【特集|なかしましほさんのごはんレシピ】第3話「ケークサレ」
バイヤー 安田
foodmood(フードムード)のなかしましほさんは、わたしたち「北欧、暮らしの道具店」の拠点でもある同じ国立市にアトリエをかまえ、身体に負担のない素材にこだわった美味しいお菓子を製作、販売されています。
わたしたちもそんなご近所にあるfoodmoodのお菓子の大ファン!
普段はお菓子を作られることが多いなかしまさんですが、実はごはんレシピの引き出しも豊富!
当店のお客様のために、そんな貴重な引き出しの中身を連載形式で見せてくださることになりました。だから、今回のなかしまさんは「ごはんで、いきます。」
「作ってみました!」「美味しかったです〜!」など沢山の嬉しい声をいただき、大好評の「ごはんで、いきます。」の第三回目です。
今回も、なかしましほさんから美味しいレシピが届きました!
さて、待ってました!の第三回目のレシピは…「ケークサレ」です。
これからやって来るクリスマスシーズンの食卓を盛り上げてくれる、素敵なレシピを教えていただきましたよ。
ケークサレ
ケークサレとは、「塩っ気のあるケーキ」のこと。
最近はいろんなレシピ本が発売されたり、専門店ができたり、日本でも人気ですね。
半端に残ってしまった野菜など、家にあるものでささっと出来る割に見た目もかわいらしくおいしいのが魅力です。
今回は冬の野菜「カリフラワー」をメインにたっぷり使いました。すこし歯ごたえがあって、チーズの塩気とよく合います。
サラダを添えてブランチにしたり、パーティのオードブルにしてもぴったり。
みんなで集まる機会が多いこの時期、ぜひ試してみてください。
用意する材料(18cmパウンド型)
・卵(Mサイズ)2個
・太白ごま油(なければサラダ油) 50ml
・牛乳(または豆乳)80ml
A
・薄力粉 100g
・ベーキングパウダー 小さじ1
・塩 小さじ1/4
・粉チーズ 40g
・黒こしょう 少々
具材
・玉ねぎ(中くらいのもの) 1/2個
・カリフラワー 1/2個
・ピンクペッパー(あれば) 適宜
手順
<下準備>
・パウンド型に紙をひいておく。
・オーブンは180度に予熱する。
・玉ねぎはみじん切りにして、油(分量外)大さじ1/2で薄く色づくまで炒めさましておく。
・カリフラワーは粗みじんに切る。
【1】ボールに卵を割り入れ、泡立て器で軽くほぐします。油、牛乳も加えて混ぜます。
【2】Aを合わせたものをふるい入れ、ゴムべらに持ち替えて練らないようにさっくり混ぜ、まだ粉気が残ってるところで具材を加えさっと混ぜます。
【3】パウンド型に流し入れ、180度のオーブンで35分焼きます。
ポイント!
・粉を入れたら混ぜ過ぎないことが最大のポイント。
しっかり混ぜてしまうとグルテンが出て膨らみにくく、焼き上がりが固い仕上がりになります。
ちゃんとふるってあれば粉気が少々残っていてもだいじょうぶ。混ぜたいきもちをぐっと我慢!
・具材は同量の他の野菜でもOK。ブロッコリー、いんげん、きのこ、プチトマトなど、いろんなものでお試しください。小さめに刻むか、スライスして、すべて生のまま入れてOK。ベーコンやハムを入れても。
・焼きたてが一番おいしいのですが、冷めたらオーブントースターなどで軽くあたためて。
なかしまさんからお便り。
一目みて、クリスマスや冬のイメージが浮かんだこのお皿。
花柄は甘い感じではなくて上品な印象なので、ごはんのお皿として十分使えます。
ふだん1人用のお皿だと21cmのものを選ぶことが多いのですが、どん!とメインを盛りつけるには少し小さいので、24cmはすごくよいサイズだと思いました。
サラダとメインを盛りつけたり、今回のようなオードブル的なものも合うと思います。
クリスマスのテーブルを想像するだけで、なんだかわくわくしてきますね。
なかしましほ
今回セレクトしたアイテム。
今回ホールのケークサレを盛りつけるのにセレクトしたのは、当店でも大人気のsundborn(スンドボーン)シリーズの24cmフラットプレート。
可憐な小花模様で縁どられた、たまらなく可愛らしいシリーズです!
絵付けや色合いの雰囲気から、どことなくクリスマスをイメージさせるので、これからの季節にもぴったりのシリーズです♪
24cmプレートは、ディナープレートとして「メインのお料理+付け合せ」を盛り付けるのに最高のサイズ感です。
また、今回なかしましほさんが提案してくれたように、大きなおかずをドンと盛り付けて、切りわけていただくスタイルにもおすすめのお皿です!
切りわけたケークサレの取り皿として選んだのは、sundborn(スンドボーン)シリーズの18cmケーキプレートです。
このお皿は焼き菓子のようなものを盛り付けたらさぞかし可愛いだろうな〜と想像していたので、今回のケークサレにもバッチリ合ってくれましたよ!
ちょこんと添えられたローズマリーもお皿の雰囲気によく似合っていますね。
クラシコムより(編集後記)
第三回目の撮影は、わたくし安田が担当させてもらいました!
みなさんは「ケークサレ」っていうお料理をご存知でしたか?
私は今回なかしまさんからレシピが届いて初めて、ケークサレの存在を知ることとなりました。
ケークサレとはフランスのお料理で、パウンド型で焼いた塩気のあるお食事ケーキのことなのだそう。
見た目は甘いパウンドケーキ。なのに食べてみると塩味で、しかも中にはお野菜が詰まってる?!
どういうこと?!う〜ん。。。食べてみたいっ!と、今回の撮影は好奇心と食いしん坊魂全開で臨んだのでした。(笑)
お腹をぐぅぐぅ鳴らしながらの撮影も終わり、いよいよお腹をすかせて待っていたクラシコムのみんなとお待ちかねの試食タイムです♪
みんなもやっぱり「ケークサレ」なるお料理に興味深々だったご様子。
テーブルに出すと目をキラキラ輝かせてました。うんうん、見た目にも可愛いお料理ですものね!
さてさて、お味のほうは、、、
真っ先にほおばったのは青木さん。(←青木さんの手の早さは驚異的なのです、笑)
「おぉ!!これはうまい!」と目を真ん丸くさせています。
「どれどれ、、」と一同が続いて口に運びます。
「うわぁ〜!これは本当に美味しい!!」と、どよめきが起こりました。
チーズの風味とカリフラワーの歯ごたえが絶妙なんです。
チーズが入っていても全然しつこくなくて、むしろあっさりしていて、いくらでも食べれてしまいそう。
いつものように奪い合うようにしながら(笑)食べるクラシコム一同なのでした。
レシピもすごく簡単で、少ない材料で作れ、それでいてちゃーんと手が込んでいるように見えるお料理だと思いますので、これは絶対に試していただきたいです!
私も今度ホームパーティーの時にでも作ってみようと思います。
なかしまさん、今回も美味しいレシピをありがとうございました♪
*このコンテンツの著作権はfoodmoodなかしましほと株式会社クラシコムが保有しています。無断でのコピー、転載、転用は固くお断りいたします。
スタッフ安田
foodmood(フードムード)のホームページ: http://foodmood.jp/
foodmood(フードムード)なかしましほさんの著書
↓↓↓↓↓
2011/3/30このコンテンツでもご紹介している「きのこのさっぱりごはん」「酒粕うどん」「しょうがたっぷり、キーマカレー」のさらにアレンジされたレシピが掲載されたご飯の本が発売されました! |
posted with amazlet at 10.10.08
なかしま しほ 主婦と生活社 売り上げランキング: 728
|
posted with amazlet at 10.10.08
なかしま しほ 文藝春秋 売り上げランキング: 1406
|
posted with amazlet at 10.10.08
なかしま しほ 主婦と生活社 売り上げランキング: 15756
|
posted with amazlet at 10.10.08
なかしま しほ 文化出版局 売り上げランキング: 46295
|
もっちりシフォンさっくりクッキーどっしりケーキ―オーガニックなレシピノート posted with amazlet at 10.10.08
なかしま しほ 文化出版局 売り上げランキング: 9181
|
感想を送る
本日の編集部recommends!
小さな不調のケアに
手間なくハーブを取り入れられる、天然エッセンシャルオイル配合の「バスソルト」を使ってみました【SPONSORED】
【11/26(火)10:00AMまで】ニットフェア開催中です!
ベストやプリーツスカートなど、人気アイテムが対象に。ぜひこの機会をご利用ください♩
お買い物をしてくださった方全員に「クラシ手帳2025」をプレゼント!
今年のデザインは、鮮やかなグリーンカラー。ささやかに元気をくれるカモミールを描きました。
【動画】北欧をひとさじ・秋
照明ひとつでムード高まる。森百合子さんの、おうち時間を豊かにする習慣(後編)