【かんたん韓国おかず】04:野菜が手軽なごちそうに。ピカタのような「豆腐となすのジョン」
ライター 瀬谷薫子
韓国の日常のおかずは、塩やしょうゆがシンプルにきいたやさしい味わい。手軽でごはんによく合い、日々の献立にぴったりなんです。
今回はそんな韓国おかず4品を、料理家の程塚裕子(ほどつか ゆうこ)さんに教わりました。
野菜だけなのにごちそう感
韓国風お好み焼き「ジョン」
材料(2〜3人分)
もめん豆腐…300g(30分水切りし、1cm厚さに切る)
なす…1本(1cm厚さの輪切りにする)
薄力粉…適量
卵…1個
塩…少々
油(太白ごま油、米油、サラダ油など風味の強くないもの)…大さじ2
【タレ】
醤油…大さじ3
酢…大さじ1
砂糖…大さじ1
ごま油…小さじ1
唐辛子…小さじ1/2
香味野菜(ニラ、ねぎ、ししとう、三つ葉などお好みで)…適量
作り方
1.なすは表面に塩少々をふり、下味をつける。豆腐となすの両面に薄力粉をまぶす。
2.フライパンに油を中火で熱し、1を並べる。豆腐はそのまま、なすは溶き卵にくぐらせてから焼く。両面に焼き色がつくまでじっくりと焼き上げる。
3.タレの材料を混ぜ合わせる。辛いのが好きな方は、お好みで唐辛子も加える。
程塚さん:
「『ジョン』は韓国の食卓に欠かせない料理。野菜や魚介類に粉と卵をつけて焼くピカタのようなもので、シンプルですが見た目も特別感があり、衣をつけるので食べごたえも増します。
タレは酢と砂糖と醤油を混ぜたものがベースで、あとは香味野菜や薬味を足したり、唐辛子を加えたり、お好みで。甘塩っぱいタレにつけると、ごはんが進み味つけになり、献立のメインにだってできます。
野菜はなすのほかに、蓮根、さつまいも、にんじんやズッキーニもおすすめ。そのほか牡蠣や海老や白身魚など、いろいろな具材でお試しください」
全4品の韓国おかずはどれもやさしい味つけで、すぐに試せそうなものばかり。韓国料理がぐっと身近に変わりました。
程塚さん:
「材料さえそろえば、じつはすごく手軽に作れるのが韓国料理。味つけも醤油や味噌など発酵調味料をメインに使うので、じつは日本人の味覚にもよく合うんです」
滋味深いそのおいしさは、一度作ればきっとはまるはず。まずは気になった一品から、ぜひお試しいただけたら嬉しいです。
【写真】吉森慎之介
もくじ
程塚裕子
株式会社サザビーリーグにて、アフタヌーンティー ティールームの商品・メニュー開発に長年携わった後に独立。企業のレシピ制作やフードコーディネート、カフェのプランニングやメニュー開発などに携わる。料理教室「hodo食堂」を開催し、韓国料理をはじめ多国籍の料理を提案している。instagram: fukuro0216
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