向き合うのは後回しになってしまうもの。
本日発売となった当店初のスキンケアアイテム「シンボリックオイルインミスト」は、肌に作用するアイテムであることはもちろん、忙しない日々に自然と深呼吸する瞬間を作れたらという思いを込めて生まれました。
足掛け4年で、ようやく心からお客さまにお届けしたいものができたと話す店長 佐藤。
スキンケアアイテムを作った理由やオイルインミストに込めた思い、とっておきの使い方までたっぷり話を聞きました。
足掛け4年。実はスキンケアのことを考え続けてました
オリジナルのメイクアイテムの取り扱いがスタートしたのは2020年。実はその前から、最終的にはスキンケアアイテムを作るところまで行き着きたいと考えていたといいます。
佐藤:
「暮らしの道具から始まって、オリジナルのアパレルやコスメに挑戦して。暮らしにまつわるものを少しずつ取り扱っていくうちに、私たちもお客さまも日々使い、必要としているスキンケアというカテゴリーでもお役に立てたら、というのを自然に思うようになりました。
でもスキンケアって肌に直接触れて、上辺だけじゃなく本当の意味で自分を整えるものじゃないですか。だからこそ開発にはより一層慎重になったし、何より世の中に素晴らしい商品がたくさんある中で、『北欧、暮らしの道具店』らしいと感じてもらえるスキンケアってどんなものだろうとずっと考えていました」
佐藤:
「ただ機能が優れているだけではなくて、使うたびに心まで作用するものにしたい。使っていて気持ちが良くて、いい香りがして、しばらく使っていたらお肌の調子が上がっていくことをきちんと実感できるもの……。
こうしたい、という思いはあったけれど、じゃあどんなプロダクトだったらその『らしさ』を叶えられるんだろうというところが難しかったです。
せっかくなら、お客さまが『洋服を買ったついでに試してみようかな』くらいの軽やかさで手に取っていただけるものから始めたいと模索する中で、オイルインミストとの出会いがありました」
45歳をすぎて、今までにない肌の変化を感じて
佐藤:
「実は私自身が45歳を過ぎた頃、どんなに水分を入れても、どんなにクリームを塗っても肌の奥がずっと乾燥している時期がありました。それがね、40代前半とはもう全く違う、今までにない感覚で。
そんな時におすすめしてもらったのがオイルインミストです。どんな時もシュシュっと保湿できる手軽さと、ミストであることによってとにかく使い心地が気持ちいい。乾燥して硬くなった角質層をオイル成分が和らげて、スキンケアの浸透も助けてくれる。これだ!と思いました。
普段のスキンケアのプラスワンとして気軽に取り入れられて、長く使い続けることで肌に変化を感じられる経験をしたので、これに当店らしさが加われば自信を持ってお客さまに届けられるかもしれないと、初めて思えたんですよね」
佐藤自身の経験もあり、オイルインミストから始めようと決まったのが今年の2月。そこからどうやって開発を進めていったのでしょう。
佐藤:
「心からいいと思える香りであること、そして使っているうちに肌の調子が上がっていくことをきちんと感じられること。この2つは絶対に妥協をしないと決めて、かなりの敏感肌である私自身が、オイルの配合割合や成分の内容を変えたサンプルを数ヶ月かけて試しました。
肌の状態をなめらかに整えたり保湿してくれる天然由来のエキスを使うことにもこだわって、開発担当スタッフたちと一緒に山梨県にあるハーブ農園にも足を運びましたね。そこが、思わず土に寝ころびたくなるくらい本当に気持ちのいい場所で。大切に育てられている様子や、ハーブからエキスを抽出するところも実際に見せてもらいました。
そんなふうに一つ一つ納得しながら進めていったので、自分の肌や感覚にしっかり向き合ったものになったと思っています」
出番は朝昼晩。
店長 佐藤のおすすめの使い方
01. 朝のメイク前に
顔を洗っていつものスキンケアをした後「いざメイク」の直前に。
「2、3プッシュした後に手のひらでぎゅっと馴染ませると、しっかり角質層まで浸透する感じがあります」
02. メイクポーチと一緒に持ち運んで
手のひらに収まる大きさなので、バックに入れて持ち運んでも◎
「オンライン会議の前や、お化粧直しのタイミングで気分転換しています。花粉で乾燥や顔がむずむずする季節に肌を整えるのにもおすすめです」
03. 休日朝の起き抜けの肌に
ゆっくり過ごしたい休日の朝には、スキンケアをミストだけで済ますことも。
「起き抜けの洗顔前の肌に数プッシュ吹きかけて手のひらでおさえます。
そこからゆっくり朝ごはんを食べたりして、出かける直前の洗顔・スキンケア・メイクまでの数時間を繋いでもらっています」
04. 眠る前の仕上げとして
お風呂上がりの肌に一番にシュッ。ソファでゆったりドラマを見る時にも手元に置いて。
「お風呂上がりは水分がどんどん失われていくので、身体をささっと拭いたらまずはミストを顔や首周りに吹きかけておきます。
着替えていつものスキンケアルーティンをしたら、1日の終わりにベールをかけて仕上げるような気持ちでミストを。リラックス感のある香りに包まれてほっとします」
自然と深呼吸してしまう瞬間をつくれたら
佐藤:
「ミストを開発する中で、自然と深呼吸したくなる空間を演出するものにできたら、というのもずっと大切にしていました。
毎日忙しく過ごしていたり緊張が続いていると、つい呼吸が浅くなってしまうんですよね。これは私もピラティスに通うようになって知ったのですが、緊張して呼吸が浅くなっている時は肋骨にも力みが出ているのだそうです。
肌の保湿をするアイテムではありますが、いい香りのするミストだからこそ、『ついでに深呼吸もしちゃった』という瞬間を作れたらすごくいいなあと思ったんです」
▲自然と吸い込みたくなるよう、噴射の仕方や粒子の細かさにもこだわりました
佐藤:
「お店に届く感想や、ラジオ『チャポンといこう!』に届くお便りを読んでいると、当店のお客さまは日々を本当にまっすぐに奮闘されている方が多く、仲間のように感じてしまう瞬間があります。
そんな方たちにこのミストを使う瞬間は自身の肌を労わりながら深呼吸をして、気持ちがほどけるような一瞬を感じていただけたらと願いながら作りました。
いい香りのする空間にいると、脳は自然と深呼吸を促すようにできているらしいんです。甘くなく、かと言って清涼感がありすぎず、凡庸なハーバルじゃない……私たちも大好きなフランキンセンスなどの香りを中心に最後にヒノキを少しだけ追加したことで、このミストだけの特別な香りになったと思います」
窓の外がどんな景色のときも。そばにありますように
▲当店オリジナルの雑貨たちと並んだ時にしっくりくるトーンか、自宅の様々な場所においてみてデザインを検討したそう
佐藤:
「大人になると自然なことだとは思いますが、『よくやってるね』と声をかけてもらうことって減りますよね?
だけどへとへとで帰ってきてこのミストに目が止まった時、『今日も一日お疲れさま』って言ってもらえたように思える、そして自分を大切にしてあげる瞬間を少しでも作ろうと思える、そんな存在になった気がします。
パッケージの窓のモチーフには、窓の外がどんな景色でも(どんな時間帯でも)私たちのそばにあってほしいという思いを込めました。
このミストが日々のお供としてそばにあって、一日の中で『ああ、気持ちがいいな』とホッとしていただける時間が生まれたら、それ以上に嬉しいことはないですね」
▲朝昼晩さまざまなシーンでミストを手に取るという佐藤。家の中での定位置はリビングの真ん中だそう
***
たくさんの思いを込めて生まれたオイルインミスト。
保湿アイテムとしての役割はもちろん、ぜひゆっくりと深呼吸をしながら使っていただけたら嬉しいです。
シンボリックオイルインミスト
商品ページはこちら
【写真】井手勇貴
特集 | きれいな肌をつくるには
こちらの特集では、肌質の異なる30代から60代の方にオイルインミストを2週間ほど使ってもらい、率直に感じたことを話していただきました。
こんなふうに使ってみたいな、という場面がひとつでもイメージしていただけたら嬉しいです。
オイルインミスト開発秘話
ハーブ農園でのひと時やオイルの働きについてなど、開発担当スタッフ目線のコラムも公開中です。
オイルインミストのことをさらに知りたくなった方は、ぜひこちらもご覧ください。
動画 | 今年始めた「調子いいな」の新習慣
当店のスタッフ2名に、今年始めた日常を心地よくする新習慣を聞いてみました。
こちらにもオイルインミストが登場しています。ぜひあわせてご覧ください。
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