【23時の、僕とおやつ】つまづきから始まった開発秘話。クランベリーとホワイトチョコのケーキが発売
OYATSUYA SUN 梅澤
こんにちは、OYATSUYA SUNの梅澤です。
最近、通勤の道すがら桜の木が色づき始めたのに気づき、春の訪れを感じています。(とは言っても、まだまだ朝と夜は寒いですよね…)
OYATSUYA SUNのラインナップも徐々に春モードへシフトしはじめるタイミングで、今週は「クランベリーとホワイトチョコのケーキ」を焼きました。
はじめに作ったケーキは焼きあがる前から……
これは元々、僕らがクランベリーの酸味を気に入って「この甘酸っぱさを生かしたい!」と開発しはじめたケーキでした。
まずはケーキのベースとなるレシピを選び、クランベリーの酸味を生かす素材としてホワイトチョコを入れて、最初の試作をさっと焼いてみました。
ところが、焼いている途中から何やら不穏な気配が。
オーブンから今までケーキを焼いていた時には嗅いだことのない、強烈な甘い香りが漂ってきたんです。
焼きあがった試作品を食べてみると、案の定、頭痛がしそうなほどの甘さ。
生産責任者の菅野は「逃げ道がないくらい甘かった。甘すぎて腰が砕けそうだった」と当時を振り返って言っています(笑)
原因は、生地にしっとりさを出そうとして使った「蜂蜜」と、生地に溶かして混ぜ込んだ「ホワイトチョコレート」の量が多すぎることでした。
当初思い描いていたクランベリーの甘酸っぱさは全く感じられず、ただただ甘いケーキが出来上がってしまったんです。
この失敗から、蜂蜜の量は半分以下に、ホワイトチョコを溶かし込むのはやめて、アクセントになるようチップを混ぜることに。
なんども試行錯誤を繰り返し、思い描いていたようなクランベリーの甘酸っぱさと、しっとりした食感を楽しめるケーキに生まれ変わりました。
ここまでの失敗はなかなかないのですが、一つの商品を作るのにも、案外こうした試行錯誤が多く、その度に大笑いしながら改良を重ねています。
今週はそんな、大失敗を乗り越えて焼き上げた「クランベリーとホワイトチョコのケーキ」を皆様にお届けします。
ホワイトデーも近いので贈りものにもぜひどうぞ。
同時に、今季最後の「オレンジピールとホワイトチョコのグラノーラ」も販売しています。
冬の定番としてお出ししていたこちらのグラノーラも、おかげさまでご好評のうちに今季は販売終了です。
ぜひケーキと合わせてお楽しみください◎
▼甘酸っぱさがキュンとくる「クランベリーとホワイとチョコのケーキ」今日から販売スタートです!
▼瓶に入って再登場!ほろ苦さと上品な甘さが嬉しいココアグラノーラです!
▼OYATSUYA SUNの公式インスタグラムでは、コラムには書かなかった裏話や工房の様子などを毎日更新しています。こちらもぜひご覧ください!
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