【スタッフコラム】愛しのカップ&ソーサー
お客様係 渡邉
北欧旅行で一目惚れした、1客のカップ&ソーサー
私がはじめて北欧を旅したのは今から5年前。
当時、北欧に興味を持ち始めたばかりで、あまり詳しくないながらも北欧ヴィンテージの食器に憧れていた私は、その旅行中アンティークショップやセカンドハンドショップを見つけては立ち寄り、店内をひたすらぐるぐる…。
一緒に旅していた夫は、お店に入るなり目の色を変えて「あれも欲しい、これも欲しい!」とヒートアップする私を、「そんなにカップばっかりあってもしょうがないよ…」となだめる役。そんな彼が珍しく一目で気に入って、「これ、欲しいな」と言ったのが、黄色い縁取りの印象的な、このARABIAのカップ&ソーサーでした。
その旅行では結局4客ほど、種類の異なるカップ&ソーサーを持ち帰りましたが、この鮮やかでシンプルなイエローのラインを見るたびに何だか元気をもらえる気がして、4客の中でも一番登場回数の多い子なんです。
ひょんな偶然から1客が2客に!
それは先日、夫の実家を訪ねたときのこと。晩ごはんの支度を手伝いながら食器棚をのぞくと、あれ?このカップ&ソーサーって、うちのに似てる…というか、同じ!?
びっくりして母にたずねると、「あ~それね、こないだおじいちゃんちに行ったときに見つけたのよ。あなたたちも似たようなのを持ってたな~と思って、もらってきちゃった」と。
「えー!なんでおじいちゃんちに同じものが!!いつどこで買ったんだろう!?」と驚く私に、「それが、おじいちゃんもよく覚えていないんだって。でも今使っていないみたいだから、よければどうぞ」とにっこりする母。
ヴィンテージ品とは一期一会だし、ペアでなくても構わないかな~と特に探してもいなかったのですが、思わぬ偶然からこうしてもう1客、我が家に迎え入れることになりました。
ますます愛おしい存在に♪
夫は昔から”おじいちゃん子”だったそうで、今でも時間を見つけては電話したり、ごはんを食べに行ったり。私も穏やかで優しい祖父のことが大好きで、我が家の本棚も祖父と夫と3人でDIYして作ったもの。
そんな祖父が、夫が旅先で一目惚れしたのと同じカップ&ソーサーを持っていたなんて!
こんなことってあるんだな~と、奇跡みたいな偶然に夫も私もびっくり、そして何だか無性に嬉しくて。それからというもの、仲良く2客揃ったこのカップ&ソーサーが週末のコーヒーの定番になりました。今までも大好きだったカップ&ソーサーだけれど、一層愛おしい存在です♪
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