【スタッフの愛用品】使い回しできる!CLASKAのアトリエランプは和室にも似合います。
編集スタッフ 長谷川
きっかけは千駄木の古本カフェでした。
壁一面に並んだ良いセレクトの本、コーヒーの香り、ペンダントライトからのあったかい光……。
ここに住みたい。
直感的に思っても叶うわけはないのですが、せめて自宅で何かしら再現することはできないものか。「そうだ、和室を書斎にしよう」と思い立った瞬間でした。
それから数ヶ月、ようやく形が見えてきました。CLASKA Gallery & Shop “DO”(クラスカ ギャラリー&ショップ ドー)のアトリエランプがあるおかげです。
和室にも似合うけれど、和風すぎないものを探して。
わが家は賃貸で釘も打てず、築年数が古い団地の一室。
それでもどうにかしたい……と、頭の中にイメージを持って日々を過ごしていると、「このチェア似合う!」「このアイデア使える!」みたいに不思議とひとつずつのパーツがそろっていく瞬間があるものですね。
ただライトだけは悩みました。和室にも似合うけれど、かといって「和風」すぎるのも違う。でも、すっきりなじんで、掛けるだけで空間がピシリと締まるものが欲しい。
アンティークも新品もいろいろ探して、(灯台下暗しですが)当店で販売しているこのCLASKAのアトリエランプに決めました。色はシックで落ち着きのあるグレーです。
ライトを吊り下げた時の納得感といったら! すっきりしたフォルムとシェードのプライウッドが畳にも調和して、思い描いていた以上の働きをしてくれました。
模様替えをしても、行き先に迷わないのがうれしい。
白熱電球が付属しているので、すぐに使い始められます。ただ、これが似合う部屋もあるとは思うのですが、書斎にしたいわが家だと影のカーブがちょっと強く感じました。
そこで、LEDライトの白熱球タイプに交換してみると、部屋全体までやさしい色味の光が回るようになりました。
チェアに座ってライトを見上げると、小さなロゴマーク。知っている人が見つけて「あら、これって……」と会話がスタートする日を夢見ています。
いまは和室の書斎で使っていますが、もちろん洋室や食卓など、幅広い部屋のスタイルに似合いますから、模様替えがしたくなった時にも重宝です。「買い換える」のではなく「付け替える」という選択肢が持てるのはうれしいですね。
▲もちろん洋室にも。シェード上部のプライウッドと真鍮がいいアクセントです。
日々お届けするコラムがヒントになっています。
ここから余談です。
「団地&築年数古めの物件あるある」なのかなと思いますが、この和室にはライトの壁スイッチがありません。紐が伸びていて、カチカチと手で引っ張って点灯できるライトでないと不便……というのも悩みのタネだったんです。
そんなときに「天井照明器具専用 リモコンスイッチ」なる便利グッズを発見。ペンダントタイプの照明と天井の引っ掛けシーリングの間にコレをセットすると、手元のリモコンでオンオフが操作できるのです。これで選べるライトの幅がグッと広がりました。
チェアはインタビューで訪れた古道具店「LET ‘EM IN」で一目惚れした、60年代の日本製。赤いファブリックの座面がかわいくて、座り心地も良いです。
そして本棚は「団地ライフ」のインタビューで教えてもらった、木材を突っ張り棒のように立てかけられるディアウォールを活用。
ホームセンターで木材をカットしてもらい、棚受けになる金具を付けて、板を渡しただけのシンプルなつくりですが、本のサイズにぴったりの壁面収納がお手頃価格にできました。室内に余裕があるので、本が増えてきたら増築しようと思います。
書斎快適化計画(いま名づけました)は、やっとスタートに立ったところ。千駄木の古本カフェにはまだ遠いですが、少しずつ手を入れていくつもりです。
このコラムで紹介した愛用品
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