【ごちそうトースト】02:じゅわっと甘い新玉ねぎが主役「新玉ねぎグリルとトマトのトースト」
ライター 瀬谷薫子
心浮き立つ春。新生活がはじまる方もいるでしょうか。手軽でおいしく、お腹も満たされる朝ごはんで1日を元気にはじめましょう!
今回はいつものトーストにひと手間加えた「ごちそうトースト」のレシピ3品を、料理家のたくまたまえさんに伺いました。はじめから見る
じっくり焼いた新玉ねぎが主役
じゅわっと甘い「新玉とトマトのトースト」
材料(1人分)
食パン(6枚切り)…1枚
新玉ねぎ…1/4玉
トマト…中1個
塩、こしょう…適量
オリーブオイル…適量
(好みで)イタリアンパセリ…適量
【下準備】
新玉ねぎは1cm幅の輪切りにする。残りを粗みじん切りにして水にさらす。
作り方
1.フライパンにオリーブオイルを引き、輪切りにした玉ねぎを弱火でじっくり焼く。焼き目が付いたら裏返し、同様に焼く。
2.玉ねぎに火が通ったら、大きめのざく切りにしたトマトを入れる。少ししんなりしてきたら火を止め、塩、こしょうを振る。
3.トースターでパンを焼き、3の玉ねぎ、トマトの順にのせて、水を切ったみじん切りの玉ねぎとイタリアンパセリを散らす。オリーブオイルをひと回しかける。
たくまさん:
「玉ねぎは弱火でじっくり火を通すのがポイント。甘みが増して、ジューシーに仕上がります。トーストが熱々のうちにトマトをのせると、食パンにうまみが染みておいしいです。仕上げのイタリアンパセリは、ルッコラやバジルでも。お好みのハーブでどうぞ」
じっくり焼いた玉ねぎは、それだけで主役級。ヘルシーなのに食べごたえがあり、食後はかろやか。朝ごはんにぴったりなトーストです。
普通の玉ねぎでももちろんおいしいですが、みずみずしい新玉ねぎで作るからこそのジューシーさは今だけの味。ぜひ味わってみてください。
【写真】市原慶子
もくじ
たくま たまえ
旬の食材を使った保存食やお弁当のレシピが人気。主な著書に、保存食のレシピをまとめた『たまちゃんの保存食 新版』(株式会社マイナビ)、夫のお弁当作りをまとめた『たまちゃんの夫弁当』(主婦と生活社)がある。現在、オンラインショップ(tama’s store)で保存食や暮らしの道具を不定期に販売中。 Instagram:@tama.tamaben。
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