【スタッフの愛用品】かれこれ10年余り。やっと出会えた私の日傘。
バイヤー 竹内
私にとって「日傘」はキラキラとした憧れとちょっぴり苦い思い出を持った、特別なアイテム。
複雑な思いがありなかなか手に出来なかったのですが、ついに今年、憧れのアンキャシェットの日傘を手に入れました。
高校生の頃憧れた日傘。
高校生の頃、憧れの先輩がいました。
その人はお肌がとっても白くて、こなれたパーマのようなボブの髪型、スクールバッグではなくシックな花柄のバッグを軽やかに持っていました。
彼女のスタイルや持ち物にいつもうっとりと注目していたのですが、通学路で日傘をさして歩いている姿が本当に素敵で!
高校生が日傘。当時の私には衝撃的だったのですが、その先輩は見事に似合っていたから、ますます憧れてしまいました。
そしていつか、日傘が似合うような女性になりたいと思うように。
日傘を手に入れたはいいものの・・・
大人になってから、やっと自分の日傘を手に入れたけれど、おっちょこちょいな私。
電車に忘れ、食事したお店で忘れ、行方不明にしてしまうことが続いてしまったのです。
あの憧れていた人のように日傘を持ち歩ける女性にはなれないのかも、と落ち込みました。
ここ数年は日傘なしで春と夏は過ごしていたのですが・・・
やっと!お気に入りの日傘と出会ったから。
当店でも人気の日傘。ページ上で何度も見ていたし、本当に素敵だなあと思っていて。
どうしても、どうしても欲しくて、数年ぶりに「日傘」を手に入れてしまいました!
私の好きポイントは特にこの2つ◎
褒められるボーダー。
いつも友人と会うとき、「またボーダー?」と言われるほど(ちょっと呆れ気味)、ボーダーを身に付けることが多い私。この日傘で参上すると「そのボーダー柄いいね!」と褒められたのです。
ボーダーって日常にありふれているけれど、このアンキャシェットの日傘には「他にはないボーダーの上品さ」が醸し出されているのかも。
綿麻の素材に馴染むグレー×オフホワイトの「ちょっとかすれた風合い」がその秘密かなと思っています。
留め具と持ち手の個性。
ちなみに私のもとにやってきた日傘は、U字の持ち手の節がしっかり出ていて、バンブーの色味がちょっと濃い目。そんな個性をもった子でした◎
持ち手と留め具は竹で出来ているため、ひとつひとつ雰囲気が異なります。ネットショップなので選ぶことが出来ないけれど、家に届いた日にご対面したとき、
「この子はこんな特徴があるのね~」と妙に愛着が湧いてきました。
私はフッと、高校生の頃の憧れの先輩を思い出し、あることに気付いたんです。
・癖っ毛だから、とそのコンプレックスを前向きにとらえて、似合う髪型を探していたこと。
・いつもカバンの中もキレイにしていたから、みんなと同じような大きなスクールバッグが必要でなかったこと。
・家が人より遠くて歩く距離が長いから、日傘を持っていたこと。
ちゃんとその人らしい、その人が心地よいと思える理由があって、そのスタイルにしたり、アイテムを選んだりしているんですよね。
先輩は高校生の頃からそれをコツコツとやっていたんだなあ。
私のもとにやってきた日傘。届いた日から愛着をもてたその日傘を、ずっと大切に、私らしく持てる人になりたいです。
今回紹介した愛用品
▶ボーダー生地と持ち手にこだわった当店別注!Encachetteの日傘
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