店長　佐藤

（文：店長佐藤）

産休・育休から復帰した2011年て
どんなだったかな？？

「あの頃はメルマガコラムにどんなことを書いていたんだろう？」

この企画は、過去と対面するようなところもあり、バックナンバーから紹介できそうなコラムを拾い出すのは苦し恥ずかし…というところでもあるのですが、前回の記事もいろいろと反響をいただけてとてもうれしかったです。

今日はふと思い立って、息子を出産し育児休暇から復帰した2011年にどんなことを書いていたんだろう？と、その当時のメルマガコラムに遡ってみました。

仕事に復帰し、息子も保育園に通うようになった頃、たしか夜泣きもあったり、早速胃腸風邪をもらってきて、集団生活の洗礼を受けたような記憶が。

育児と仕事のバランスに悩む始まりの年でもあったと思うんですが、その年の終わりにお客さんに向けて送ったメルマガに、こんなコラムを書いてたみたいです。

 

－ 2011年12月29日 配信 －
この年の最後に送ったコラムより

昨日は息子が今年で最後の登園でした。

お迎えの時には先生方と今年の息子の成長を振り返ったりして、別れ際には「良いお年をー」「◎◎君も次に会う時は1歳だね」なんて言い合いながら和やかにお別れしてきました。

そうなんです、来年の登園の時には息子も1歳になっているんですよね。（お正月休み中がお誕生日です♪）

私が仕事復帰した7月からは息子も毎日保育園に通う新しい生活が始まりました。

保育園に通い始めてからハイハイやつかまり立ちができるようになったし、ご飯をモグモグ食べること、名前を呼ばれたら「ハイ！」と手をあげたりバイバイしたり、「ねー」と横に首をかしげたり…

沢山のことが保育園でできるようになりました。

そんな息子の著しいこの半年間の成長を先生と振り返り、昨日のお迎えの時は、なんだか夫婦ともどもジーンとしてしまいました。

わたし自身も今年の前半はお休みをもらい、残り半分は息子を預けながら働くという新しい生活に変わりました。

一年がちょうど半分半分で、極端に異なるサイクルの生活になりましたが、最近やっと我が家らしいあり方というのが少しずつ少しずつ見えてきたような気がしています。

それは周りの家庭やあり方と比べても難しい、我が家が自分たちなりに心地よく、家族それぞれのメンバーが健やかに過ごすためのあり方のように思います。

すぐ身近に前例がなかったり、気軽に相談できる人がいなかったりする時、そんな時はこれからも前向きな開拓精神？！で、育児と仕事の両立について様々なやり方を試し、家族にとってベストな結論を探していけたらと思っています。

あらためて「開拓」って言葉いいなって、年の終わりに思いました。

先人のあり方や知恵を謙虚に取り入れつつ、でも自分自身でも開拓することを忘れないで来年も暮らしていきたいと思います。

一年の終わりなので、少し長いひとりごとになりましたが、稚拙な文章にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

編集後記
あの日のコラムを読んで、今日思うこと。

上のコラムを書いた日から約3年半が経ち、息子も今では4歳に。

うーん、でもあの日に書いてた「開拓」できているかなあ。たいしたことは何もできていないなあ。

3年半前に書いたコラムとひさしぶりに対面して、真っ先に感じたのはそんな愕然とした気持ち（汗）

保育園に通いだした最初の頃は、まわりのお友達はどんどん新しいクラスにも慣れ先生にも懐いていくように見えるのに、なぜかうちの子だけものすごーく時間がかかり悶々と悩んだり…。

今ではすっかり笑顔で通っている息子も、一年一年クラスがあがるごとに少しずつ成長していって、親であるわたしもそれに寄り添うようにして少しずつ逞しくしてもらったなあと思います。

振り返ってみれば「開拓」なんてかっこいいことは何もできず、とにかく「必死」だったというような記憶です。

そうか、だとすれば、この数年での自分の成長が何かしらあるとすれば、それは「開拓」なんてしゃちほこばらずに、ただただ「必死」という渦のなかを右往左往できるようになったということかも？

なんて、最後は前向きに解釈したいと思います（笑）

 

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