【助かるおかず】第3話:レモン醤油バターソースがやみつきになる「サーモンのムニエル」

ライター 瀬谷薫子

おやすみモードがなかなか抜けない正月明け。頑張らなくても作れて、ちゃんとおいしい「助かるおかず」3品を、arikoさんに教わりました。

3品目はサーモンのムニエル。レモンガーリックバターソースをかけた、手軽なのに特別感のある味わいの1品です。

 


サーモンのムニエル
レモンガーリックバター醤油ソース


材料

生鮭…2切れ
塩、こしょう…各少々
薄力粉…適量
バター…大さじ2
サラダ油…大さじ1
レモン…スライス1枚分(あれば)

A
レモン汁、しょうゆ…各大さじ2
酒…大さじ1
砂糖、おろしにんにく…各小さじ1

(付け合わせ)
ほうれん草1束
舞茸…1パック

 

作り方

1具材の下準備

生鮭は塩・こしょうをして薄力粉をまぶす。

ほうれん草は水に浸して泥を落とし、根本を切り落とす。まいたけは小さい房に分ける。

 

2.付け合わせの野菜を焼く

フライパンにサラダ油小さじ2(分量外)を中火で熱し、ほうれん草を炒め、しんなりしたら塩・こしょう少々(分量外)をして取り出す。同じフライパンに舞茸を加えてしんなりするまで炒め、塩・こしょう少々(分量外)をして取り出し、それぞれ器に盛る。

 

3.鮭を焼く

同じフライパンをきれいにして、サラダ油大さじ2を入れて中火で熱し、1の生鮭を皮目を下にして並べる。香ばしい焼き色が付いたら裏返し、反対も同じように焼き、器に盛る。

 

4.ソースを作る

小さめのフライパンにバターとAを入れて沸騰させ、とろっとしてツヤが出るまで加熱する。4の鮭にかけ、好みで薄切りのレモンを添えればできあがり。

 

arikoさん:
「ムニエルというと鮭をバターで焼くイメージがありますが、今回は鮭はサラダ油で焼き、仕上げのソースにバターを加えました。その方が重たくならず、バターのコクと香りもしっかりと感じられます。

付け合わせのほうれん草は、水に浸してから炒めるのがポイント。水分を染み込ませておくと、炒めた後もふっくらシャキッとした食感に仕上がります」

このレモンガーリックバター醤油ソースが絶品! 軽やかなのにしっかりコクがあり、魚料理もボリュームのある1皿に仕立ててくれました。

さわらやブリとの相性も◎。覚えておけばきっと役立つこと間違いなしです。

 

全3話でお届けしたarikoさんの定番おかず。手軽なのにちゃんとおいしいその秘密は、下拵えや調理のひと手間に詰まっていました。

どれもシンプルな調味料でできる、飽きのこない味わいも魅力。ぜひ日々のレパートリーに加えてみてください。

 

【撮影】福本和洋


もくじ

ariko

ファッション誌を中心に活躍するするエディター、ライター。インスタグラム(@ariko418)での料理の投稿が人気を集める。著書に「arikoの食卓」シリーズ(ワニブックス)、「arikoのごはん」「arikoの家和食」(講談社)「arikoの喫茶室」(マガジンハウス)など。新著は「arikoの日々、麺、ごはん」(扶桑社)。


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