【うんともすんとも日和】どんな場所でも、自分の役割はきっとあるはず? 長尾明子(minokamo)さん
“苦手なほう”を選んでみたら
見えてきたこと
私たちが大好きな「あの人」のいまの生き方に迫る、ドキュメンタリー番組『うんともすんとも日和』、第57弾をお届けします。
今回は、料理家・写真家の長尾明子(ながお あきこ)さんにご登場いただきました!
故郷の出身地である岐阜県美濃加茂市から名前をとった「minokamo(みのかも)」名義で、郷土料理を取材し、その土地の食材や文化を生かした新たなレシピを提案しています。活動は料理だけにとどまらず、写真やイラストなど表現の幅も広げています。
そんな長尾さんがノートに書いた「身近に楽しいことはある!!かも」という言葉の意味とは-。

大学を卒業し、出版社で会社員として働いたのち、絵を学ぶために上京した長尾さん。
故郷を離れて暮らしてみると、祖母の家でよく食べていた朴葉寿司(ほおばずし)や赤かぶ漬けがなく「岐阜では普通に食べとったけど、東京にはあらへん」と気づいたといいます。
その少し寂しい気持ちが、郷土料理に興味を持つきっかけになったそうです。

料理家としての一面だけでなく、写真やイラストの仕事でも活躍されている長尾さん。
20代の頃はやりたいことがたくさんあり、迷うこともあったのだそう。
「結局好きなことって、誰かから『やめなさい』って言われても続けてしまうことじゃないですか」そう笑って話します。


長尾さん :
「絵を学んでいたときもそうだったんですけど、上手く描こうと思って描くと意識した線になってしまって。
意識せずに描いたときに褒められたりするんです。
料理も絵も、そういうところがつながっているような気がしますね」
そんな朗らかな長尾さんの一日に密着しました。
どんな環境でも自分の役割を見つけ、身近なところに楽しさを見いだすヒントが詰まった今回の映像。ぜひ本編でご覧ください。
オリジナルドキュメンタリー、いかがでしたか?
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長尾 明子
料理家、写真家。岐阜県美濃加茂市出身。東京の自宅兼アトリエと、祖母が暮らした岐阜の古民家の2拠点で活動中。岐阜新聞での連載のほか、近著に『みそ味じゃないみそレシピ』(池田書店)などがある。4/30に新著『つつむ料理~焼売/餃子/肉まん/おやき』(技術評論社)が発売。
Instagram: @minokamo
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