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【ワンルームに、好きなものだけを】前編：もし「ひとり暮らし」をするなら？　約30平米の空間に、新しい撮影スタジオをつくりました

編集スタッフ松田

このたび、約30平米のワンルームマンションに、商品ページや動画コンテンツの撮影のための小さなスタジオをつくりました。

コンセプトは、「ひとり暮らし」。

限られたスペースでも、自分の好きなものを少しずつ集めて、静かな時間を過ごせるひとりのための空間があったら。

そんなコンセプトをもとに、当店オリジナルドラマ『ひとりごとエプロン』のインテリアを手がけた、美術チームとともにこの空間を作り上げました。

“こんな部屋で暮らしてみたい”という憧れを、ひとつずつかたちにして完成したワンルーム。

この特集では、前編でこの部屋の間取りやインテリアを、たっぷりの写真とともにご紹介します。後編では、美術チームに空間づくりで大切にしていることについて、お話をうかがいました。

すぐに取り入れたくなるインテリアの小さな工夫や、当店のアイテムもたくさん登場します。お買い物やお部屋づくりのヒントとしても、楽しんでいただけたら嬉しいです。

「好き」をのんびり楽しむ、
ひとりのための空間

まずは、30平米のワンルームの間取りから。

リビングにはデスクを兼ねたダイニングテーブルを。窓際にはベッドを配しました。玄関から続く廊下には、コンパクトなキッチンが備わっています。

ダイニングテーブルを部屋の中央に置くことで、ベッドスペースとの間に、ゆるやかな区切りが生まれるようにしました。

コーナーごとにご紹介します。

部屋の中央に置いた、ダイニングテーブル。

肘掛け付きのチェアに座って、食事をしたり、仕事や書き物をしたり。タブレットで映画を観たり、ふと窓の外に目を向けて、物思いにふけったり。

まるで、自分だけの小さなコックピットの中で過ごすように。好きなことにのんびりと向き合える、そんな場所をイメージしました。

テーブルの向かい側には、小さなチェアをひとつ。

誰かを招いたときには、向かい合ってお茶を飲みながら、おしゃべりを楽しむ。そんな光景もありそうです。

すぐそばには、高さを変えられる可動式の棚を取り付けています。

一目惚れした雑貨やオブジェ、季節の草花、手に取るたび心が動く本などを並べて。季節に合わせた模様替えも楽しくなりそうな一角に。

北欧の森を思わせるスモーキーグリーンの壁紙は、部屋全体にシックで静かな空気感を運んでくれます。

次は、廊下に備えられたコンパクトなキッチン。

当店でもロングセラーの台所道具や、差し色になるカラフルなキッチンクロス、ちょっとユニークな雑貨を集めました。

調味料やスパイスはワイヤーラックにまとめて。ツール類はマグネットフックで吊るして収納。

スペースは小さくても、小回りがきいて、道具がよく働くように。

続いては、ベッドまわりの空間。ニュアンスグレーの塗装をしたパレットの上にマットレスをのせて、ソファーのようにも使えるローベッドに。

窓にはカーテンの代わりに、レトロなレースやリネンのクロスを重ねて。

朝や夕暮れには、レースの網目からやさしい光が差し込みます。

インテリアのポイントは、ロマンチックな雰囲気をまとう、ベロアのクッションです。どこか外国の空気を感じさせるような、特別感のある景色に。

ソファのように腰かけて本を読んだり、音楽を聴いたり。

日が暮れたら、間接照明をともしても。

リビングの一角には、グリーンのコーナー。

好きな植物たちを並べて、壁には、緑色のポストカードだけを選んで貼り、ひとつのアートのように見立ててみました。

ジョウロや霧吹きも、使うたび手に馴染むお気に入りを。

最後は、身支度のためのスペース。

棚の上に鏡を置いて、コスメやアクセサリーのコーナーに。

鏡が空間に奥行きをもたらしてくれ、凛とした空気が漂います。

ワンルームに登場する
当店のアイテムはこちら

今後の商品紹介や動画コンテンツをお楽しみに

この空間は、今後さまざまなコンテンツで登場する予定です。楽しみにしていただけたら嬉しいです。

さて、つづく後編では、このワンルームのインテリアを一緒につくってくれた美術チームにインタビュー。じつはこのチーム、2019年冬に公開した当店オリジナルドラマ『ひとりごとエプロン』の美術を手がけたチームでもあるんです。

映像美術というお仕事についてや、『ひとりごとエプロン』を振り返ってのお話、また今回のワンルームのお部屋でこだわったポイントなど、いろいろお話をお伺いしました。