LIFESTYLE
【あの人のバッグ】北欧旅行の思い出と共に。子どもが一緒でも身軽にすごせる「かばんの中身」
編集スタッフ 野村
リップに手帳、お財布、ポーチ。名前をみるだけで心おどる、そんなアイテムたちが一堂にあつめられた「バッグの中身」には、そこかしこに 「その人らしさ」 が詰まっているのかもしれません。
特集「あの人のバッグ」は、気になるあの人のバッグやポーチの中身を、あれこれ聞いてみる連載シリーズ。
今回のバッグの持ち主は、フリーランスのデザイナー・カメラマンとして活動する、わたなべみきさんです。
−バッグとその中身−
「シンプルな中にも、
思い出がぎゅっと詰まっています」
左上から時計まわりに
・ポーチ / agnès b.
・香水 / イソップ
・ピアス / tokage
・イヤホン / sudio
・携帯ストラップ
・ハンカチ / LAPUAN KANKURIT
・名刺入れ / safuji
・財布 / A.P.C
・フィルムカメラ / Nikon FM2
・娘のカメラ / KODAK PIXPRO
わたなべさん：
「2歳の娘がいて、まだ子どもの荷物が多いので、自分の荷物は極力減らしてかばんの中身をシンプルにするように心がけています。
その分、ひとつひとつ買ったときの事をしっかり覚えているくらい、思い入れの深いアイテムを持っているのだなとかばんの中身を改めて見て気づきました。
職業柄、おでかけするときも最低1台はカメラを持っていきます。
仕事もプライベートもフィルム比率が高め。最近は娘も写真を撮りたがることが増えたので、2歳のお誕生日プレゼントには娘専用のちいさなカメラをプレゼントしました。
防水+防塵+耐衝撃なので、どれだけ落としてもぶつけても安心 (笑) 娘視点の切り取りが、これからとっても楽しみです」
わたなべさん：
「『A.P.C』の財布は、3年前に独立したときに記念になるものをと思い購入しました。
洋服がほとんど明るめの色なので、財布くらいは落ち着いた色にしようと自分では珍しい黒を選択。探し求めていた理想の形・サイズ感でとってもお気に入りです。
マクラメのストラップはこの夏に自分で編みました。無心でなにかをするのが久しぶりでとても良い時間だったので、定期的になにか作ろうと張り切って紐とボードを買い足したところです」
北欧デザインのバッグたちがお気に入りです
左から順に
・ショルダーバッグ / Brady
・トートバッグ大 / marimekko
・トートバッグ小 / LAPUAN KANKURIT
・サコッシュ / Danton
わたなべさん：
「カバンは、基本的にこの4つの中から、その日のコーディネートに合わせて持っていくものを決めています。
洋服のテイストはナチュラル系の日もあればシンプルでボーイッシュな服を着ることもあり、あまり定まっていないのですが、持っているカバンたちは不思議とどちらのテイストにも合うのでお気に入りです。
一番最近買ったのは、『marimekko』のトートバッグ。ミモザイエローで “m” が大きくプリントされているのがなんともキュートなデザインは、ブランド創立70周年記念のノベルティとして作られたものだそうです。
今年の5〜6月に、家族で1ヶ月間北欧に滞在した時、年に2回しかない大きな蚤の市が開催される日があって、そこで現地の素敵なおばさまから購入しました。
上質なリネン素材のトートバッグは、『LAPUAN KANKURIT』のもの。はじめての母の日に、夫と娘からハンカチとセットでもらった大切な宝物です」
−ポーチの中身−
「中身は極力シンプルに。
ケアアイテムは、4つだけです」
左から順に
・香水 / イソップ
・ハンドクリーム / ARKET
・リップクリーム / john masters organics
・ティント / rom&nd
・ポーチ / agnès b.
わたなべさん：
「ポーチはパリの『agnès b.』で購入した思い出の品です。
化粧品には詳しくなく、こだわりもあまりないのでポーチの中身は必要最低限。この4つが余裕をもっておさまるちょうどいいサイズ感です。
香水は『イソップ』のマラケッシュインテンス。これぞイソップといったウッディな香りが好みで、夫とシェアして使っています」
わたなべさん：
「『ARKET』のハンドクリームは、コペンハーゲン空港にて購入。ゼラニウムの香りがなによりも好きなので、見つけたときは嬉しくてこっそり飛び跳ねました（笑）
同じ香りのキャンドルも購入したのですが、灯すと北欧で過ごした穏やかな日々がスッと蘇り、とても幸せな気持ちになります。
心と時間にすこし余裕が出てきたいま、ようやくですが、メイクも勉強していきたいなと密かにわくわくしています」
お気に入りのアクセサリーは？
・ピアス / tokage
わたなべさん：
「娘が生まれてから、基本的には結婚指輪以外のアクセサリーは安全のためつけないようにしていました。
そんな中、1ヶ月間の北欧旅行に発つ前に、お守りにもなるような新しいアクセサリーを……と、アクセサリー作家の友人に頼んで作ってもらったのがこのピアスです。
アクセサリーは身につけた瞬間に気分が上がりますね。滞在中はもちろん、これを機に日本に戻ってからもまたアクセサリーを楽しむようになりました」
そんなわたなべさんの素敵なバッグの中身でした。
次回はどなたのバッグが登場するのでしょう。お楽しみに。
わたなべ みき
福岡県を拠点に、フリーランスのWEBデザイナー・フォトグラファーとして活動中。リノベ団地にて、夫と娘との3人暮らし。Instagram:@dnmk98
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