【23時の、僕とおやつ】焼き菓子とコーヒーのおいしい関係って?フードペアリングについての話。
OYATSUYA SUN 梅澤
こんにちは、OYATSUYA SUNの梅澤です。
寒い日が増えてきてコーヒーや紅茶など、温かい飲み物が沁みる季節になってきましたね。
みなさんのインスタグラムを見ていると、販売しているグラノーラも、ミルクをかけるだけじゃなく、クッキーをつまむようにコーヒーのお供にしてくださってる方もいらっしゃいました。
そんな投稿を見ていて思い出したのが「フードペアリング」という言葉。
あまり馴染みのない言葉かもしれませんが、簡単に言うと、食べ物と飲み物の相性など、別々に食べるよりもおいしくなる素材の組み合わせのことです。
似た香りを組み合わせることでおいしさくっきり
▲キャロットケーキとケニアのコーヒーの組み合わせ。一緒に食べると口の中がエキゾチックな雰囲気になります。
OYATSUYA SUNでフードペアリングというと、真っ先に思い浮かぶのが「焼き菓子」と「コーヒー」の組み合わせです。
例えば、スパイスをたくさん使っているキャロットケーキは、スパイスのような香りを感じることができるアフリカのコーヒー(ケニアやルワンダなど)と一緒に食べると香りや風味を一層感じることができます。
コーヒーと一口に言っても、実は豆の産地によっていろいろな味わいがあります。
特にここ数年は、コーヒーも果実の一種だと捉える向きがあり、苦味ではなく、甘さや酸味にフォーカスしたコーヒーを飲むことができるようになってきました。
産地によって甘さや酸味など味わいが違うので、フルーツを使った焼き菓子と組み合わせることによって、よりわかりやすくおいしく感じられるんです。
質感も大事な要素の一つ
▲しっとりした生地が特徴の「きな粉と黒糖と黒豆のパウンドケーキ」と、クリーミーな「カフェラテ」の組み合わせ。
フードペアリングでもう一つ大切なのが「質感」です。
ケーキが”しっとり”していたり材料に乳製品を多く使っている場合は、ミルクを入れた飲み物と組み合わせると、口の中でミルクがケーキを包んでくれて、お互いが引き立つおいしさを感じられると思います。
飲み物×食べ物だけじゃない、素材同士が引き立てあう組み合わせ
フードペアリング、一見難しそうな言葉ですが、お蕎麦にわさびを入れたり、炒め物に少し香辛料を入れたり、日本酒のおつまみに塩辛を食べたり…と、意識をしていないだけで実は普段の生活で自然とやっていることでもあります。
そして、どんな素材の組み合わせがおいしいか考えて形にするのは、グラノーラづくりでもとても大事にしていることです。
ただいま販売中の「メープルナッツグラノーラ」は、たくさんのナッツを入れているので、その存在感に負けないようにメープルシロップをたっぷり使ってナッツをコーティングしてから混ぜ込んでいます。
同じメープルシロップを使った「メープルグラノーラ」は、レーズンが入っているので、メープルシロップだけでなく香りが強い “メープルシュガー” を加えて、ドライフルーツの風味を引き立てるようにしています。
食べ比べるとやっと違いがわかるかも……?というくらいの細かいところなのですが、素材の良さを引き立てるにはどうしたらいいのか試行錯誤しながらつくっています。
そんなメープルグラノーラが本日より再販スタートします!
メープルナッツグラノーラも残りわずかですので、ぜひ食べ比べて違いを楽しんでみてください!
▼クッキーのようにおやつとしてそのままつまむのもおすすめです!メープル”ナッツ”グラノーラも販売中!
▼OYATSUYA SUNの公式インスタグラムでは、コラムには書かなかった裏話や工房の様子などを毎日更新しています。こちらもぜひご覧ください!
感想を送る
本日の編集部recommends!
小さな不調のケアに
手間なくハーブを取り入れられる、天然エッセンシャルオイル配合の「バスソルト」を使ってみました【SPONSORED】
【11/26(火)10:00AMまで】ニットフェア開催中です!
ベストやプリーツスカートなど、人気アイテムが対象に。ぜひこの機会をご利用ください♩
お買い物をしてくださった方全員に「クラシ手帳2025」をプレゼント!
今年のデザインは、鮮やかなグリーンカラー。ささやかに元気をくれるカモミールを描きました。
【動画】北欧をひとさじ・秋
照明ひとつでムード高まる。森百合子さんの、おうち時間を豊かにする習慣(後編)