【リビングをめぐる】1話目:壁、冷蔵庫も棚になる。狭くても、好きなものに囲まれる工夫(スタッフ栗村)
編集スタッフ 糸井
家で、長い時間を過ごすリビングルーム。そこのテーブルや椅子、ソファたちを、限られたスペースにどう置けば、もっと嬉しく過ごせるのだろう。
そう思い、いろんな情報を参考にするのですが、そこから実践「わが家用」にチューニングするのは、結構大変だったりします。
特集「リビング、スタッフの過ごし方」では、各スタッフが、いまのリビングに至った背景や悩み、くつろぐための工夫などをあれこれ聞いてみることに。
最初に訪れたのは、スタッフ栗村の自宅です。
ーリビングとその中身ー
狭くても、好きなものに囲まれていたら……
主な家具……
・ダイニングテーブル / artek
・ダイニングチェア / ともにartek
・照明 / CLASKAのアトリエランプ
栗村:
「ここには、5年くらい住んでいます。リビングといっても、台所とセットのような空間です。
わが家はとにかく狭いんです。できるだけ空間を広く使えたらと、ダイニングテーブルは小ぶりで、かつ丸いものを選んでいます。
サイズは、75cm。以前使っていたものもサイズは同じだけど、形が四角でした。できるだけ動線が圧迫されないようにと、引っ越しを機に買い替えたんです。
丸になり、テーブル自体の面積は減りましたが、特に不便もなく。むしろ人が通れるスペースが増えて、移動もしやすくなりました。
小ぶりとはいえ、2人で使うには大丈夫で、真ん中に鍋を置いて囲むこともできます」
▲ペンダントライトが好きな栗村。この高さも、ひと工夫。一般的なダイニングテーブルと照明の高さだと、テーブルしか照らせず、キッチンが暗くなるため、少し高めに吊るしているのだとか。
ソファ代わりの、「小休憩」な椅子
栗村:
「雑誌などで見かけるリビングには、大体ソファがあって、そこがくつろげる場所になっていると思うのですが、我が家には、ソファを置くスペースがないんです。
休むとしたらベッドになるけれど、そこまでいかないほどの、小休憩できる場所は欲しい。それをどうリビングにつくるのかは、いまも試行錯誤しています。
そこで選んだのが、ずっと欲しかったartekのテーブルと、椅子でした。だから、ご飯も、読書も、TV鑑賞も、何をするにもテーブルの上。ここを、そういう場所にしています」
▲ティータイムにて。使い込んだ鉄瓶は、はじめての一人暮らしからのもの。「それまで鉄瓶なんて実家でも使っていなかったのだけれど、なぜか母が『これで鉄分だけでも取りなさい』と持たせてくれたんです笑」と栗村。
壁も、冷蔵庫も「棚感覚」で
そんな小休憩スペースを支えるものが、四方にちりばめられたお気に入りの雑貨類なのだとか。
栗村:
「家全体の収納スペースも限られているので、好きなものを買っても、置き場所は限られます。
だから壁は、貴重な飾り場所。絵やファブリックなど、壁に取り付けられるものがとめどなく増えています。
他にも活用できる場所がないかな……と探したときに目についたのが『冷蔵庫』。ドアの前に貼ったり、上に置いたりできるから、棚感覚で楽しむようになりました」
▲ちょうど使っていた冷蔵庫が、上にものを置いてもいいタイプだったそう。
栗村:
「椅子に座り、一息ついているときに、可愛いものに囲まれていると、目に入るものから癒やされるというか。
自分のお気に入りのものを近くに置いておきたい気持ちは、この家に引っ越してから段々加速してきました」
ささやかな夢は「食器棚」を置くことです
栗村:
「リビングや、ダイニング周りで増やしたいものは沢山あります。
たとえば食器。去年フィンランドへ旅行したときにも、可愛い食器が山程あったんです。でもこれ、家にカップアンドソーサーだらけになるなと諦めて。この制約があるから、とめどなく増えずにすんでいるのかもしれないですが……ささやかな夢として、食器棚が欲しいですね」
栗村:
「それでも、ちょっとした工夫を試しながら。天井が低いから、できるだけ扉は全部空けておくといいんじゃないか。そのために好きな布を買ってきて仕切りを作ったり。
カラフルな家具に惹かれつつ、部屋の色は白を基調にして、圧迫感をなくしたり。その分ささやかに、雑貨や食器で楽しめたらと思うんです」
***
そんな栗村のリビングづくりでした。
次回はスタッフ津田の家にお邪魔します。お楽しみに。
(つづく)
【写真】メグミ
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