【開発秘話&着回しコーデ】foufouコラボ第二弾!この冬、私たちが着たいかろやかな丈の新作ウールコートができました

ひんやりした空気が街を満たし、今年もアウターが気になる季節がやってきました。
長年愛用しているコートは大事だけれど、 "今の気分" に合う一着がワードローブに加わると、毎日のおしゃれはもっと楽しくなるはずです。
そこで本日、当店オリジナルブランドより「シックに、かろやか」バックベルトのウールコート / foufouコラボ / ブラック(S・Mサイズ)を発売します。
今回、私たちが今着たいと思えるものを一緒につくってくれたのは、アパレルブランド『foufou(フーフー)』の代表兼デザイナーのマール・コウサカさん。
再販でも大好評だった「ジレにもなるワンピース」(今季終了)に続いて、お客様からの反響が大きかったfoufouコラボの第二弾が叶いました。
この記事では店長佐藤とプランナー斉木が登場し、商品づくりの裏側と、二人それぞれの「こんなふうに着たい」の着回しコーデをご紹介します。
商品ページはこちら*商品写真の色は、商品ページをご覧ください。天候、お使いのモニター設定、お部屋の照明等により、実際の商品と色味が異なる場合がございます。
「好き」を越境した、大人に似合うコートをつくりたい

昨秋発売したfoufouと一緒につくった『ジレにもなるワンピース』は、おかげさまでお客さまから大きな反響をいただきました。
ぜひコラボ第二弾をやりましょう!と話したとき、前から佐藤が可愛いと気になっていた、foufouのドルマンスリーブのコートが頭に浮かんだそう。
佐藤:
「当店のオリジナルのコートは膝丈くらいのものが多く、腰丈くらいのものも新たに冬の装いに取り入れてみたくなっている自分がいると開発チームとよく話していたんです。冬のはじまりから着られて、本当に寒い時期でも頼れる、軽くてあったかいコートがほしいなと。
コラボ第二弾をするならば、この企画をご一緒したい!と伝えました」
▲foufouで発売しているお洋服たち
佐藤:
「foufouらしいデザインや仕立てのよさと、私たちがほしいと思えるものづくり。それぞれの "好き" を越境して、どちらのブランドを好きなお客さまにも喜んでいただけるコートがつくれたら、また新しい景色に出会えるかもしれないと思いました」
可愛いを再定義する、こだわりのディテール
今回も、コウサカさんを交えて企画の方向性を決めたあと、foufouの服作りを長年されてきたパタンナーの冬頭(ふゆとう)さんに参加していただき、服のディテールを決めていきました。
バックベルトと立体感のあるポケットは、前回の「ジレにもなるワンピース」のデザインとささやかに繋がって。そこに、foufouらしい甘さやクラシカルさを感じさせつつ、当店らしさ=暮らしに寄り添う「着やすさ」を調整していきました。
斉木:
「ばさっとラフに着られる雰囲気がいいなと思っていたんです。けれどクラシカルで少し甘い雰囲気もfoufouのデザインの醍醐味なので、どういう塩梅にするかはfoufouチームと対話を重ねたポイントでした。
結果的に、素材感やディテールはかっこいい方向でまとめつつ、パッと見の印象としてはやわらかで、リラックスした雰囲気になるように。大人っぽく、甘すぎず、かっこいい雰囲気だけど、思わずときめく可愛さもある。
そんなバランスを一緒に考えながら、私たちの『可愛い』とときめく気持ちを、あらためて再定義するように、ディテールを詰めていきました」

斉木:
「後ろから見ると、ベルトやタックなど大人っぽくクラシカルだけど、前はシンプルでエフォートレスな雰囲気なので、foufouらしいアクセントとして大きめの襟をつける提案をもらったのもひとつ。
可愛らしい要素だけど、コートの素材感や色、襟の大きさや角度のバランスを追求し、目立ちすぎることなく、顔周りのちょうどいいポイントになってくれたと思います」
間違いなく、これまでに一着もなかったコートができました

商品開発は足掛け約1年。それぞれの "好き" を持ち寄り、可愛いを再定義しながら、ディテールまで自信をもってお届けできるものができました。
佐藤:
「大きめの襟、後ろ身頃のアーチを描くステッチ、立体的なポケットといったfoufouらしさと、私たちのブランドがいつも大切にしてきた暮らしの中で味わう気持ちに寄り添う服であることを融合させて、まさにコラボの醍醐味とも言える一着ができたと思います」
「今年の冬はこんなコートを取れ入れてみたかった!」と話す佐藤と斉木の二人。スタイリスト・植村美智子さんとともに考えた着回しコーデをご紹介します。
店長佐藤の着回しコーデ
「ラフに羽織って大人っぽく着たいです」
160cm Mサイズ 着用
style 01
普段のカジュアルコーデに
佐藤:
「週3ではく当店のベロアパンツ+カラーニット+革靴(チロリアンシューズ)に合わせました。
普段よくしているカジュアルスタイルに羽織ってみましたが、ラフになりすぎず、大人っぽく着られてうれしいです。
そして、これだけ着込んでいても軽いです! トップスはインナー・シャツ・ニットと3枚を重ね着していて、ストールもぐるぐるに巻いているんですが、袖や肩周りも苦しくありません。本当に寒い時期でもあったかく着られると思います」
佐藤:
「前から見るとプレーンですが、後ろ姿がややマニッシュ、というバランスも好きなところです。
バックベルトは、一番ゆるいところで留めてみました。ほんのりAラインになり、ポケットの立体感が出るのがポイント。とはいえフレアすぎないので、すっきりしたシルエットで着られます」

佐藤:
「ストールなしでも着てみました。大きめの襟がほどよい存在感だから、甘すぎず、かっこよすぎずで、一枚でばさっと羽織るのもいいなと思います。秋の終わりから着られそうです」
style 02
サロペットを合わせて大人可愛く
佐藤:
「次は、ドット柄のサロペット+厚手のカーディガンに合わせてみました。
柄の可愛さを、黒がほどよく引き締めてくれます。かっちりしたコーデだけでなく、大人のリラックスしたコーデにも似合いますね。
先ほどよりも分厚いウールカーディガンですが、やはり袖周りのきつい感じはありません。前のボタンを閉じても、ゆとりがあって大丈夫。本当に軽くて着心地がいいです」

佐藤:
「バックベルトは外してポケットに入れてみました。このすとんと落ち感のあるシルエットも好きです。最近は、存在感のあるボトムスが好みで、そういうものとラフに合わせるときは、ベルトを外すのもいいなと思いました」
プランナー 斉木の着回しコーデ
「マニッシュにも、ひとさじの可愛さにも」
165cm Mサイズ 着用
style 01
ベーシックなアイテムが新鮮に
斉木:
「まずは、普段よく着ているコーデに羽織ってみました。チノパン+ノルディック柄ニット+コンバースのオールスターに合わせています。
ベルトのボタンは一番絞って留めています。ざっくりしたボリュームのあるニットには、ベルトは絞っておいたほうがすっきり見える気がします。
本当に軽くてあったか。冬用のインナーやタイツを仕込めば、街中だったら、2月くらいの一番寒い時期でも着られそうです」
斉木:
「襟の立ち方、肩のライン、後身頃にあるドルマン袖の丸いステッチなど、foufouらしいデザインの効いているところが、すごく好きです。甘くてクラシカルなディテールでも、よく着るカジュアルなアイテムと合わせやすいのは、黒ならではの良さ。本当にバランスのいいコートができたと思います」
style 02
今の気分でフリルシャツと重ねて
斉木:
「次は、お出かけする日のイメージで、デニム+フリルシャツ+ブラウンのローファーに合わせました。
少しレディなものをミックスして着る甘辛コーデが、個人的に好きで、コートの開発中からこんなふうに着てみたいなと思っていたんです。このコート、やっぱり好きです。可愛いアイテムを大人っぽく引き締めてくれるなと感じます」
斉木:
「バックベルトのボタンは一番ゆるいところで留めています。ボタンを留めたときのドレープの出方にもこだわっていて、横から見たときのシルエットもきれい! foufouらしいパターンや仕立て良さを味わえるコーデだと思います」
foufou代表兼デザイナーのコウサカさんからコメントをもらいました

foufouの代表兼デザイナーのマール・コウサカさんにも、発売に際してのコメントをいただきました。
コウサカさん:
「前回のジレワンピースが好評で、またご一緒できることが本当に嬉しいです。
こういったコラボレーションでの服づくりは、重ねるほどに深みが生まれ、お互いの良さをより引き出し合えるようになっていくと感じます。前回いただいたお客様の声を胸に、今回はコートを仕立てました。
北欧、暮らしの道具店チームからの『foufouらしい甘さとクラシカルさ、そして着やすさを大切に』という想いを汲み取り、丁寧に形を探りました。
色々なこだわりがありますが、なかでも僕が意識したのは『襟』です。
襟というのは、不思議なもので僕は『服の顔』と喩えたりします。
ほんの数ミリの違いで、服の表情ががらりと変わります。丸みを持たせればやわらかく可愛く、少し立てれば知的な印象に。尖らせれば、どこかモードで緊張感のある佇まいに。それに応じて、襟以外のディテールの濃さも調整する必要があります。
今回のコートの襟は『全体のやわらかなシルエットに緊張感を与えつつも、その大きさからクラシカルな印象をプラスしてくれる』という、絶妙なポイントを目指して作りました。
このコートが、日々の装いに小さなときめきを添えられたら嬉しいです」
この冬、おしゃれが楽しくなりますように

かろやかで着心地よく、ラフだけど大人っぽい。どんなコーデの日もさっと羽織れて、今の時期から真冬まで頼れるアウター。私も試着してみたところ、タートルネック+パンツのなんてことないコーデがおしゃれに決まって、うれしい気持ちになりました。
大人が着られる日常のコートでありながら、単調になりすぎない後ろ姿は、まさにfoufouらしさと当店らしさが混ざり合ったもの。
どちらのブランドを好きなお客さまにも、この冬のおしゃれを楽しめるコートがお届けできたら、と願っています。
商品ページでは、ここでは語りきれなかった魅力や仕様をたっぷりご紹介しています。ぜひご覧ください。
商品ページはこちら着用レビューは特大号でお届け

こちらのコートはS・Mの2サイズです。今回は、北欧、暮らしの道具店とfoufouのスタッフ、合わせて6名による、身長別の着用レビューを作っております。こちらもご参考になれば幸いです。
スタッフの着用レビューはこちらphoto:濱津和貴(4,6,23,24,25枚目を除く)
styling:植村美智子
hair&make:吉川陽子
– 衣装協力 –
佐藤 02:サロペットのコーディネート
サロペット 参考商品 Heriter(ケイエムディファーム)
斉木 01:チノパン+ニットのコーディネート
ニット ¥86,900 (アンフィル)
※税込価格で記載
– 掲載アイテムの問い合わせ先 –
ケイエムディファーム|03-5458-1791
アンフィル|03-5775-3383
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