【スタッフの愛用品】生活に嬉しい発見をくれた。ちいさなトレーみたいに使える「北欧のバスケット」
編集スタッフ 藤波
長らく、北欧の木工品に憧れていました。
職人さんが一つ一つ手作りするからこその風合いの違いだったり、長い年月をかけて飴色に育っていくようすだったり。
大切に手入れされてきた道具を見かけるたびに素敵だなあと思いながらも、自分の暮らしに馴染んでくれるか自信がなくて、なんとなく一歩踏み出せませんでした。
そんな私が「これなら長い間大切にできるかも」と思えたのが、スウェーデン・ヘムスロイド社のブレッドバスケット。
その名の通りパンを入れて食卓にサーブするのはもちろん、深さがあって持ち手のついたデザインだから、小さなトレーのように気軽に使えそうだったんです。
念願の北欧のバスケットが嬉しくて、どんな使い方ができるか色々試してみた模様をお届けします。
▲届いてからしばらくは飾り棚の特等席に置いて、美しい佇まいを眺めていました
いつもの朝ごはんがとっておきの景色に
まずは休日の朝ごはんに、パンのおともセットとして使ってみました。
天然木の木目や色合い、継ぎ目の滑らかさやゆるやかなカーブ……朝の光の下だと、改めて手しごとの美しさに惚れ惚れ。
食卓にバスケットが加わるだけで、少しだけ頑張った朝ごはんがより華やかに見えます。
これまでのパンの日を思い返すと、キッチンと食卓を何度も行き来するのが大変だから「今日はバターだけでいいや」ということもしばしば。
だけどバスケットがあると好きなものをポイポイ集めて一回で食卓に持って行けるので、今日は何を塗ろうかゆっくり悩む楽しみも増えました。
一般的なトレーよりも深くて持ち手があるおかげで、運びながらバランスを崩すこともありませんでしたよ。
移動できる、ちいさな身支度コーナー
とにかく見た目が素敵なバスケットなので、身支度コーナーに置くのもいいなと思いました。
普段アクセサリーはまとめてケースにしまっているのですが、お気に入りをぎゅっと集めて置くだけでなんとも気持ちの上がる景色に。
バタバタしていてアクセサリーをつけ忘れる日もわりとあるのですが、その心配も減りそうです。
こうやって必要なものを集めてみると、むしろこのバスケット自体がちいさな身支度コーナーみたい。
家族が姿見を使っているタイミングだったら、まるごと洗面所などに移動できるから便利ですね。
ベッドサイドの細々もきゅっと集められます
気になっていたベッドサイドの細々アイテムも、すっきり収納できました。
いい睡眠に興味を持ってから欠かせない存在になったピローミストや、寝る前に忘れずにつけるようにしているリップやハンドクリーム。
お気に入りが増えたことでよくメガネを取ろうとした手が当たって床に落としてしまって、それが小さなストレスだったんです。
メガネのように横幅のあるものも、高さのあるアイテムもすっぽり受け止めてくれるのがこのバスケットならではの良さ。
朝一番にやわらかな天然木の道具を目にしたら、気持ちよく1日を始められそうです。
気分はスキンケアビュッフェ?
最後に、個人的にこれはいい!と思ったのが、夜のスキンケアのタイミング。
冬場は脱衣所が寒すぎて、お風呂の後は一刻も早くリビングに戻りたく、スキンケアもとにかく早く終わらせるのが常だったのですが……。
ふと思い立ち、その日使いたいものをバスケットで持ち出してみたら革命が起きました。
暖房が効いたリビングでドラマを見ながらゆっくりスキンケアをする時間が優雅すぎて、どうして今までこうしなかったんだろう?と不思議になるくらい。
これまでもパックやボディクリームだけ持ち出すことはありましたが、まとめてがさっと持ち出そうとは思ったことがなかったんですよね。
その日使いたいアイテムを集める過程もビュッフェ(というほどの数でもないですが)みたいで楽しくて、いい使い方見つけちゃった〜と嬉しくなりました。
***
憧れていた北欧のバスケット。色々なシーンで使ってみたら、生活に新たな発見がたくさんありました。素敵な雑貨の力って本当にすごいですね。
ちなみに、お手入れは乾いた布に少量の油をとって、優しく磨くように塗布するだけでいいそう。道具としての美しさと、「これなら」と思える手軽さがちょうどいいバスケットだなと感じます。
その時々にこれだ!と思う場所で、おばあちゃんになるまで大切に使っていきたいです。
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