【北欧の器と、デイリーライフ】後編:休日の昼下がりに一息。晩酌タイムにも寄り添うプレート
編集スタッフ 松田
植物の力を借りて、日々の暮らしに取り入れられたら素敵ですが、花や緑を欠かさず部屋に飾るのは難しいもの。
そこで、今回の特集でピックアップしたのが北欧生まれの食器です。何気ない食卓の風景に華やぎを与え、ぐんと豊かなものにしてくれる植物モチーフのプレートやカップを暮らしのワンシーンに取り入れてみたら……。
そんなイメージを膨らませながらご覧いただけたら嬉しいです。
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『ARABIA』を代表する「パラティッシ」。
フィンランド語で「楽園」と名付けられたこのシリーズが
はじめて登場したのは1969年。
それから50年以上ずっと愛され続けてきた、
まさに北欧食器の代表格。
デザイナーは北欧の陶芸界を代表する
ビルガー・カイピアイネン。
パープルは、フィンランドの老舗百貨店ストックマンの
150周年記念として作られた特別なカラー
りんごにぶどう、カシス。
たわわにぷりっと実った果実が、大胆に描かれたパラティッシ。
どこかノスタルジックで魅惑的な柄が、カップ&ソーサーはいろんな角度から楽しめる。
▲カップの容量は約180ml。手の中にすっぽり収まる小ぶりな大きさで、ポットから注いだ紅茶が冷める前に飲み切れます
本当はカジュアルにマグカップでもよいけれど、ソーサーがあれば、小さな焼き菓子をのせられたり、抽出したティーバッグをのせたりできるので意外と便利。
なにより、のんびりとちょっと優雅な気分になれてうれしい。
果実に囲まれて、ひょっこりパンジーの花の顔がのぞく。
たまらなく愛らしいカップだ。
▲ソーサーは直径14cm、単独で小皿として使えるのもうれしい
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フィランドの食器ブランドARABIAのデザイナー
エステリ・トムラの代表作。
北欧に春を告げる花といわれる、
クロッカスが描かれたシリーズは
1978〜79の2年間しか製造されなかったため
北欧ヴィンテージの中でも特に人気で希少。
2022年に待望の復刻版が発売。
休日の夕暮れに、台所に立つのが好き。
自分のための、おつまみを用意する。
油揚げをカリッと焼く、きゅうりは塩麹で和える、そして梅味の柿の種。
あえて特別感のあるプレートを選んで、気分をあげる。
スクエアプレートは、おつまみちょこちょこ盛り付けるのにぴったりな大きさとかたち。
ニュアンスのある青と、淡い緑のコントラストが美しい。
不思議と和のものにも似合う、懐の深い器だなぁと思う。
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今回ご紹介した北欧の食器はすべて、電子レンジと食洗機、さらにはオーブンも使用OK。気負わず日常に取り入れられる、丈夫なつくりであることも魅力です。
毎日の何気ない瞬間を、ぐんと豊かなものにしてくれる植物モチーフのプレートやカップ。商品ページもたっぷりの写真でご紹介しています。ぜひイメージを膨らませながら、ご覧いただけたらうれしいです。
【写真】滝沢育絵
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