【きれいな肌をつくるには】30代から60代まで。年齢も肌悩みもそれぞれの三人に「オイルインミスト」を使ってみてもらいました
編集スタッフ 松田
当店のオリジナルブランド初の、スキンケアアイテム「シンボリック オイルインミスト(ミスト化粧水)」が発売となりました。
生活のあらゆるシーンで使っていただきやすい、手軽なスプレータイプの化粧水。肌の保湿目的としてはもちろんですが、オリジナルでブレンドした天然精油が生み出す香りにもこだわりました。
普段の生活で浅くなってしまいがちな「呼吸」も、オイルインミストをシュッとひと吹きすれば、透き通るような澄んだ香りに包まれて鼻から深くゆっくり呼吸をしたくなる。慌ただしい日々の中でもほんのひととき、気分がほぐれて潤う。なかなか自分をケアする時間がないという方にこそ手に取っていただきたい、そんな想いを込めた商品です。
でも、「ミスト状の化粧水って?」「いつどんなふうに使うといいの?」と、具体的な使い方がイメージできないという方もいらっしゃるかもしれません。
そこで発売と同時に公開する、こちらのスペシャルコンテンツでは、肌質も年齢も異なる3人の方に、実際にこのオイルインミストを2週間ほど使ってみていただき、率直に感じたことを話していただきました。
気軽に、簡単、かろやかに。
いちばんそれがいいわね
はじめに訪ねたのは、専業主婦から古道具屋の店主を経て、60代で自ら立ち上げた大人のための普段着のレーベル「CHICU+CHICU5/31」でデザイナーを務める山中とみこ(やまなかとみこ)さんです。
シンプルでリラックス感がありながらも細部のデザインが光る大人の日常着をかっこよく着こなし、ふんわりとしたシルバーヘアのパーマ、差し色の赤のネイルカラーがお似合いの、オシャレな憧れの先輩である山中さん。
今回オイルインミストを使っていただくにあたり、ご自身の肌についてのお話から伺いました。
昔から、ベタベタ塗るのは苦手でした
山中さん:
「肌はね、海の近くに暮らすようになってボディーボードするようになったら、日焼けしちゃってね。何かしなくちゃなぁとは思っていたんです。シミもできているから、友人にお薦めしてもらった皮膚科で相談してみようかなと思いつつ、でもまだそのままなんです。
わたし、若い頃はニキビに悩んでいたから、ベタベタするのが苦手なんです。クリームなんかをべったり塗るのは、気持ち悪いと思っちゃうタイプでした。だから、さっぱりした使い心地のものをいつも選びます。いまも朝はお水だけの洗顔で済ませて、夜は石鹸で洗ってお風呂上がりに化粧水をつけるくらいでね。歳を重ねて、さすがに乾燥するかなと思って、冬は乳液をつけています。イベントや大事なお仕事があるときだけ、パックをします。
わたしの姉は真逆で、きめ細かな白い肌だったからケアも違ったでしょうね。肌って人によって全然違うから、お化粧品も気になるところは人それぞれよねぇ」
ほどよくしっとり。首まわりや手にもかけたくなりました
オイルインミストを2週間ほど使ってみていただきました。使い心地はどうでしたか?
山中さん:
「ミストの化粧水って初めて使ったので、最初は近くからシュッとしすぎて肌から垂れちゃって戸惑いました。少し顔から離したところからかけるのがコツなのね。それと、目を瞑るのも不思議な感じだったけれど、慣れたら面倒ではないですね。
使い続けていたら、自分には合っているかもと思いました。ベタベタが残らないから気持ちが良くて、一緒に首まわりにもかけています。元々きちんと手入れされている方だったら、もしかしたら物足りないかもしれないけれど、わたしはもうこれ一本でいいなと思ったわ。持ち運びやすいから、先日京都を旅した時にも持って行きました。
あと、手につけるのがよかったんですよねぇ。洗い物をすると手が荒れてカサカサになるでしょ。ハンドクリームは毎年買っていたんだけど、やっぱりベタベタするのが苦手で。このミストぐらいのしっとり感がいいなと思いました」
▲細やかな霧にはヒマワリ種子油、ホホバ種子油などのオイルが配合。そのオイルが乾燥でこわばりがちな肌をしっとり柔らかく整えます
うまく手間をかけず、ちょうどよい自分の塩梅を
山中さん:
「あと香り、薬草っぽい感じで好きでした。甘いのが苦手なんですよねぇ。甘い食べ物は好きですけれど。
髪につけるのも、よかったです。毛先にしっかりオイルをつけるのは出掛ける日だけなので、何も用事がない日なんかに、朝の身支度ついでに髪にシュシュっとしてます。
本当にズボラなんですよ。パーマにしたのもドライヤーしたくないからという理由なんです。癖っ毛だから伸ばせないんだけど、パーマなら自然乾燥できるし楽ちんでしょ」
山中さん:
「なんとなく全体が綺麗にみえれば心地よいと感じられるから、几帳面にはなれないんですよね。暮らしまわりについては、何事も自分の塩梅ってありますよね。お化粧も肌のことも、これからも、できるだけあまり手間をかけたくない。いくつも工程があるのは苦手だから。簡単がいいわね」
肌だけでなく、身体や心にも届く。
深い呼吸に合った香りでした
次にお話を伺ったのは、以前読み物で日常に手軽に取り入れられるストレッチなどを教えていただいた、ヨガ講師のサントーシマ香(かおり)さん。
小学生の子ども二人のお母さんでもあり、仕事に育児と、忙しい日々を送られているサントーシマさん。限られた時間のなかで、どんなふうにご自身のケアをされているのでしょうか。
年齢を重ねて力が抜けてきた、いまの顔がわりと好きです
まずは年齢を重ねての表情の変化について、こんなふうに話してくださいました。
サントーシマさん:
「年とともに、肌というか、顔が変わってきて面白いなぁと思います。最近20代の頃の写真を見返したら、今より顔の印象がきつくて驚きました。どこかギラギラしていたというか……。
40代になって力が抜けてきて、今の自分の顔はわりと好きです」
時間に追われる朝、ふわーっと一気にケアできて楽でした
オイルインミストをお使いいただいたのは、ちょうど乾燥が気になる秋頃でした。
1日の中でどんなタイミングで使うのがよかったですか?
サントーシマさん:
「朝5時半からオンラインのヨガクラスがあるので、起きたらすぐに洗顔とスキンケアと、眉毛などを描いて仕事を始めるのですが、丁寧にポイントごとの保湿まではできなくて。ふわーっとミストで一気に、顔だけでなく髪の毛も保湿できるのが楽だなと思いました。そのままハンドプレスをすると、心も落ち着きます。
油分と水分を同時に補うことができて、乾燥が気になった時にメイクの上からも使えるのもいいですね。柔らかくしっとり感のある使い心地で、うれしくなります。肌が乾きすぎてピリピリすると、なんだか悲しくなってしまうこともあるので、他の誰かのためというより、自分自身のためにカサカサしないようにしていたいなと思います」
好きな香りに包まれて、ほんの数秒でも鼻からゆっくり深呼吸を
「静かでやさしい、深い呼吸にも合った香りもよかった」とサントーシマさん。呼吸は、今を生きるわたしたちがもっと意識したほうがいい、そしてすぐにできる心身のケアだといいます。
サントーシマさん:
「ヨガのクラスにきてくださる方をみても、デスクワークで同じ姿勢を続けて、呼吸にまつわる筋肉がこわばっている方が多いように思います。また座りっぱなしだと、そんなに酸素をたくさん取り込まなくても日中なんとなく活動できてしまうので、呼吸が浅くなっていることに、気づかないんです。
そのまま過ごして、夕方になって疲れが出てくると、イライラに繋がってしまうことも。身体と感情はとても密接です。みなさん、日々頑張りすぎてしまうんですよね。
だから、何かしらうまく手を抜きながら、ほんの数秒でもいいから立ち止まって、ふーっと深く呼吸をするだけでも、だいぶ違うと思います」
「深く呼吸をするのに一番おすすめの方法は、好きな香りを嗅ぐこと。
緑が綺麗な気持ちの良い場所に行くと、つい胸をひらいて普段より深く呼吸を味わいたくなりますよね。好きな香りに包まれながら、鼻からスローな腹式呼吸をすると、自然に自律神経のバランスが整い、引っかかりの少ない、乗り心地の良い体につながります。深い呼吸により、高ぶった神経を落ち着かせてくれるので、イライラしたときにもきっと助けてくれるはず。
なんだかいいなと感じられる瞬間を自分につくって、気持ちを乗せてあげることが大事ですよね。オイルインミストは、その呼び水にもなりそうです」
朝にも夜にも。
気持ちをつくる、小さな新ルーティン
最後に登場するのは、スタッフ齋藤です。
もうすぐ40歳となる齋藤。ちょうど産後の30歳過ぎから、ふと気づくとカサカサしていたり、原因がよくわからない肌荒れやほうれい線が気になったりと、肌の悩みが増えてきたそう。そんな齋藤に、1日のスキンケアの中にオイルインミストを取り入れてみてもらいました。
ただいまスキンケアを見直し中。新しく試すのは楽しいです
スタッフ齋藤:
「子どもの手が少しずつ離れてきたので、スキンケアを見直しているところでした。これまでほぼ手をかけてこなかったので、いろいろ開拓するのは楽しいです。
それでも、お風呂上がりは特に肌が乾燥するまでのスピードが早くて、追いつかない……!というのが悩みです」
スキンケアを見直す中で、オイルインミストはどんなふうに生活に取り入れるのがよさそうでしたか?
スタッフ齋藤:
「まずは、夜のお風呂後に助かりました。大急ぎでパックや化粧水をしなくても、シュッとしておいたらとりあえず安心。そのあと落ち着いて、いつものスキンケアやパックをすれば大丈夫と思えるようになりました。
それと、昼間も乾燥が気になった時に手軽に顔に吹きかけられるのが、ミストのよさだなと思いました。これまでは、日中まで保湿ケアしようとは思わなかったので……。ハンドクリームを塗る代わりに、シュッと手にもかけています」
朝、起き抜けに「シュッ」とひと吹き
スタッフ齋藤:
「開発担当のスタッフから、“朝起きたらすぐに使う”のがオススメと聞き、試してみました。たしかに、起き抜けの朝一番にいい香りに包まれながら深呼吸ができて、夜の間に乾燥した肌をふるっと潤すことができます。ひと吹きしておけば、洗顔をするまでの時間も慌てずにゆっくりできますね。メイクのノリもよくなってきた気がしています。朝のルーティンにぴったりかも。
また、香りもクセがなくて、すーっと思い切り吸い込んでもむせたりしませんでした。居心地のよい森にいるような香りです」
「好きな香りをいつでもどこでも肌に纏えるという感覚も新鮮でした。
これまで何か気分を切り替えたい時には、ハンドクリームを塗ったり、お茶を淹れたりすることもありましたが、ミストを吹きかけるという新しい選択肢ができて楽しいです」
***
生き方と同じく、肌についての事情やスキンケアの好みも三者三様なものです。
ベタベタせずに手軽に保湿をしたいとき、深く呼吸をして張り詰めていた身体や気分をほぐしたいとき、お風呂上がりや起き抜けに潤いのベールを纏いたいとき。オイルインミストは準備要らずで、とにかく手軽にシュッと自分自身をケアできるのが何よりの魅力のようです。
自分もこんなふうに使ってみたいな、という場面がひとつでもイメージできましたら、ぜひ一度手に取っていただけたら嬉しいです。
【写真】川村恵理
足掛け4年の思いを、店長 佐藤へインタビュー
足掛け4年で、ようやく心からお客さまにお届けしたいものができたと話す店長 佐藤。
スキンケアアイテムを作った理由やオイルインミストに込めた思い、とっておきの使い方までたっぷり話を聞きました。
今年はじめた調子いいなの新習慣
当店のスタッフ2名に、今年始めた「調子いいな」の新習慣というテーマで話を聞きました。
その習慣のひとつとして、それぞれの暮らしの中での「オイルインミスト」の取り入れ方を紹介しています。
オイルインミスト開発秘話
ハーブ農園でのひと時やオイルの働きについてなど、開発担当スタッフ目線のコラムも公開中です。
オイルインミストのことをさらに知りたくなった方は、ぜひこちらもご覧ください。
山中とみこ
1954年生まれ。専業主婦、古道具屋店主、小学校の特別支援学級の補助職員などを経て、2003年49歳のときに大人の普段着のレーベル「CHICU+CHICU5/31(ちくちくさんじゅういちぶんのご)をスタート。著書に『時を重ねて、自由に暮らす』(エクスナレッジ)、新刊に『山中とみこの大人のふだん着』(文化出版局)がある。インスタグラムは @chicuchicu315
サントーシマ香
ヨガ講師。アーユルヴェーダ・セラピスト。2005年全米ヨガアライアンス認定インストラクター講座を終了。その後インドや北米を中心に学びを続ける。現在はオンラインヨガの配信も行う。著書に「更年期のヨガ」(大和書房)、「ストレスフリーになる 休息のヨガ」(大和書房)、「疲れないからだをつくる 夜のヨガ」(大和書房)など多数。2児の母。Instagram:@santosimakaori
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