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【店長コラム】なにかと身構えてしまう冬だから、我が家も「冬じたく」はじめました。
店長 佐藤
文・写真 店長佐藤
本当はきれいごとだけではいかない「冬」
「春の支度」「夏の支度」よりも、「冬の支度」となるとその言葉の響きにグッときてしまうのはどうしてだろう。
その背景には「冬」という季節がもつ、ある種の厳しさが関係しているのではないかと。
実際のところ身に染みる寒さはやっぱりこたえるし、自分も家族も体調を崩しやすい要因を周囲からとりこんでしまいやすい季節でもある。我が家も昨年末は息子がかかったインフルエンザで家族全員…というトホホな経験もしましたし。
でもそんな冬のネガティブな側面を、できるだけポジティブなしつらえと工夫で乗り越えようとする術を、真冬のスウェーデンを旅したときに学ばせてもらいました。
そうか、真冬のスウェーデンを旅した9年ほど前のあの時以来「冬じたく」という言葉が自分にとって、より実感をともなった特別な言葉になったのかもしれない。
我が家ではここ数年、毎年冬がやってくると必ずすることが7つほどあります。恐らくこの7つが我が家の定番冬じたくであり、きれいごとだけではいかない冬を少しでも明るく元気に乗り越えるための「おまじない」。
【ブランケットを出す】
ソファーで寛ぐことが多いので、ウールブランケットとモフモフ感がたまらないシープスキン(敷き物)を出したら、冬の特等席が完成です。
【息子用のアウターをチェック】
うっかりしていると昨年まで着せていたアウターがサイズアウト!(これ、本当に「あるある」です、汗)今年もどうやら新しいものを買わないと間に合わなそうです。
ニット帽については1歳、2歳、3歳、4歳とかぶせてきた歴代の帽子があります。不要になった洋服などわりと潔く処分できるほうなのですが、息子の帽子だけは赤ちゃんの頃のものから全部捨てられないんですよね。
帽子を見ると赤ちゃんだった頃の息子、余裕のなかった日々のこと、でもちゃんと息子のペースで成長していること、そんなひとつひとつを心に刻みなおすことができます。
【パネルヒーターをリビングに】
「暖房器具」選びって、冬の暮らしにおいてなかなか大きなテーマですよね。
我が家はこの4年ほどエレクトロラックス社のパネルヒーターを愛用しています。まっ白なデザインなので「ヒーター置いてます!」という感じになりすぎない佇まいが気に入っています。
【あったかスリッパは自分だけ、笑】
冬用のモコモコスリッパって、なぜか毎年ワンシーズンで履きつぶしてしまうのです。というわけで、今年はショートブーツタイプのものを新調してみました。夫と息子はあつがりなので、冷え性のわたしの分だけ(笑)
【キラキラの電飾は欠かせない】
クリスマスに向けて、LEDの電飾をベランダの木々に巻きつけるのも定番です。平日の夜は電飾を灯してる余裕はないのですが、冬の休日の夜、ベランダでチカチカ静かに点滅する電飾を眺めながらキッチンで料理するひと時に癒されます。
【お茶類を充実させておく】
(ガラスの急須:HARIO急須450ml)
子どもが寝静まったあとの冬の愉しみとして、チャイを作るキットやレモンティー、ハーブティーなども充実させておきます。
【ウイルス対策はお守りがわり】
ウイルス性の風邪や胃腸炎におびえる季節でもあるので、ウイルス対策グッズが揃っているかを再確認。急な災難のタイミングで「あれが家にない」ということがないように。準備ができているということがわたしにとっての心のお守りになります。
これで少しだけ安心して本格的な冬を迎えられます。
皆さんは冬を迎え、毎年最初に準備することってなんですか?
準備するその内容にきっと人それぞれ、冬の楽しみ方だったり心配なことが表れるのではないかと思います。
ちょうど今、当店でも「冬になったらしたいこと」という特集を公開中。きれいごとばかりではいかない「冬」だけれど、少しでもホクホクした気分で冬を迎え、冬を過ごすお手伝いになればうれしいです。
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