【料理家さんの定番レシピ】第8話:肌寒い日に。身体を温める、にゅうめんのレシピ

編集スタッフ 奥村

秋になると余りがちな、乾麺のそうめん・そば。アレンジレシピを、料理家のフルタヨウコさんに伺っています。

涼しくなってきたこの頃。今回は、疲れた胃にもやさしい、「卵とじにゅうめん」のレシピです。

調理時間はたった5分!遅く帰った日の夜食や、忙しい朝食にもおすすめ。ぜひお試しくださいね。

 

材料(1人分)

そうめん…100g(1人分)
卵…1個
わけぎ…3本
めんつゆ(かけつゆ程度の濃さ)…2カップ
酒…大さじ1
しょうゆ…少々
ごま油…小さじ1

 

下準備


・卵をボウルに溶いておく。
・わけぎを小口切りにしておく。

 

01:鍋に調味料を入れ、ひと煮立ちさせる

フルタさん:
「鍋にめんつゆと酒を入れ、煮立ったところでそうめんを入れます。

そうめんは、煮立ったら早めに入れてください。火にかけたまま時間が経つと、水分が蒸発してつゆの味が濃くなってしまいます。

もしもうっかり時間が経ってしまい、味が濃そうだったら、少し水を足して調節するといいですよ」

 

02:1分間、煮る

フルタさん:
「あとから卵とじにする際も火を通すので、めんのゆで時間は1分でOK。

菜箸でほぐしながら、つゆとよくからめます」

 

03:溶き卵を流し入れる

フルタさん:
「再び鍋が沸騰してきたタイミングで、溶き卵を少しずつ回し入れます。

菜箸にボウルのふちをあてて、卵液を伝わせながら流し込むと、均等に注げますよ」

 

04:火を止め、しょうゆを加える

フルタさん:
「溶き卵を全て流し入れたら火を止め、風味づけにしょうゆを加えます。味見をして、塩気が足りなければしょうゆを少々、濃かったらお湯を加えて調節してください」

フルタさん:
「器に盛り、ごま油をたらし、わけぎを散らせばできあがり。

お好みでにらをそうめんと一緒に茹でたり、すりおろした生姜や白ごまをトッピングしてもおいしいですよ」

 

フルタさん:
「時間が経つとめんがつゆを吸って、味が濃くなってしまうので、出来立てを早めに食べるようにしてくださいね。

風邪を引いたときにもぴったりの、やさしい味わい。これからの時期、ぜひ作ってみてください」

 

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yoko

フルタヨウコ(料理家)

デザイン関係の企画編集、執筆、写真を手がける一方で、ケータリングを開始。オリジナルジャム制作の他に料理やイベント出店なども行う。現在はKURASHI&Trips JAM LABORATORYでのジャムプロデュースを務める。http://home-home.jp

 

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