【ご機嫌をつくるモノ】当店のカレンダーを描いた作家さんに聞く「いいもの」を作るために欠かせないもの(小池ふみさん)
編集スタッフ 塩川
写真 クラシコム(1枚目)、小池ふみ(2~4枚目)
毎日の暮らしの中には「よし、がんばろう」ときっかけを必要とする場面がたくさんあります。そんなとき、わたしたちの背中を「ポンっ」と押してくれるのは何だろう?
この連載では様々な方に登場いただき、自分自身を「ご機嫌」にしてくれる道具などをご紹介しています。
今回は当店のオリジナルカレンダーを手がけた、イラストレーター 小池ふみさんに「ご機嫌にお仕事するために、欠かせないモノ」というテーマでお話を伺いました。
「いいもの」を作るために欠かせない
3つの道具
出西窯の「SML別注・モーニングカップ」
いつもそばにある、マグカップ
気持ちを落ち着かせてお仕事をするのに、コーヒーは欠かせないと話す小池さん。仕事中はいつもこのカップで、ミルクたっぷりのカフェオレを楽しんでいるようです。
小池さん:
「どこか懐かしさや温かみを持ちながらも、洗練された雰囲気を纏う。そういったモノに憧れがあるので、いつもそばに置いておきたい、お手本のような存在です。
サイズ感や持ちやすさもちょうどよく、何かをしながら使うのにぴったりなんです。
元々は全部釉薬がかかっているものですが、SMLさんの別注で下の方が焼き締めになっています。この素朴な感じが特に気に入っています」
野田琺瑯の「道具箱」
雑然と片付けても、スッキリみえる
2つ目はシンプルな見た目が気持ちがいい「道具箱」です。つい散らかってしまう画材の整理整頓に重宝しているのだとか。
小池さん:
「絵の仕事が増えてきた頃、永く気に入って使える机周りの道具を探していました。これは使いかけの絵の具やストックなどを、ポンポンと入れるのにぴったりで、見つけたとき嬉しかったです。
雑然と入れても、蓋を閉めればスッキリ!大きさもちょうどよく、欲しい色を探すのも楽なんです。
画材はどうしても汚れるし、ごちゃごちゃと整理がつかないものですが……。これは出し入れもしやすく、汚れたら洗えるのでストレスフリーです」
Suno&Morrisonの「ラグ」
「いいものを作ろう」と、自然に励ましてくれる
最後にご紹介頂いたのは、引越しを機に迎え入れた仕事部屋の「ラグ」です。デザインも素材感も一目惚れだったそう。
小池さん:
「同じ大学の同級生が作っていて、彼女の作る物やものづくりの姿勢を素敵だなと思い購入しました。
作っている人を身近に感じられるのも愛着に繋がり、私も『いいものを作ろう』という気持ちになります。ラグが目に入るたびに、自然と励ましてくれるように感じています。
自宅で洗濯できるコットン100%の素材は、裸足になったとき特に気持ちがいいところも、お気に入りのポイントです」
仕事部屋の景色をつくる、エールを送ってくれるモノ
小池さんは複数の仕事が重なって忙しいときも、一つ一つの絵に向き合えるよう、良い心持ちでいることを意識しているんだとか。
ぬくもりを感じる道具たちは、どこか小池さんの絵の世界観に近いものを感じます。ご機嫌をつくるモノは、ときに自分自身を励まし「いいもの」を作る時間を、そっと支えてくれているようです。
忙しいとき、みなさんの背中を押してくれるものは何でしょう?今日はひとまず手を止めて、身の回りのモノについて考えてみませんか。
イラストレーター 小池ふみ
国内外を問わず主に書籍・広告などで活躍。雑誌『LETTERS』(手紙社)・『リンネル』(宝島社)や、当店の『オリジナルカレンター(完売商品)』など多数のイラストを手がける。
▽小池さんがイラストを担当した書籍は、こちらからご覧いただけます。
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